四国・東北旅行:7/22 1日目東洋のマチュピチュを目指して

ひとり旅

浜松から徳島県の西祖谷村まで

1月末以来、何と半年ぶりに旅行に行ってきました。
今回は、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除になってから計画を組み始め、当初は山形方面に2日間の予定でしたが、なぜか大阪や四国が混ざってきて思い切って5日間コースにしてしまいました。

姫路からレンタカーを駆使

四国については、車を使わないと行けないところばかりですのでレンタカーを駆使しました。
トヨタレンタカーの県内乗り捨てならば乗り捨て料金がかからない特性を活かして、行きは姫路から、帰りは兵庫へ返却するようにしました。

浜松→姫路 新幹線

 曇り空の中、自宅を出発。浜松駅に着くと普段の1/3ぐらいの人しかいないような気がします。今日は平日なので東京方面に行く人がもっといてもいいはずなのですが?
新幹線の待合室に入っても余裕で座れますし、キヨスクの会計の列も全然ありません。こだま763号は7号車だけが座席指定で後は全て自由席です。自分は指定席の7号車に入りましたが大体3割ぐらいの乗車率です。三河安城からは名古屋に向かう通勤客がそこそこ乗ってきました。 

姫路までひかり533号 に乗換です。

 こちらは11号車の座席指定に乗りましたけどもこだま号と同様の乗車率でした。 車内を見ると団体の人がまったくいなくて京都に向かう人が見当たらない感じです。

岐阜羽島と米原を通過していく時に車内の電光掲示板で案内の出ますがいつのまにか表示方法が変わっていました。日本語のあとすぐに英語で駅通過を表示していました。

 京都駅に着くと外国人が全く見当たらないので不思議な感じがします。降りる人もそれほどいなくて普通の街のようです。新大阪ではだいぶ降りて乗客が入れ替わり姫路までは各駅に停車していきます。

姫路から山陽道、しまなみ海道等経由してマイントピア別子へ

YARIS

  姫路駅に到着すると、全員が新幹線乗換口を通過して出口へ向かうようになります。自分は東口へ出て通路を歩いて行くとトヨタレンタカー姫路駅前店が目の前にあります。
 トヨタレンタカーは Web で決済済みでチェックインもスムーズにできます。
 今回はTOYOTAのYARISが割り当てられ、出発前に今日の行き先をナビで登録しておいてからスタートします。

瀬戸PA

 姫路駅の南側から国道2号線バイパスに入り山陽自動車道の連絡路を通りながら姫路西インターより自動車道に入ります。80 km 制限の区間が多いので慎重に走って行きます。道もアップダウンが結構多いのでアクセルを踏んだり離したり結構スピードメーターから目が離せない感じでした。}岡山県内に入って右車線に出て追い抜きをしようとしたらはるか後ろにパトカーが見えたので慌てて左車線に戻り様子を見ると特にこれといったこともなく最初のインターで降りて行きました。よく見ると兵庫県警察でしたので、これから折り返して行くのでしょう。

  道路状況の確認などをするために一旦瀬戸パーキングエリアに入ってトイレ休憩を兼ねます。当初の予定はしまなみ海道を通って行くつもりですが時間的に余裕がなければ瀬戸大橋を通るつもりでいます。 とりあえず問題なさそうなので当初通りの計画で進みます。

瀬戸田PA

  岡山JCT、倉敷JCTを通り過ぎてナビは福山東インターを降りるように出ているのですが、調べた結果では福山西インターを降りてそのまましまなみ海道に入るはずなのでナビを無視して進んでいきます。福山西インターまでは3800円です。

 尾道バイパスを走って、西瀬戸尾道インターからいよいよしまなみ海道に入っていきます。本当に川の幅ぐらいしかないようなところを渡って行ったりしていくと向島に入ります。ここから先は工場地帯がずーっと 立ち並ぶ中を因島生口島大三島と進んでいきます。どの島も島の北側のインターは出口のみ南側入口のみというようになっています。とりあえず1ヶ所くらいは立ち寄りたいので、瀬戸田パーキングエリアまで行きます 。

 ここでは歩きながら多々羅大橋を渡ることができるようですが、あいにく雨も降り出したのでトイレ休憩にとどめ、先を急ぎます。

 大三島伯方島大島を渡り、最後は来島海峡を三つの橋で横断して行きます。やはり一番の見所は来島海峡を渡る三つの橋だと思います。

 ちょうどお昼だったので来島海峡のサービスエリアにかなり車も止まっておりここは通過して更に先へ向かい、今治インターを降りて行きます。ここは平日でも ETC 割引がきいて2950円でした。

 しばらくはバイパスを走ることになり片側2車線の道路を走行して行きますが疑問なのは何でこの区間だけバイパスのまま残っているのかということですが、くっつけてしまうとしまなみルート瀬戸大橋ルートどちらからでも安い値段で計算されるなんてこともあるのかもしれません。
 15分ほど走って、今治湯ノ浦インターより今治小松道路に入り
片側1車線の時速70 km 制限で走って行きます。いよ小松インターで松山道に入ってからは片側2車線に変わり、途中の石鎚山PAで昼食のつもりでしたが、何か今ひとつのラインナップにてパス。そのまま新居浜インターで降りて行き、こちらは平日割引なしで1240円です。

 近くにある別子銅山記念館は通過して行き、マイントピア別子に到着!駐車場は無料。ご年配の方や子供連れの方が多少見えられてる感じです。車のナンバーは四国のナンバーがほとんどでした。

かつての鉱山をトロッコ列車に乗ったりしながら探訪

 20分ごとに出ている鉱山電車に乗っていきます。 リニューアルされたばかりのバッテリーカーで客車の一部は当時使われていた形のものも残っています。

駅に着く前に渡る橋が当時のまま残されており赤いトラス橋が印象的でした。歩いて鉱山の資料としての歩道を行きます。中はひんやりとしているので長袖一枚あると良いでしょう。子供向けの遊び場もあったりします。

帰りは歩いて戻ってみました。かつてのトロッコ列車の入口とかを眺めながら10分くらいで元の場所に戻ります。

東洋のマチュピチュと言われる東平地区へ

 途中何箇所か片側交互通行のところがあります。東平地区まであと3 km の標識があるところまでが一番狭い感じです。先行者に道を譲られたので目標にされるのも嫌だったのでどんどん飛ばして行きました。先のカーブまで見渡せる範囲は全てチェックし、カーブミラーも確認しながらぐんぐん登っていきます。3台程すれ違いましたが 広いところだったので助かりました。
駐車場はたくさんスペースがあるので大丈夫ですが、どのようにここの場所を回ればいいかが案内看板は出ているものの今ひとつ分からない感じでありました。

 最初にホームの跡とアート館も通り過ぎ遊歩道を歩いて行ったのですが途中で遊歩道が崩れていて通行止めでした。再度案内板を確認し別の階段ルートで200段以上降りて行きます。帰りが怖いなあと思いながら降りていくと廃墟となったロープウェイの小屋とかを見ることができました。

  一段上がったところも見るところがあり、そこから先ほどの階段に戻ると残り180段ほどです。途中休憩しながら上がっていくと、階段を降りてくる学生と思わしき女の子二人が声をかけてきてこの先にあるのでしょうかと聞いてきたので、そうですよ、帰りが大変だけど!と返しておきました。東洋のマチュピチュという言葉に惹かれるのでしょうね。

細い道路を延々と大歩危駅へ

 ルート案内新居浜インターから高速に乗るルート、あるいは並行する国道を通るルートを示していましたが、あえて大永山トンネルや別子ダムを通るルートを選びました。

天空のコーナーと呼ばれる場所がわからなかったのが残念ですがぐいぐい登っていくヘアピンカーブの連続は圧巻でした。 大永山トンネルを抜けるあたりから霧がかかってきましてトンネルを抜けると真っ白になりました。 ただ片側一車線あるので走りやすかったです。 

道も時折細くはなりますが県道47号線は別子ダムなどを抱えているのでずっと快適で通り過ぎる車もほとんどなかったです。
道は県道6号線に名前が変わり、富郷ダムを抜けていきます。国道319号線との交差点で法皇トンネルに入るか、金砂湖方面に行くかの選択でしたが、後者を選びます。

一気に道が狭くなり川に沿った細い道をくねくねといく感じになります。その割には17時で仕事が終わって現場から帰ってくる軽トラックと何台かすれ違っていきます。途中にはナビでは通行止め実際は時間帯通行止めただしこの日は規制なしでしたがそういうようなところも通って行きます。30分以上信号機もない一本道を延々と走り、高知自動車道をクロスして四国中央市から三好市に入りさらに進んでいきます。

ようやく国道32号線に出るとほっとしました。小歩危峡や大歩危峡を進みながら大歩危駅への道に入ると、駅への下り坂の途中にボケマートが二つ並んでいます。大歩危のボケを使っていますが、看板も派手なので結構目立ちます。
店の駐車場に止めて今日の夕食と明日の朝食を購入しますが、近くに駐車場がないか聞いてみると冷静にありませんと言われました。お店の駐車場に停めてもいいよというわけにはいかないみたいで、その辺りは素直と言うか正直と言うかそんな感じがしました。

TSE2000系で阿波池田駅へ

 結局県道45号線との交差点の上にスペースがあったのでそこに停めました。
お店は6時半までしか開いていないのでお買い物の際は注意が必要です。ここを逃すとコンビニはおろかスーパーもありません。坂道を歩いて大歩危駅に向かいます。この駅は無人駅で、券売機できっぷを購入します。

  予定通り18時5分発の特急南風 24号・しまんと6号に乗車します。2分ほど遅れてやってきました。車両は JR四国おなじみの TSE 2000系で、前2両がしまんと6号、後ろ3両が南風24号です。
 カーブでの思い切った車体の傾きが特徴で、結構高速で曲がるので若干気持ち悪く感じる時があります。 18分の乗車で阿波池田に到着です。 

2700系の新型アンパンマンカーで大歩危駅へ

 こちらは定刻通りの18時34分発の特急南風19号に乗車します。3両編成全てが黄色のベースでアンパンマンのキャラクターがたくさん描かれています。思ったより乗客は少なく余裕で窓側席に座ることができました。

このルートを選んだのは25 km まで自由席特急券が330円+乗車券は460円と安く済むこと、行きの岡山行き車両が TSE であること、折り返しの高知行きが新型の2700系を使ったアンパンマンカーであることです。

 先頭車両はアンパンマン指定席になるのですが誰も座ってなくて、 なんかもったいないなーという感じがしました。
 車体の傾きは DS より少しおとなしめな感じだと思いますがそれでも若干気持ち悪くなる感じはありました。18時51分に大歩危に戻ってきます。

祖谷渓温泉ホテル秘境の湯に宿泊

 再び車で県道45号線に入りホテルを目指します。一旦山を越えてから峠の向こうにホテルが見えてきました。ここは日帰り入浴もできるようです。

 素泊まりで3500円割引のクーポンが使えたので4750円+入湯税150円で泊まることができました。部屋は和室と思っていたら、まさかの洋室シングルルームでした。
 あらかじめ注意事項に、素泊まりの場合ホテル内や近くにお店も無いので食事は各自でお済ませくださいとあったので、さきほどのぼけマートで購入しておいたお弁当をいただきました。

 温泉は少しぬるぬるする感じで匂いもない炭酸泉かなと思われます。塩を塗り込むサウナも体験できました。

タイトルとURLをコピーしました