ありがとう、日高本線(代行バス区間)

2021年4月1日で廃止・転換となった代行バス区間を3月に巡る

朝一番の便で静内から様似へ

06:09発、お名残り乗車が数人

3月11日木曜日、この日もいい天気です。

まだ眠い目をこすりながら静内駅へと向かいます。

6時9分発の様似行きのバスは jr北海道バスの路線バスでした。

乗客は5人くらい、大きなカメラを持ってる人もいるので、おそらくは全員が日高本線のこの区間の乗り納めに来たのだと思われます。

バスの出発時のアナウンスは、高波の影響で代行バスによる運転となっていることに触れていました。 

日高本線と離れて海岸線を走る

しばらくすると静内川を渡る橋にかかります。この橋はプレートガーダー橋なので橋脚などの遮るものがないためかつて列車撮影の時の絶好のポイントでした。

10分少々走って東静内停留所に停まります。ここはすぐ横に東静内駅の駅舎が見られます。 

しばらくは国道235号線を海岸線とつかず離れずぐらいの距離感で走って行きます。

この間は日高本線は山の中へ入ってしまうなど、意外と鉄道の旅では見られなかった海岸線をじっくり見ることができました。再び線路が近づいてくると春立停留所です。 左に折れて道道796号線に入り、踏切を渡る時に左手に駅舎が見られます。

サラブレッドを横目に見ながら

右側には所々牧場があって馬が草を食む姿が印象的です。 日高東別の停留所を一旦通り過ぎ、Uターン箇所で向きを変えてから停留所に停まります。 これは日高東別から次の日高三石までの間が国道235号線でしかアクセスできないためで、再び春立駅のところまで戻って235号線に入っていきます。バスの左側座席に乗っていたので、今度は馬の様子を眺めたり撮影したりすることができました。馬も気まぐれでわずかの間に視界からいなくなってしまうこともあります。

続々と浦河の高校に通う生徒が乗車、親は送迎に忙しい

日高三石の停留所に着きます。ここはすぐ目の前に駅舎があります。

駐車スペースも10台ぶんくらいあって、浦河の高校へ通う学生を親が車で続々と送りに来ています。毎日こんな感じで送り迎えをしているのは大変だと思います。北海道は必然的に車社会になるのでしょうね。

三石川の手前で左に曲がり道道534号線に入り、しばらく走った後蓬莱山公園が左手に見えてくると右折して三石川を渡ります。ちょうどタイミングよく反対から来る静内行きのバスとすれ違いました。 

この辺りから眺める日高山脈は雪をかぶっていて綺麗に撮ることができます。 

蓬栄駅、本桐駅の停留所を過ぎると再び国道235号線に戻ります。
荻伏の駅は少し手前のAコープのところでUターンします。 ここでも多くの学生が乗車して車内はいっぱいになる感じです。 

東町でほとんどが下車

絵笛駅の停留所は、日高本線の駅からは相当離れた国道沿いとなり、駅からは徒歩30分近くかかります。しばらく進むと浦河駅ですが、ここで下車する人はなく、次の東町停留所までは、常盤公園を囲むように走っていきます。浦河高校のところが浦河赤十字病院にも最寄りな為ここに停留所が設けられ、学生が一斉に下車しました。

浦河から東はJRr北海道バスが結構走っているので、各停留所に止まるバスを追い抜いたりしながら様似へと向かっていきます。

様似駅の様子

8時ちょうど、定刻通りに終点様似駅に到着し、静内駅から乗っていた5人のうち、4人が終点まで乗車していました。

駅構内に入ってみると、今にも列車が到着しそうな感じで残されています。

日高山脈がかなり近づいてきておりいい眺めです。駅の中では切符の発券業務も行っており、記念入場券や苫小牧方面の切符を購入する方もいました。

近くの海岸へ

近くのセイコーマートまで行って朝食を購入し、海岸まで歩いて防波堤に腰かけ、波音を聞きながら食べました。時折カモメとかが飛び交う穏やかな春になったばかりの海です。

様似から静内へ戻る

撮れなかった景色を補完

1時間の待合時間で静内へと戻っていきます。行きのバスと異なる車両(といっても路線バス車両)が使われていました。静内から乗った人の中では、どうやらえりも方面に向かう人はおらず、皆戻っていくようです。

相変わらずの2桁に満たない乗車率でしたが、東町から荻伏まで親子連れで賑やかになったりと区間乗車も少しあり、静内へ向かう人を拾いながら進んでいきます。
行きに撮れなかったところは覚えていたので、タイミングを計ったりしながら撮影していきました。

取り残された感の強い線路を見ながら静内へ

東静内を出るとより一層取り残された感じの線路が哀愁を漂わせています。

様似から2時間近く走り続けて静内へ戻ってきました。朝早かったこともあってか、途中うたた寝もしていました。

静内から鵡川へはリムジンバス

リムジンバスでゆったり

静内駅では30分ほどの待ち合わせで鵡川行きのバスに乗車します。

このバスははな交通のリムジンバスが使われていました。 

待ち時間の間に朝は閉まっていたお土産コーナーなどが開いていたのでいくつか買い物をしながら乗り込みます。中では駅そばもやっていました。さすがにバスは乗り心地が快適です。アナウンスは到着の時だけのシンプルなものでした。

大狩部の様子は撮影出来ずでしたが

バスは定刻通りに走って行くので、大狩部のところの一番被害が大きかった場所を撮影するとなるとやはり一本見送る必要があったためそれは諦めました。

それでもわずかながら線路を支える路盤がなくなっているところとかが見られて、あ、これじゃ再建するのは容易ではないというのが伝わってきました。

昨日の夜通った所、昼通ってみると全然違う見え方

昨日の夜にこの辺りは通っているのですけども真っ暗で何も見えませんでした。やはり昼に通るとどんな地形なのか周りの景色はどうなのかといったものが見えるので、日中に通る必要性を改めて感じました。日高門別、富川を過ぎ、汐見は立ち寄らずに鵡川へ到着します。

鵡川から苫小牧へは単行(1両)列車で

そこそこ乗る人がいる

鵡川からは再び列車に乗車します。キハ40系の1両ですが、15名ほどの乗車がありました。途中の駅からもう2、3人の乗車があるのでうしろのロングシートに座っていました。

室蘭本線と合流してから苫小牧駅に到着するまで7km近く並走します。この間に室蘭本線経由の岩見沢行きとすれ違ったりしました。

様似を出てから4時間半、40年ほど前の時刻表では3時間48分で走破していますので、バスになる分時間もかかりつつ苫小牧に帰ってきました。
急行列車ですと3時間弱でしたから、ゆくゆく高速バスが出来ればえりも岬を回りながら広尾・帯広へと抜けていこうかと思います。

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