養老鉄道を乗り通してみた

ひとり旅
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揖斐川の西を下り岐阜県と三重県を結ぶローカル私鉄

養老鉄道は岐阜県の揖斐駅と三重県の桑名駅を結ぶ全長57.5kmの路線で、大垣を境に揖斐方面と桑名方面に列車が分かれます。

かつては近鉄が所有する路線→養老鉄道へ

かつては近鉄の路線でしたが、2007年に近鉄が養老鉄道を設立し、列車の運行を養老鉄道が行う分離方式に変わりました。
2018年からは地元の養老線管理機構が維持管理を行う形に変更され、スムーズに地元への移管が行われています。

大垣→揖斐

今回は大垣から乗車ということで、まずは揖斐へと向かいます。
JR駅の改札を出て1Fへと下り、右へ歩いていくと乗り場があります。JR側からもきっぷを持っていれば乗り換え改札を通っていけます。
改札は有人改札ですが、ハサミの入鋏ではなくスタンプが押されます。

大垣駅の一番南側西にあるホームで待っていたのは東急から譲り受けた7700系の2両編成で、見た目はモロに東急ですね。
土曜日の昼下がりの時間帯ということもあり、高校生を中心に混雑していました。
反対側では西大垣行きという一駅運行がありましたが、通学用というよりは車両基地への送り込みといった感じでしょうか。
大垣を出ると桑名方面の線路と並行に進み、分岐した直後に室駅があります。そのあと右にカーブを取って東海道線をくぐって北大垣を出ると、西に石灰石の産地で山が削り取られた金生山の姿を見ながら北上していきます。
広神戸駅である程度乗客が下りて車内が静かになってくると池田町に入り、終点の揖斐駅は揖斐川町になります。9駅、14.5キロを25分ほどで結びます。

揖斐駅

揖斐駅はすぐ先が行き止まりですが、かつては川を隔てた反対側に名鉄の揖斐線が通っており、終点の本揖斐駅とはバス連絡で移動することもできました。
駅舎はだいぶ改修されているものの開業当時からのもので、既に100年以上の年季の入ったものです。

大垣へ戻る

折り返しの電車に乗り、再び大垣へと戻ります。
今回は途中下車をしないため、二枚の乗車券を購入しましたが、大垣以外の駅で途中下車をするのであれば、一日乗車券(1,500円)を購入するのがおトクになります。
2022年11月30日まではハローキティ電車が走っていることもあり、キティ乗車券となっています。

揖斐を出る時は数人で二両目には誰もいないほどでしたが、次の美濃本郷から続々と乗車してきて、大垣駅に着く頃にはロングシートの席は埋まり、立ち客もいるくらいになりました。
大垣での乗り換えもあってか前の車両のほうが混雑する感じです。

大垣で乗り換えて桑名方面へ

大垣からは桑名行きの3両編成に乗車します。こちらは近鉄の車両を譲り受けたものですが、カラフルなカラーリングで、養老鉄道のぶどう色一色カラーとは雰囲気が変わります。
最高速度は全線通して65キロということで、ローカル線らしい線路の音が響き渡りますが、車内の放送は自動放送でワンマン運転の電光掲示板はバスで見かけるものだったりします。
こちらの列車はそれほど混雑してなく、養老町の中心となる美濃高田駅までにほとんど下車してしまいます。

養老までに車内はスカスカに

美濃高田の次が養老駅で、ここが路線名にもなっているので駅舎は有人ですし、ひょうたんが吊るされていたりするわけですが、意外と乗り降りする人が少なかったです。
美濃高田からは3キロほどほど走り市街地からはかなり離れるので、近くにある養老の滝最寄りの駅ということですね。
この日は天気が良かったのですが、積乱雲もモクモクと発達しており、遠くには雨を降らせている雲も見えていて、まだまだ夏の空といった感じでした。
ここからは駅間が4キロを超える区間も連続し、ちょっとした山越えになり左側に街並みを見下ろす感じで走っていきます。
小さな駅でも全線が単線ということもあり行き違いのある設備が多く、2分ほど停車しての行き違いが行われます。
写真に撮ることができなかったですけど、このあたりでハローキティのヘッドマークを付けた列車とすれ違いをしました。

桑名までは閑散とした中を走る

有人駅である駒野駅を出ると車内は数えるほどにまで減っていました。
国道258号線と揖斐川と並行する感じで走っていくと岐阜県から三重県に入り多度駅に着きます。
駅の東側には、木曽三川公園(揖斐川、長良川、木曽川)があり、3つの一級河川がほぼ同じ場所に寄りそうという非常に珍しい景色を見ることができます。
ようやく少し乗車が出てきて、NTN桑名の最寄り駅である播磨を過ぎると近鉄の線路をくぐり、JR線と近鉄線にはさまれる感じで終点桑名駅に入ります。
駅を出ると専用改札があり、近鉄のきっぷがあれば乗り換えも可能です。

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