新型車両でキハ40・48ありがとう列車を見送る五能線・深浦→東能代

ひとり旅

3月12日 ダイヤ改正前日

大人の休日俱楽部パスもいよいよ最終日、この日はキハ40・48の運行最終日でファンが集結するので、その混雑を避けていきます。

 

 

深浦の朝は早い

5時の有線放送、5時19分の始発列車で目が覚める

田舎特に港町の朝は早いです。5時に鳴る有線放送で目が覚め、なかなか二度寝できぬままぼーっとしていたら遠くから踏切の音が聞こえたので窓を開けてみると、深浦発東能代行きの一両新型車両が走っていくのが見えました。

そのまま朝風呂に入りに行って誰もいない中、湯船も真っ暗だったので自分で明かりを探してつけて入ってきました。

誰もいない中で入る大浴場は最高です!

7時過ぎに深浦駅まで車で送っていただきました。同乗者はいなかったので、皆さん早起きして弘前行の列車に乗ったのでしょうね。

キハ40・48がいないので静かな深浦駅

7:21発の東能代行きは新型車両のGV-E400型1両です。
反対側からくる岩館発弘前行きも新型車両なので、これに乗る人はいません。
深浦にはかつての深浦高校、現在は木造高校の分校がありますが、既に新入生の受け入れを停止しているため、3年後には木造まで通うか、もしくは県をまたいで能代まで通うことになるそうです。
東能代行きは3人乗せて発車します。次の列車は7時間後、一日4往復です。

深浦→陸奥岩崎

ダイヤ改正前ということで、古い車両を想定したダイヤになっていてスピードは控えめですが、加速度はなかなかのもので改正後のスピードアップが期待されます。
不老不死温泉の最寄りである艫作駅や、2020年10月末で閉鎖となったウェスパ椿山と併設したウェスパ椿山駅などを経由しながら日本海沿いを進んで陸奥岩崎に着きます。
各駅ともわずかながら人の乗り降りがありました。

 

 

陸奥岩崎→岩館

陸奥岩崎を出ると、青池など日本キャニオンの最寄りとなる十二湖駅を過ぎ、陸奥黒崎から名前を変えた白神岳登山口駅など細かく停車して大間越駅に着きます。ここが青森県最後の駅で、五能線のハイライトシーンに入ります。国道101号線と並行しながらの景観を高い位置から眺める感じで、リゾートしらかみ号ですと徐行運転もあったりします。
岩館駅ではキハ40・48の3両編成と行き違いで、こちらにカメラを向ける多くの鉄道ファンが乗車していました。

 

 

岩館→東能代

秋田県に入って、岩館からは能代方面に向かう人が徐々に乗ってくる感じで1両の車内は賑わってきます。陸奥岩崎から乗った人の会話などは津軽弁が強いこともあってか全く分かりません。高校生の会話と比べると方言の強さは段違いですね。
八森で海岸の区間から離れて能代に向けてひた走り、米代川を渡ると能代駅。ここである程度の下車があり、秋田方面に向かう人が代わりに乗ってきました。
もう1駅走ると終点の東能代で奥羽本線に合流します。

 

 

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