02/12 一畑電車と木次線・芸備線東区間

ひとり旅

早起きして出雲大社参りもしようと算段する

一畑電車はフリーきっぷではなく各区間ごとに購入

前日の雨も上がり、予定よりも早い出発で出雲大社を巡るルートを昨日の内に定めました。
一畑電車のフリーきっぷは片道的な利用だとモトが取れないので、今回は各区間ごとにきっぷを購入していきます。

松江しんじ湖温泉6:19→川跡7:07

始発の電車に乗り込んでいきます。きっぷはカードでの購入もできるなどこじんまりしている中でも設備は整っていました。
元京王の車両に乗り込んでいきます。徐々に夜が明けていくのを感じながら、一畑口で列車の向きが反対になって川跡に向かいます。宍道湖は国道431号線のほうが近くを通るので少々遠めに見る感じでした。

川跡7:11→出雲大社前7:22

出雲大社前行きは前面が食パンのように切られたような車両でした。
2両編成なのでだいぶ空いています。11分ほどでほどなく出雲大社前に到着。

駆け足で出雲大社参り

急いで出雲大社へと歩いていき、参拝を済ませてきました。
往復で37分しか猶予がないですし、おみくじもまだやっていないなど不便なところはありますが、何とか回ることができました。

出雲大社前7:59→川跡8:10

何とか出雲大社前駅に戻ってきて川跡行きに乗車。さきほど乗った出雲大社前行きが再度折り返しになるようです。遥か遠くに大山を眺めつつ、電鉄出雲市方面からの電車と並行しながら川跡へ到着します。

川跡8:12→電鉄出雲市8:21

川跡からは電鉄出雲市行きに乗り換えます。イベント用にも使われる車両で座席が景色を堪能できるようになっていて、少々個室っぽい作りでした。ほどなく高架の電鉄出雲市駅に到着。JR駅までは少し歩くので雨が降ると少々つらいですね。

JRの一筆書き風きっぷで帰路へ

ここからは事前に購入しておいた少々経路の複雑なきっぷを使って行き来をします。

出雲市8:39→宍道8:58

出雲市からは普通米子行きに乗車。キハ127系の2両編成で、加速度も良いしキハ40系列と比べればこちらのほうが好みですね。途中駅で特急列車とすれ違いをしながら宍道駅に到着します。

宍道9:09→木次9:43

木次行きに乗車したのはわずか3名ほど。逆に意外すぎるほど乗車する人がいないんだなと思いました。
つまり、接続の良いのが日中に1本あるだけなので、そこに集中するのだなということ。
このルートであれば、亀嵩のそばもゆっくりと食べられるので、むしろおススメといえそうです。
終点木次の駅名標が思い切り若者向けのようなデザインになっていました。
ここは近くにスーパーがあるので待ち時間に買い出しをするのも良いでしょう。

木次10:08→亀嵩11:01

木次駅からの列車はさきほどの列車が引き続き担当となります。
直前におばさん5人組が乗り込んできたので少々賑やかな車内になりました。
徐々に雪の量が増えてくるのが分かります。そして駅舎がどこも古いです。

亀嵩駅のそばをいただく

列車は出雲横田止まりで、出雲三成で自分以外全員降車してしまったので、自分一人になりました。
亀嵩駅に到着すると、車でやってきた人が既に食べている様子が見られます。
ここでは事前予約しておくとそば弁当を購入することができて、車内で食べるのもあるのですが、あえて下車して温かいそばでも食べようと思います。

珍しい釜揚げそば

釜揚げそば(860円)とおにぎり(150円)を注文。

出てきた釜揚げそば、釜揚げうどんはつゆが別になっていて、つゆにつけていただくのですが、釜揚げそばはつゆをそのまま丼に入れて濃さを変えながらいただくというものらしいです。
さすがにそば湯も入った状態なので、面倒ですがそばをすくって、そこにつゆをちょっとかけて食べてみたりしながら、結局はそば湯も堪能しました。
おにぎりはこのあたりで取れる仁多米を使ったものだそうですが、シンプルに美味しかったです。

コミュニティバスで出雲三成駅へ 

あらかじめ調べておいたコミュニティバスが時間通りにやってきました。10人乗りのマイクロで乗客は誰もいませんでした。病院を経由して出雲三成駅まですいすいと走っていきます。このあたりの国道はしっかり整備されていて道幅も広いです。

出雲三成12:28→備後落合14:33

出雲三成と亀嵩の間は再度乗車となるので新たに切符を購入します。駅の簡易販売所があるので声をかければ対応してくれます。野菜や生活必需品、お弁当の販売を行っているので、いざとなれば昼食も手に入ります。

やってきたのは2両編成でしたが、出雲横田で後ろの車両が切り離しとなって折り返し列車に使われるようです。出雲大社のような立派なしめ縄で飾られた駅舎の出雲横田駅でした。

さらに勾配を登っていき、あたり一面すっかり雪景色に変わります。

三段スイッチバック

出雲坂根駅では18分ほど停車するので延命水を飲みに行ったりしながら駅の外観を見ていきます。
まずは進行方向を逆にして急坂を登っていき、ほどなく進んだところでポイントを覆うトンネルをくぐりぬけて停止。ポイントを切り替え、進行方向を元に戻してさらに登っていきます。

おろちループ

三段スイッチバックを抜けてしばらく木々に囲まれた区間を走っていくと、突然右側が開けて、おろちループ橋と三井野大橋の赤いトラスが目に飛び込んできます。
遥か遠くから超望遠レンズで撮影している人も見られました。橋が見えなくなるとほどなく標高最高地点にある三井野原駅に到着、ここからは一気の下り坂になり、国道314号線と並行しながら走っていき備後落合駅に到着します。

備後落合14:36→新見16:02

備後落合にはなぜか撮り鉄な人が多くいるのですが、車で来ている人もいるようでそれだけ列車での移動では不便なのでしょうか。
この時間帯は折り返しとなる木次線、芸備線は新見方面と三次方面と3本の列車が揃う珍しい時間帯ともいえます。

何しろ備後落合から新見に向かう列車は1日にたったの3本しかありません。
6時台は備後落合に泊まらない限り無理で、20時台は新見に着くと岡山方面は普通列車の最終電車になってしまうので、唯一まともに乗れるのがこの14時台となります。
キハ120系の単行で、青春18きっぷの時期ではないとはいえ車内は混んでいます。まだ青春18きっぷ利用者がいないだけマシなのかもしれません。
徐行区間も交えながら50分ほど走って東城までくると大学生が乗り込んできました。この駅からは当駅始発が2本加わります。
やがて伯備線の線路が合流して備中神代に停車。芸備線の列車しか停まらない布原を過ぎると新見駅に到着します。

前日購入で格安の特急やくも22号指定券をゲット

新見16:38→岡山17:39 やくも22号

新見からは特急やくも22号で岡山へと向かいます。
特急に乗らず、後続の普通列車で岡山に出るという手もあるのですが、47分遅くなるのはある程度ガマン出来そうでしたが、どうやら227系の新しい車両らしいので若干気持ちが切れたようです。
結果的に決め手になったのは、e5489専用のトク特チケットで本来1930円かかる指定席特急料金が700円で購入できたためで、これにて4月より順次新しい車両に変わっていく381系のお名残り乗車と相成りました。
外国人観光客が自分の座席に座っていたので移動していただき、幸いにも静かな車内で過ごすことができました。

岡山17:58→新神戸18:29 のぞみ48号

 

岡山からは新幹線に乗り換えます。
さすがに指定席を利用していくわけですが、のぞみ48号は西明石駅で後続のひかり号を追い抜き、抜かれたひかり号は新神戸以後の停車駅が新大阪、京都、名古屋、浜松となるので、新神戸で乗り換えればいわゆる「のぞみ号料金」が岡山~新神戸間で済むので210円ほど安くなったりします。

 

新神戸18:34→浜松20:11 ひかり520号

最後はひかり号に乗り換えて、京都から混雑するのが予想されたので、岡山駅で購入した栗めし弁当をいただいていきました。

さすがに3連休最終日だけあって京都からはほぼ満席となりましたね。

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