青春18きっぷバラ1枚並に使える青空フリーパス

ひとり旅
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JR東海名古屋地区の土休日用フリーパス

青春18きっぷの季節になると、今回はどこへ行こうか?と考えるわけですが、5枚セットで売られているので使い切れないのでは?とか、でも金券ショップに売れるよねという考え方もあります。
JR東海、それも名古屋地区に限ると、他にもいい手段のきっぷがありまして、1枚単位で買えます。
それが今回紹介する青空フリーパスです。

青空フリーパスの概要

毎週土日と祝日・年末年始に使えて除外期間無し

利用できるのは毎週土日及び祝日、併せて12月30日~1月3日は連日使うことができます。
またGWや8月のお盆等にありがちな除外期間もありません。
値段は1枚あたり2,620円で、青春18きっぷの1枚あたり2,410円より少し高めではあります。

青空フリーパスについて(JR東海)

 

JR東海名古屋地区の普通列車が乗り放題、差額払えば特急利用も可能

下の地図のエリアが乗り放題の区間となります。
青春18きっぷとの大きな違いは2点あり

  1. 特急あるいは急行料金を払えば特急や急行列車に乗れる
  2. 伊勢鉄道線も乗り放題

1は青春18きっぷでは認められていませんので乗車券も含めて買うことになりますが、特急料金を払えば乗車可能となりますので、例えば名古屋から南木曽まで特急しなの号の自由席を利用するのであれば特急料金1,200円を別途払えばOKです。

2は快速みえ号で名古屋から津以遠に行くときとかに、「この列車は伊勢鉄道を経由しますので、青春18きっぷをご利用のお客様は別途運賃520円がかかります」というアナウンスや検札を受けたことがあると思いますが、関西本線の河原田駅から紀勢本線の津駅までを結ぶ第三セクター線の伊勢鉄道を通るためにこの区間の運賃は別払いになるのが常です。
ただし、この青空フリーきっぷは伊勢鉄道も含まれているので、追加料金がかかりません。
片道利用するだけで青春18きっぷと料金が逆転します。

※JR東海 青空パス詳細説明より引用

新幹線はNG

こまかな注意点は以下の画像に書かれていますが、新幹線を利用することはできません。
発売当初はブルートレインや夜行の寝台付き急行が走っていたこともあり、寝台も利用できませんとあります。

伊勢鉄道も乗り降り自由・お伊勢参りには欠かせない

伊勢神宮に列車を使う際には近鉄やJRといった手段がありますが、きっぷの選び方も伊勢鉄道の存在によって青春18きっぷか青空フリーパスか分かれることになります。
以下のページも参考にしてみてください。

発売箇所

青空フリーパスは、フリー区間に入る駅のきっぷ売り場のある駅、指定券券売機のある駅で購入することができます。
また二川より東のJR東海駅では、きっぷ売り場で二川までの往復乗車券を同時に購入する場合に限り買うことができます。

実際に出かけてみました

青空フリーパスは何十回と使いましたけど、今回は3年ぶりくらいに使ってみます。
2022年6月26日(日)に乗車しました。

二川駅より東の場合、二川駅までの往復きっぷを同時購入の場合のみ買えます

浜松駅の場合はみどりの窓口に並んで買いましたが6時前ですとまだ誰も並んでなかったです。
二川までの往復と青空フリーパス大人1枚ください。
で十分通じます。全部合わせて行き帰り合わせて3,640円です。
ちなみに浜松~鳥羽をJR・伊勢鉄道で行くと普通乗車券だけで4,280円かかるので、片道だけでもモトが取れてしまいます。

最初にフリーパス範囲内で降りる時には二川までのきっぷと一緒に

私の場合豊橋駅で下車してコンビニに立ち寄ったりしたのですが、豊橋駅の自動改札で二川までのきっぷと青空フリーパスを入れれば通過できます。
フリーパス区間内は青空フリーパスのみで出入り可能です。

フリーパス区間内は何度でも乗り降り自由

1日でフリー区間全てを乗ることは到底できませんし、行き止まりになっているところが多いので往復してくるパターンが増えます。
フリー区間内ならば何度でも乗り降り自由で、ワンマン列車に乗る際は下車する時にきっぷを見せるだけで済みます。
特急については100キロまでならば自由席が1,200円と安めに設定されていますし、このきっぷの範囲内ですと、
・飯田線の豊橋~飯田
・中央西線の多治見~木曽福島
・関西/紀勢本線の名古屋~紀伊長島(伊勢鉄道内を特急利用する場合320円を追加)
・高山本線の岐阜~下呂
については、50キロ以内なら660円、30キロ以内なら330円で利用できます。

この日は東海道本線の美濃赤坂駅へ

この日はのんびり東海道本線に乗っていき、大垣駅からちょっとだけ出ている盲腸みたいな線に乗ってみました。この終点の美濃赤坂駅に向かいます。
各駅停車には311系電車が運よく割り当てられていて、313系天国な名古屋地区では珍しい走りを堪能しました。

美濃赤坂支線

美濃赤坂行きは大昔は本線に乗り入れていて浜松行きとかもあったのですが、今では大垣と美濃赤坂の間だけを往復するようになっています。
列車は313系のボックスタイプがワンマン運転の2両編成でトコトコ走っている感じで、大垣駅の2番線の京都寄りにある切り込み型のホームから発車します。
そしてTOICA等のIC乗車券は対象外となっているので注意が必要です。
東海道本線内を快走したのち3キロほど先にある信号場で急減速して、上りホームをまたぎながら美濃赤坂方面の線路に入るとすぐに荒尾駅に到着します。
淡々と走っていくと側線が多い中に片面1面だけのホームに停車します。駅員がいないので、運転手にきっぷを見せて下車しました。

美濃赤坂駅

近くにある金生山から採掘される石灰石の輸送の為の貨物列車が一日何便かやってくる他は、この地域の人が利用するくらいの駅ですが、木造のどっしりとした造りは開業当時からのもので既に103年を数えています。

待ち合わせ19分の間に本陣跡まで往復

細い路地を歩いていくと6分ほどで美濃赤坂の本陣跡まで行くことができます。
大正時代くらいを思わせるようなレトロな空間が広がっていて、街道の途中には踏切もあって、貨物線が通る時に使われているのが分かります。

南荒尾信号場で合流

美濃赤坂で乗ったのは数人くらいでしたが、荒尾駅では20人くらい一気に乗車してきました。
発車してすぐに南荒尾信号場に入り、一番右にある写真でいくと左から
東海道本線下り(垂井方面)、新垂井駅経由下り(特急・貨物用)、東海道本線上り、美濃赤坂方面の4本の線路が存在しています。
かつては新垂井という駅も存在していましたが、現在は特急列車や貨物列車の下り方面のみが通る路線になっています。これは急勾配緩和の為です。

続いて参宮線の鳥羽駅へ

このあとは名古屋に出てから関西本線に乗り換えて、途中で近鉄と競争したりしながら四日市で伊勢鉄道の各駅停車に乗り換え、津から各駅停車の鳥羽行に乗り込みます。
鳥羽行はキハ25系の2両編成で、途中松阪からの名松線にもキハ25系が入っていました。
快速みえ号よりも40分以上かけて途中駅で行き違いなどしながら鳥羽に着きます。

近鉄との輸送量の格差にビックリ

多気駅では参宮線に入って紀勢本線と分かれ、松阪・伊勢市・鳥羽では近鉄線と併設駅になりますが、人も多く特急列車が6両とかでバンバン走るのに比べてわずか2両の快速みえが走っているだけなので、ビルやお土産店もあるものの圧倒的に近鉄に客が入っていました。

指定席も連結する快速みえ号

快速みえ号は指定席も連結しています。
鳥羽を出た時は自由席がガラガラで10人くらいでしたが、伊勢市で14分も停車して前に2両増結して自由席3両と指定席1両になります。
指定席といっても座席は自由席と同じですので、座れる場所が確保できるくらいのメリットです。

単線区間での行き違い停車も多いけど、近鉄特急とさほど変わらない所要時間

鳥羽から名古屋までは近鉄一択という感じの優劣さですが、特急列車が1時間45分前後なのに対し、快速みえも2時間あまりで結んでいるので、意外と速いです。
それでも単線区間が何カ所かあって行き違いしているので、そこらへんを工夫すれば特急列車並みの所要時間になれそうです。
この時は鳥羽から乗る分にはかなりいい可能性で快速みえ号の自由席に座れます。
何しろJR鳥羽駅は”無人駅”なので20分以上前から乗車できる場合もあります。

まとめ

片道70キロを往復すればモトが取れます

青空フリーパスは片道70キロを超えれば往復することでモトが取れます。
名古屋から豊川・豊橋・二川ですと休日往復きっぷがあるので様相が変わりますが、中津川、白川口、米原、松阪、新城あたりまで行けばよい感じです。
特に伊勢鉄道が乗り降り自由なのが大きなメリットなので、青春18きっぷに代わるきっぷとして頭の片隅に入れておくと役立つはずです。

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