普通列車乗り放題・秋の乗り放題パスで中央本線・北九州・西九州・名鉄①

ひとり旅

一日目・中央本線 名古屋から東京へ

2021年10月19日から3日間、秋の乗り放題パスを駆使して旅行してきました。
いつものようにかなり破天荒なルートを取っているので、呆れながらお付き合いいただければ幸いです。
秋の乗り放題パスは秋版の青春18きっぷといったものですが、
・一人で連続した3日間でしか使えない。
・7850円と若干青春18きっぷより高め。
といった違いで、それ以外は青春18きっぷと同じ効力なのでそちらの行程作成の参考にもなります。

東海道本線を浜松より西進、名古屋駅で帰り用に名鉄株主券を購入

初日は夜が東京/錦糸町でのライブでしたので、中央本線で名古屋から乗り通してみようということで、途中に篠ノ井線の松本まで足を延ばすのと、高尾から先は状況次第ということにしました。

浜松6:23発は豊橋での快速への乗り換えわずか3分!

自宅から駅まで徒歩でおおよそ20分。
6:23発の普通列車は211系の6両と思ったら前の3両には313系がきたのでトイレの心配がなくなりました。平日なので通勤通学の人が思った以上にゾロゾロと下車していきます。
徐々に空も明るくなってきました。
新所原、二川と豊橋に通勤する人が多く乗ってきて豊橋駅7番線に6:56に到着します。
次の快速列車は8番線から発車するので、ホームの反対側に止まっています。
8両ありますが、半分近くの座席が埋まっているので、駈け込んだら最初にここだ!と思ったところに即座に座らないと窓側キープできないとかの悲劇になります。
名古屋まで1時間ほど、どんどん混雑してくるのもあって少々到着は遅れますがこれは想定内。概ね3分遅れの8:00に到着します。

名古屋駅 伊神切手社エスカ店の自販機へ 名鉄株主優待券が850円だった!

名古屋駅では、最終日に中部国際空港からの帰りに使う名鉄の乗車券に充てるための株主優待券を購入します。あらかじめネットで調べてみると豊橋駅近くの金券ショップでは1000円前後ですが、名古屋駅近くでは900円前後のようなので、目星をつけたお店の自販機で購入してみるつもりです。
値段はその時々で上下動するので最新の情報をゲットしていくのと、時には売り切れも覚悟しておくことも必要です。

 

この時買ったのは”招待乗車証”でした。
違いとしては、有効期限が1年あるということでしょうか。
この時はまだ値崩れしていたようで850円で買えたので、
平日ならば名古屋と豊橋の往復割引きっぷよりも安く行ける
値段だったということですね。
有効期限も長かったので今回使う1枚ともう1枚足して購入
しました。
伊神切手社エスカ店は新幹線出口(太閤口)から地下に降りてすぐと便利です。

中央本線、313系8000番台で悠々と移動

名古屋8:21発の普通列車で高蔵寺駅まで

再び名古屋駅に戻り、中央本線のホームへと上がります。
8:30発の快速中津川行きに乗れば乗り換えなしで行けますが、少しでも混雑度を避けるべく8:21発の普通高蔵寺行きに乗ります。これならば終点の高蔵寺で先述の快速にすぐ接続します。

この車両を選んだ理由はもう1つあって、大阪寄りの車両3両が313系の8000番台という、かつて座席指定券を必要としたセントラルライナー用の若干いい車両にあたるためです。

運用については、”JR東海新ダイヤ&運用情報”のサイトを参考にさせていただきました。

青春18きっぷを使う時に東海道本線や中央本線の運用が参考になります。
特に浜松は3両運用が多いので、なるべく両数が多い車両に乗って着席チャンスを増やしたいですし、長時間トイレ無しの編成にあたるのもつらいので必ず調べるようにしています。
無事にクロスシートの窓側に座りながら高蔵寺へ向かいます。

高蔵寺から3分の乗り換えで快速に乗るはずが・・・?

高蔵寺の乗り換えが階段を挟んでだったのでちょっと慌てましたが、急いで移動して間に合いました。
が、流れる放送は予想だにしていない内容でした。

只今この先の高蔵寺~定光寺間において列車に異音を検知したため安全確認を行っています。作業が終了するまで今しばらくお待ちください。なお、現時点では再開見込みは立っていません。

冗談でしょ?!といったところですが、まぁ10分くらいかな?と思いながら待っていると、10両編成の快速列車が入線してきました。思ったより早かったので良かった~と思ったら、とりあえず名古屋から高蔵寺までの折り返し運転をさせるためだったようで、車内でお待ちくださいという状態でした。
予定では中津川に9:46着。その後10:00発の普通列車に乗り換えるつもりなので、多少待ってくれるにしても30分遅れくらいだろうなと思いつつ待つと、ほぼ30分遅れでようやく高蔵寺駅を発車します。
この列車も後ろ6両が313系8000番台なのでそちらでくつろいでいきました。

30分遅れで中津川に到着、普通列車の松本行きとも無事に接続

定光寺までの間に件の異音検知区間を超徐行で通過します。一両ずつ加速→惰性で通過を10回繰り返していき、多治見到着の時点で遅れは35分に。
すぐ後ろに特急しなの号もいるようですが、この列車との接続の関係もあるせいか待避せずに走っています。結局中津川には35分遅れ(10:21)での到着となり、JR東海の列車走行位置を確認すると、中津川を10:00に出る普通列車が行方不明扱いです。車内での乗り換え案内も無かったので出たとこ勝負なのか?
すぐに後続のしなの号(9:53発予定)がやってきましたが、秋の乗り放題パスでは全額別払いになるので見送り。
確信をもって見送ったのは、中津川駅の先のほうに3両の普通列車が待避線へと入っていくのを確認したためです。
中津川駅は3番ホームまでしかなく、1番線は塩尻方面からの当駅止まりの列車が来るので使えない、2番線は件の快速が止まって折り返し名古屋行きになるので使えない。3番線は特急がくるので使えない。つまり3番線の特急が出てから待避線を通って入線してくるので、アプリの走行位置にも出ていなかったのだろうと推測できました。
予想通り、しなの号が出たあとに211系3両の松本行きが入線してきました。

30分遅れで出発、この後の予定組みでやきもき

中津川駅を30分遅れの10:30に発車。ただこの先は単線による行き違いが増えることもあり、運が良ければ少し詰まるし、悪ければさらに拡大することもあります。
このあとは松本に行けなければ、塩尻で12:49発の小淵沢行きに乗ればよいので、所定時刻から56分の余裕がありますが、松本駅の構内放送を聴きたいのも目的だったので何とかしたいところ。
松本に12:45くらいに着けば、12:56発の普通飯田行きに乗り、塩尻から小淵沢まであずさ号を使えば特急料金も50KM以内で安くおさまるだろうということで、松本まで行くことにします。
気分も落ち着いてきたので、空いた車内(ロングシートですが)で上松の寝覚ノ床を見たりしながら進んでいきます。奈良井を過ぎればひと山越えた感じで塩尻に向けて快走していきます。

松本駅は9分遅れで到着、しかし・・・

塩尻駅では14分停車を1分停車になるなど、なんやかんやで遅れを取り戻しながら松本駅には9分遅れの12:32に到着しました。
実はこの直後に同時刻発の小淵沢行きが発車したのですが、この時点では12:56発の飯田行きに乗ればいいというつもりでした。
しかし、見落としていました。この列車は飯田線直通の飯田行きであることを。
この時点では飯田線の辰野と伊那新町の間が大雨の影響で運休しており、この列車も運転中止となっていたのです。
つまり、13:10発のあずさ号に乗るしか小淵沢へは目的時間通りに行けません。
あきらめよく小淵沢までの特急券と乗車券を購入し、おやきの昼食を食べていきます。
松本電鉄上高地線も同様に一部不通の為列車はホームに足止めです。

やむを得ず、あずさ号に小淵沢まで乗車

ちょっと手痛い出費ではありましたが、松本駅での上野おばさんの放送も聴けたので満足です。
たださきほどの松本電鉄上高地線の乗換案内テープが流れたりとか放送にかぶさることが多かったのが残念ではありました。
9両編成のあずさ号は20%くらいの乗車率で小淵沢まで向かいます。

小淵沢から普通高尾行きに

小淵沢には13:52に到着し、構内の展望台から八ヶ岳を眺めたりしたのち、14:07発の高尾行き普通列車に乗ります。6両編成でボックス車両が付いているのでボックス席に座ります。
韮崎あたりから甲府方面に向かう人が乗り、甲府で入れ替えがあって今度は主に高校生が乗ってきて塩山あたりまで賑やかになります。
途中で短い貨物列車とすれ違いましたが、その直後から三脚と大型のカメラを持った人がちょこちょこと乗ってきたので、恐らくそれの撮影かなんかだったのでしょうか。
四方津で特急に抜かれたりしながらも遅れることもなく定刻に高尾駅に入ります。

高尾では1分ですぐ横の特快に接続、三鷹まで

乗換案内には到着ホームが書いてなかったものの、後続列車との兼ね合いから1分後の中央特快につながると思っていました。案の定乗り換え放送でも隣ホームからすぐの連絡と言ったのでダッシュして着席することができました。
これで三鷹に向かいます。もうラッシュタイムに入っているので、2分間隔で続々ときますね。

三鷹始発の東西線直通津田沼行きで船橋まで

三鷹からは17:08発、当駅始発の総武線各駅停車、快速津田沼行きに乗車します。
???ですよね、各駅停車なのに快速?
実は17:05発の総武線各駅停車、各駅停車津田沼行きに乗ると津田沼には18:22に着きますが、17:08発に乗ると18;17に着きます。この2つ、経路が異なっていて、
17:05発は中央線、総武線を新宿、御茶ノ水、両国と進んで津田沼に向かいますが、
17:08発は中央線の中野から地下鉄東西線に入って快速となり、西船橋で再び総武線に戻って各駅停車となるんですね。
運賃計算上は、途中下車せずに中野から船橋以東ならどちらに乗車しても総武線経由の計算になるなど、細かな点は気にせず乗れると踏んで乗車してみました。
さすがに高田馬場あたりからラッシュになりましたけど、東西線が地上に出るあたりから落ち着いてきました。西船橋では東京メトロのホームでしたが、出発すると転線して総武線各駅停車の線路に入って船橋に着きます。

船橋から総武快速線で錦糸町へ

船橋は総武線快速が停まるので、折り返して錦糸町へと向かいます。
都心からのラッシュに比べれば緩いので立席ではあったものの余裕をもちながら着きました。

錦糸町のライブハウスヒューズボックスでミザル―のライブ

せっかくの東京なので、いつものようにライブハウスで楽しんでいきます。
ちょうどオールディーズバンドが出演するヒューズボックスへ。

この日はオールディーズバンドのミザル―

すっかりお馴染みになったミザル―のステージ。男性ボーカルのダイスケさんは岡山、仙台ケントスから、女性ボーカルのマキさんは福井で歌いだした頃や京都アメリカングラフィティーズから見てきていてホントに成長したなあと感じます。
ダイスケさんはスカーフェイスで、マキさんはハンプティダンプティでもボーカルをつとめています。
この時はまだ2回ステージとあっという間でしたけど、4ヶ月ぶりにライブステージを楽しめました。

宿泊先の蒲田まで移動

総武快速線で品川まで

だいぶ人通りが戻ってきた感のある東京ですが、通勤ラッシュ帯から飲み帯に入ると平日はまだまだといった感じでした。総武線快速に乗る人もそんなに多い感じではなかったですね。
これで品川まで向かいます。

京浜東北線で蒲田まで

最後は京浜東北線で蒲田に向かいますが、こちらも多少飲んでる人がいるくらいかな?という感じ。明らかに人の量は減っていますからもみくちゃになる心配はなかったです。
蒲田駅で降りて東口にある宿へと向かいましたが、やはり22時過ぎくらいの割には歩いてる人が少なかったですね。

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