三ノ輪橋から都電に乗り、熊野前で日暮里・舎人ライナーへ。江北でいったん鉄道を離れ、大師前から東武線で北千住へ向かう。最後はつくばエクスプレスで新御徒町まで。2021年6月20日の記録には、東京の異なる鉄道を乗り継いだ40分30秒の音源が残っている。
このStory 12は一つの列車に乗り続ける録音ではない。収録データには、都電荒川線の8800形、日暮里・舎人ライナーの330形、東武大師線の8000系、東武伊勢崎線の50000系、つくばエクスプレスのTX1000系という五つの区間が記されている。車両や区間の記録を手がかりに、音の場面が切り替わる旅として聴いてみたい。
三ノ輪橋から熊野前へ



東京さくらトラム(都電荒川線)は三ノ輪橋と早稲田を結ぶ路線。今回の録音は、そのうち三ノ輪橋から熊野前までだ。本人の当日の旅行記には、都営バスで大関横丁へ行き、三ノ輪橋から都電に乗った経緯が記されている。
熊野前は、都電と日暮里・舎人ライナーの乗換地点。東京都交通局の駅案内にも、両方の路線の接続が示されている。ここから江北まで、同じ東京都交通局でも車両も線路のつくりも異なる新交通システムへ移る。
江北から大師前へは、バスを挟んで



音源の区間データは江北でいったん途切れ、次は大師前から西新井までの東武大師線になる。江北と大師前が鉄道で直結しているわけではない。本人の旅行記では、江北四丁目からバスで西新井大師前へ移動したと説明している。
東武鉄道の路線案内によると、大師線は大師前と西新井を結ぶ一駅の路線。西新井からは東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の北千住方面へ進む。大師線の短い区間と、その後の本線区間を続けて聴く構成だ。
北千住から新御徒町へ



最後はつくばエクスプレス。北千住から南千住、浅草を経て新御徒町へ向かう。つくばエクスプレスの公式路線図でも、北千住はTX05、新御徒町はTX02として案内されている。
本人の旅行記では、新御徒町で都営大江戸線へ乗り換えて旅を続けているが、このStory 12の音源は新御徒町まで。音源の範囲と、その後の旅程は分けて楽しんでほしい。
途中下車するなら
- 三ノ輪橋:都電の起点。東京都交通局の「三ノ輪橋おもいで館」も停留場の近くにある。
- 熊野前:都電と日暮里・舎人ライナーを乗り換える地点。路面電車から高架の新交通へ移る区切りになる。
- 大師前:東武大師線の一駅を乗る前に、西新井大師とその参道へ足を延ばせる。
訪問時は施設の営業日や、各社の最新ダイヤを確認してほしい。2021年当時の旅行記に載る運賃・運行情報を現在の案内としては扱わない。
聴きどころ
- 三ノ輪橋―熊野前の都電8800形から、熊野前―江北の日暮里・舎人ライナー330形へ移る前半。
- バス移動を挟んで、大師前―西新井の東武大師線8000系へ切り替わる中盤。
- 西新井―北千住の東武50000系、北千住―新御徒町のTX1000系で結ぶ後半。
音源に個々の区間の開始秒数は記録されていないため、ショート動画の25秒が特定の駅や車両を示すとは断定しない。写真も当日の旅の記録であり、音声と同時刻の場面としては扱っていない。
五つの鉄道区間をつないだ40分30秒。Uto UtoのStory 12で無料の走行音を聴いてみてください。


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