羽田空港から飛行機で稚内空港へ
稚内空港を利用する場合、欠航や遅延になって行程に影響を受けたことが昨年あったので(この時は1時間以上の遅延を受け、南稚内から旭川方面へのJRに乗らざるを得ず、南稚内~稚内が乗り残しとなりました)、天気予報は注視しているのですが、今回も昨年同様少々雲行きが怪しいです。
天気予報からして怪しい感じ、果たして飛ぶのか?
羽田空港は良い天気なのですが、北海道北部は前線が通過しているために雨、風、霧の影響を受けており特に風が10m近く吹いているので着陸に際して心配な天候です。
案の定、天候調査と出ました。幸いにも少し雲が切れたようで、その後条件付き運航と変わり新千歳空港に変更か羽田空港に引き返す可能性ありということで出発します。
737-800はほぼ満席の乗客で稚内空港へと向かいます。
北海道に入ると下が雲で覆われ、着陸態勢に入ると雲の中で揺れたりしましたが、何とか稚内空港に着陸できました。時間もほぼ定刻通りだったのは何よりです。
乗る予定のバスまで少々時間があるので、その間に空港のレストランで宗谷の塩ラーメンを食べていきます。それこそ魚介類があるわけでもなく何の変哲もないラーメンでしたが。
宗谷岬までアクティブバスを利用
稚内駅にそのまま向かっても、宗谷本線の列車は17時過ぎまでないので4時間以上も待つことになります。そんなわけで観光要素を入れようと宗谷岬に行くことにしました。
アクティブバスという、途中宗谷丘陵に停車して宗谷岬までノンストップで運行するバスがあったのでこちらに乗車します。片道1,500円で利用できます。
宗谷丘陵の見える地で一旦停車
しばらくして宗谷周氷河ロードに入ります。
少し山を上っていくと、宗谷丘陵の駐車帯で停車して撮影タイムとなります。概ね2~3分ほど停車という感じですが、雨は降っているし、乗客がそもそも2人しかいないのですぐに発車します。
宗谷岬の見学
宗谷岬はバス停から降りたところにある日本最北端の塔と、山にあがって大韓航空撃墜事件で建てられた平和の塔の両方を見るのが良いです。
エゾシカが我が物顔で歩いていたり、宗谷岬の音楽をボタンで押して聞きながら時間を過ごしますが、次のバスまでには時間が余裕であり過ぎる感じでした。
路線バスは思った以上の混雑
アクティブバスは14:10宗谷岬着。次の発車は16:00ですが、路線バスが15:20に出ます。
雨が降っているのでお土産店に入るなどしながら雨をしのぎつつ、30人近くが一気に乗りこんでバスは満杯となりました。1時間ほどで稚内バスターミナルに到着します。
特急宗谷は261系はまなす編成5両でした
この日の特急宗谷号ははまなす編成がやってきたので5両編成、自由席は先頭の4両目と最後尾の休憩スペースの2両となります。
自由席は7割近くとそこそこの混雑で指定席も4割くらいの乗車率です。
えきねっとのトクだ値で札幌まで購入したほうが旭川まで買うより1690円も安い現実
ちなみに稚内から旭川まで自由席利用の場合8,360円(指定席は8,890円)なのですが、トクだ値きっぷを買えれば1,000円以上も安くなってなおかつ指定席も利用できます。
ただし、稚内~旭川での発売がないため、稚内~札幌で購入して、旭川で権利放棄する形になります。
稚内17:44→旭川21:26 特急宗谷
南稚内でもそこそこの乗車があり、あとは途中駅に停まるまでは真っ暗な中を走るパターンとなります。何度かシカと遭遇して急ブレーキがありましたが、幸いにも衝突がなくて定時に旭川に到着できました。