青春18きっぷ 伯備線、総社線、赤穂線、Aシート、草津線、関西本線

ひとり旅

広島から浜松まで青春18きっぷだけで帰ってきたおすすめルート

12月12日の日曜日に広島から浜松まで青春18きっぷで帰ってきました。途中に息抜きを交えたりしながらでしたので、時間はかかっても楽しくまた混雑も少なく移動できました。

広島方面に向かった時のレポートはこちら!
この最後のところが移動日の朝になっており、9:10に広島駅に戻ってきたところです。

瀬野にあるスカイレールサービスを一往復

広島9:20発山陽本線白市行きに乗車して6つ目の瀬野で下車します。ここは次の八本末までセノハチ越えで有名な駅ですが、この駅の手前にジェットコースターのようなものが見えてきますが、これがスカイレールサービスです。ロープウェイとゴンドラを足して2で割ったような乗り物ですが、れっきとした鉄道に分類されています。一気に急坂をのぼってみどり中央までを往復します。
きっぷはQRコード式でこれを改札の読み取り機に当てるというゆいレールと同じやり方です。

瀬野から姫路までの遠回りルート

瀬野→三原

三原までは227系の10:09発糸崎行きで移動します。白市までくるとさすがに広島近郊の乗客は降りてしまい空いてきました。

三原→倉敷

三原始発11:14発の普通列車はまたまた117系に乗れました。福山で一旦乗客が減り、岡山県内に入りだすと少しずつ混んできます。
117系といえば快速SUNライナーのイメージが強いのですが、日中の快速は各駅停車のみになってしまい少々寂しい感じがします。12:30に倉敷に到着します。

倉敷→総社

倉敷12:35発の普通列車総社行きに乗り換えます。この列車は115系の3両、しかも総社止まりということでだいぶ空いていました。途中駅の清音駅からは井原鉄道が分岐していますが、井原鉄道の清音~総社間とJR伯備線の清音~総社間は並列しているだけで全く別物扱いとなります。そのためこの区間だけを青春18きっぷで乗ることももちろんできません。12:46総社着。倉敷方面に向かう人たちでだいぶ混んでいます。

総社→岡山

総社からは桃太郎線(吉備線)に乗ります。キハ40系の2両編成で、この車両も随分と活躍の場が小さくなってきました。
頼りないエンジン音を響かせて、駅が近づくと桃太郎のオルゴールが流れて自動放送のアナウンスが入ります。あっという間に座席が埋まってきて13:36に岡山に着きます。

岡山→播州赤穂→姫路

岡山からは13:55発の赤穂線経由播州赤穂行きに乗ります。こちらは115系の3両編成で総社が始発だったこともあり、それほど混雑は目立ちません。
14:12発山陽本線相生行のほうが所要時間は短く岡山始発なので着席できる可能性は高いですが、相生で播州赤穂発姫路行きに接続をするため、相生から姫路の席取り争いが激化します。
日生の海を眺めたりとか多少のんびりできる赤穂線回りを個人的には勧めますね。
播州赤穂に15:06に着き、15:07発の姫路行きが隣に223系の4両編成で止まっているので急いで乗り継ぎます。まだ何とか座れる感じでしたが、予想通り相生から乗り込む人は全員立つ状態でした。
姫路に15:38に着き、しばらく休憩です。

姫路→京都

姫路では有名な駅そばを食べたりお菓子を買ったりしながら16:10発の新快速4号に乗ります。
この列車は12両編成の9号車が指定席Aシートとなっており、1~5番が事前座席指定、6番以後が先着順の有料座席(500円・自由席)となっています。
WiFiとコンセントが使えるのが強みで、座席のシートもリクライニングが使えます。
事前指定は840円ですが、e5489でチケットレス購入をすれば600円になります。
姫路でほぼ先着順の席は埋まるくらいで、多少途中停車駅で下車はあるものの長距離利用の人が多いです。これで京都まで向かいます。京都17:44着。ちなみにWiFiは貧弱でSNSを開くのにもストレスを感じるレベルでしたので実用性はなかったです。

京都から米原・大垣地獄を避けるべく草津・関西本線へ

京都→柘植 草津線直通の113系

京都から米原に抜けて、極寒の米原で座席取り大会をして混雑したまま東海道本線を走っていくのはなかなかのストレスになります。ヘタをすると大垣で再度同じ展開が待っていたりもします。
ここは目先を変えて夕方から出る京都始発の草津線直通に乗ってみます。
両数が4~8両とまちまち、車両も221系や113系が混在していますが、18:04発の柘植行は113系の8両編成で京都駅の0番線(下りのサンダーバードが出るホーム)から発車するので意外と座れます。
貴生川あたりまではかなり混みますが、往年の113系がモーターを唸らせて走るのを体験できます。
柘植には19:24に到着します。

柘植→亀山 キハ120系

隣ホームにキハ120系の2両編成が入ってきます。多少は混んでいますが、よほどのことがなければ座っていける19:28発の亀山行きもなかなか快速で加太越えに挑んでいきます。19:53に亀山着。

亀山→四日市

亀山では隣のホームに19:55発の名古屋行きが止まっているのですぐ乗り換えができます。
この日は211系の0番台という国鉄時代からの生き残り車両が走っていました。
窓がガタガタするようなセミクロス車ですが往年の走行音を楽しめました。

四日市→名古屋→浜松

四日市に20:25に着いて、桑名までは先行しますが、後続の快速みえ26号に抜かれます。
桑名だと座れないかも?と20:36発の四日市で乗り換えをするとやってきたのはキハ75系の2両編成で、後ろの1番から6番が指定席という1.5両自由席編成でした。何とか座れたので良かったですが、桑名では結構乗り込んでくる人が多かったです。桑名からはノンストップですが26分も要して名古屋に21:12に着きます。ちょうど名松線に使うと思われるキハ11の回送に遭遇しました(下二枚目)。

この日は米原の手前でダイヤの乱れがあったらしく、米原始発の新快速が遅れてきました。
8両あって意外と空きがあったので乗り込んでいき、豊橋で浜松行きに乗り換えて22:56着。
普通に乗れば広島から浜松までは11時間弱ですが、14時間近くかけて帰ってきました。

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