2日目はサンキューちばフリーパスで乗車可能な私鉄を中心に
前日のサンキューちばフリーパス1日目はこちら!
JR
千葉5:20→津田沼5:36(総武線各駅停車)
この日のルート組みで悩んだのは、本数の少ない小湊鉄道といすみ鉄道を組み込むことでした。
おまけにいすみ鉄道のキハ52は土曜日のみ運転(2024年5月4日以後は運用から外れる予定)ということも分かり、結果的に早く起きることに。幸いなのは2泊とも同じ場所にしたので多少荷物がラクになること。
というわけで、総武線の各駅停車で津田沼へと向かいます。快速列車の時間が合わない場合はこういうことがよくあります。
【別料金】新京成電鉄 新津田沼→新鎌ヶ谷
津田沼から新津田沼まで歩く
津田沼駅から新津田沼駅までまだ真っ暗な空を見ながら歩いていきます。
幸い風がないので冷たさはあまり感じません。
しばらく歩いていくと新津田沼駅へ続きエスカレーターが見えてきました。
新津田沼5:46→新鎌ヶ谷6:06
新京成電鉄はサンキューちばフリーパスでは利用できないので、別払いで乗車します。
最初ホームを間違えて大焦りで戻って事なきを得ました。
意外と乗っている人が多く、徐々に降りていくので夜勤帰りとかなんでしょうか。こまめに停車していきます。
北総鉄道へ
自動改札は通れないので、有人改札を通る必要あり
北総鉄道の内、千葉県内にある印旛日本医大~矢切間はサンキューちばフリーパスで乗車することができます。印旛日本医大~成田空港の間は、別会社の成田スカイアクセス線となるので同じ千葉県であっても乗車できません。
自動改札機が通れるかと思いましたが、このきっぷで北総鉄道の自動改札機は通れません。
有人改札を通ることになります。
新鎌ヶ谷6:12→東松戸6:17
新鎌ヶ谷の高架を上がっていくと東の空が徐々に明るくなってきました。
土曜日の朝ということもあり、通勤客がほどほどに乗車しています。
大町・松飛台に停車して東松戸に到着、ここから再びJRに戻ります。
武蔵野線へ
東松戸6:31→新松戸6:38
武蔵野線に乗り換えるとすっかり東の空が明けています。
府中本町行きは209系、通勤通学客をたくさん乗せていました。
先ほど乗っていた新京成に乗り続けていると連絡駅となっていた新八柱を通ると新松戸に到着します。
常磐線に乗り換える人を横目に自分は改札を通っていきます。
流鉄を往復
幸谷6:48→平和台6:56
新松戸駅と流鉄の幸谷駅は目と鼻の先にあります。名前が違うので気づきにくいですが、乗り換え案内でも出てきます。
流鉄の駅は有人駅なので改札はきっぷを見せることで通過できました。
ほどなく馬橋を出た直線から2両編成の電車がやってきます。
ここからは駅間が短くなり、次の小金城趾駅で反対からの列車と行き違いを行ったあと、鰭ヶ崎に停車し、流山駅の1つ手前にある平和台で下車します。
流山駅まで歩く
先ほどの電車は流山駅で2分停車したのち折り返してくるので、歩いている最中に写真におさめます。
東口に向かって歩いていくと歩道橋を渡ることになるので、途中で西側に渡って駅前へと歩きます。
流山7:15→馬橋7:27
ほどなくして次の電車がきました。
駅を観察してみると、雰囲気や表示板に昭和を感じます。
常磐線乗り換えをしていくと思われる人が乗ってきて、幸谷駅で半数ほどが下りてJR新松戸駅方向に向かっていきます。
今度は馬橋まで乗車。改札口で乗車券を見せて乗り換えします。
JR常磐線・成田線・総武本線・外房線
馬橋7:35→我孫子7:51
馬橋からは小田急線から直通の我孫子行き15両に乗車します。
武蔵野線に乗り換える人が下車して空席も少しできたところへ乗ります。
先ほど降りた新松戸駅を過ぎて、北小金、南柏、柏、北柏と停車していき終点我孫子です。
我孫子7:54→成田8:34
我孫子では上野からの快速電車が15両から10両になる5分停車の車両に乗り換えます。
まだまだ混雑して通勤通学路線ではありますが、我孫子~成田の支線区間は単線です。しかしそれを感じさせないくらい多い行き違いが見られます。
成田8:36→千葉9:12
成田駅に到着すると隣のホームに入っている普通千葉行きに乗り換えます。6両編成で、既に沢山のお客様が乗車しています。
2分の乗り換えなのですぐに発車となります。
酒々井に停車し、佐倉が近づいてくると総武本線のレールを特急しおさい6号が並走してきました。
佐倉でしおさい6号が先発し、6分ほど停車したのちに発車していきます。途中駅ではどんどん人が乗ってきて相当混雑してくる中、千葉駅に到着します。
千葉9:16→大網9:42
千葉駅で余裕ぶっこいていたら、本来だと乗り遅れていたはずの外房線経由成東行きが他の遅れた列車の接続待ちをしていたので辛うじて乗り込みます。
209系の6両編成もずっと乗り続けているのでだんだんどちらの方向に乗車しているのか感覚がマヒしてきますが、東金線連絡のホームに滑り込んで忘れずに下車します。編成の後ろにいたので、外房線への乗り換えは多少楽になります。
大網9:49→大原10:14 わかしお3号
大網から大原までは255系9両編成の特急わかしお3号に乗車します。
サンキューちばフリーパスはフリー区間であれば特急券を購入することで乗車可能です。
自由席は前側の4両で8号車に乗車しました。
茂原、上総一ノ宮と停車して大原まで34.3km、25分と短い乗車時間でしたが、ひと息つけました。
いすみ鉄道
大原10:24→大多喜10:56
改札を出て、いすみ鉄道の売店を通りながら乗り換えをします。
待っているのは黄色いレールバス1両いすみ350型。だいぶ座席も埋まっています。この列車は横のサボは上総中野を示していますが、正面の行先が示すように大多喜行きです。
恐らく大多数の乗客は乗り換えるんだろうなという感じ。沿線にはカメラを構えている人も多くみられるので、狙いはアレだと思います。
のんびりと走りながら国吉駅で反対列車と待ち合わせ。このあたりからようやく速度を出しはじめて大多喜に到着します。
キハ52
反対列車の大原行きが発車し、団体列車がそのあとに隣のホームへ入線してきてから、皆さんお目当てのキハ52が入線してきます。
元々はJR大糸線で使われていた車両で、土曜日に大多喜と大原の間で急行運転を行い、大多喜と上総中野の間では普通列車として運転になります。
急行料金が必要な区間においてはサンキューちばフリーパスでは急行料金が必要です。
乗車までの間、ホームではお菓子やグッズ類の販売が精力的に行われます。
大多喜11:18→総元11:31
満員になって大多喜を発車するとアルプスの牧場のオルゴールが流れて肉声のアナウンスが行われます。車内は大糸線の状態のまま残っているものが多くあります。川を渡る際に大多喜城がチラリと見られました。
ほぼほぼの乗客は往復するのでしょうけど、あえて途中の総元で下車してみました。
白たけのこ料理をいただきに
この大多喜地区は白たけのこの名産地という情報を得て、その名も「郷土料理たけのこ」さんに足を伸ばしてたけのこ御膳(税込4,500円.2024年1月時点)をいただいてきました。
想像以上にボリュームがあるので、今回私がやったようなパターンですと後半相当に慌てると思うので、列車から列車まで1時間半くらいは余裕を持つことをお勧めします。
旬は3月から5月とのことです。
たけのこ御膳
ホントにタケノコずくしで、他も野菜ずくしと肉食な自分で大丈夫だろうか?と不安になるくらいですが、これが不思議とどれも美味しいです。特に苦手なはずの大根が美味しく感じました。
焼きタケノコ、鶏の唐揚げと見間違えるような唐揚げや野菜の天ぷら、ステーキ、たけのこご飯にタケノコ入りの味噌汁と一年分のタケノコを消費した気分になりました。
総元12:34→上総中野12:43
辛うじて後続列車に間に合って、上総中野を目指します。色合いはキハ52系と似ていますが、中身はレールバスで天竜浜名湖鉄道にも同様のキハ20塗装車があります。
途中、一時期大雨による土砂崩れで通行止めになった区間を通ると修復区間がありありと分かります。
上総中野に到着すると、ちょうど小湊鉄道からも列車が到着して相互に乗り換えていきます。
小湊鉄道
上総中野12:51→五井14:05
あまり乗り換える人は多くないようで、2両編成の古びたディーゼルカーはキハ52と同様にDMH17型のエンジン音を響かせて走り出します。
2024年1月時点では、養老渓谷あるいは里見から上総中野間は平日のみ運行になっているので、これも今回の計画を組む際に悩まされました。最初は金曜日に乗る予定だったので、慌てて組み替えることになりました。
車掌さんがきっぷのチェックを行い、終点前にはアルプスの牧場が流れたりと、わざわざいすみ鉄道に乗らなくても小湊鉄道がレトロ感満載なんだなとあらためて認識しました。
JR内房線、京葉線
五井に到着し、少し遅れて入ってきた千葉行きに乗り込み、蘇我まで先着します。
駅構内でひと息入れたのち、京葉線の快速列車で海浜幕張まで各駅に停車していき、海浜幕張始発の普通列車に乗り換えて舞浜まで移動します。
いずれにしても舞浜へ向かう人が続々と乗車してきます。
五井14:06→蘇我14:17
蘇我14:35→海浜幕張14:47(京葉線快速・海浜幕張まで各駅停車)
海浜幕張14:49→舞浜15:10
【別料金】ディズニーリゾートライン
ゲートウェイステーションからループ線を一周 15:20→15:32
舞浜駅に着くと多くの人がディズニーリゾートへと向かっていきます。
4年ちょっとぶりになりますが、ディズニーリゾートラインに乗車してみました。
ここは6分間隔くらいで列車が循環しているので正式な時刻表がありません。
時間帯的には空いているようで、子供連れが賑やかではありますが空席が見られます。
外側から見るディズニーの世界もその大きさや時には裏の様子が見られるので面白いです。
ただこの時は260円だった料金も2024年3月16日からは300円に値上がりとなります。
JR京葉線、【別料金】りんかい線、ゆりかもめ
舞浜15:37→新木場15:43(京葉線快速)
新木場15:46→国際展示場15:50(りんかい線)
舞浜の先は東京都になるので、ここからは通常に切符を買っての移動になります。
京葉線快速で新木場に移動し、りんかい線で国際展示場まで移動してみます。国際展示場から有明駅まで歩いてみると、思ったよりは近かったです。
ゆりかもめは東京ビッグサイト駅のほうが近いのかなと思っていたのですが、展示場の北と南という位置関係になるので、添乗上の東になる有明駅のほうが見かけ上目と鼻の先になりました。
実際は慣れないと5分くらいかかります。
有明15:56→新豊洲16:01(ゆりかもめ)
ゆりかもめの列車が途中駅で4分ほど遅れてきたので、少々待つことになりました。
それほど混んでなかったので市場前、新豊洲と様子を眺めながら停車していきます。
チームラボプラネッツを見学~ライブハウスヒューズボックス
チームラボプラネッツ
事前に16:00~で予約していたチームラボプラネッツへ。
外国人ばかりがズラッと列をなしていて、順番に入場となります。
16:20頃に中に入り、荷物はロッカーに入れて、靴下を脱いでズボンのすそを膝くらいまで上げて中へと入ります。
迷路みたいな感じで、不思議な感覚を味わいました。
ヒューズボックス
夜は錦糸町のライブハウスヒューズボックスへ。
この日はオールディーズガールズバンドというスペシャルデーでしたので、演者さんが全て女性という珍しい組み合わせでした。
錦糸町23:03→千葉23:34
ライブは19:30,20:40,21:50からの3ステージを満喫して、帰り道は千葉県の市川までは切符を購入し(ICカードだと降りて精算せねばならないので面倒)おまけに踊りつかれたこともあり、グリーン車を奮発しました。快速佐倉行きに乗車して、寝落ちしないように注意しながらホテルへ戻ります。
翌日1/28は名古屋へ
当初の予定を遅らせて成田エクスプレスで品川へ
翌日は6時50分発のしおさい号で東京に出る予定でしたが、さすがに疲労感がハンパなかったので、2時間ほど遅らせていきます。えきねっとのチケットレス特急券だったので、何度でも変更が利くのが大きいです。
新幹線は早割で取っていましたが、背に腹は代えられないので、通常料金での購入で時間を遅くすることにします。
千葉8:50→品川9:30 成田エクスプレス4号
12両編成の成田エクスプレスで品川に向かいます。
実はこの乗車中、ほぼ震源域を通過している最中に最大震度4の地震が起きていました。
少々減速した感じがあったのはそのためだったようです。
品川9:40→名古屋11:14 ひかり637号
品川に到着して新幹線を待っている間にそのことに気がついて、どうやら7分前後遅れているようです。
このひかり号は小田原停車したあとは名古屋までノンストップで、小田原での追い抜きもないのでほぼのぞみと同じ時間で走り抜けてくれるため、のぞみ特急料金が節約できます。
名古屋11:25→新栄町11:32 東山線
阿部静華さんのバースデーワンマンライブ
いろいろありながらも応援始めてから早9年
この日は新栄町のハートランドでのシンガーソングライター阿部静華さんのバースデーワンマンライブです。
2014年の年末に初めて見てからはや9年。相当数の歌い手さんが生まれて消えていく中で生き残って成長した姿を見せてくれている稀有な存在です。
変化を怖がらずにチャレンジして、ピンチをチャンスに変えてモノにする生き様に影響を受けた一人でもあります。