坪尻駅にたどり着けない悲劇と水島臨海鉄道のキハ37・38

ひとり旅
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悲喜こもごもな四国での最終日

旅行の最終日は決まって何かが起きるのですが、今回も起きてしまいました。。。

(前回の記事)いよてつ市内電車・郊外電車1Dayチケットの購入と利用方法

土日休日は走っていない路面電車区間に乗る

昨日は伊予鉄道の郊外線、市内線を一日乗車券で乗りましたが、休日だったため乗れない区間がありました。
そう、土日休日は全便運休という路面電車があったので、松山市内に宿泊する必要があったのです。

松山市駅6:38→本町六丁目6:51 市内電車6系統 230円

まずは起点となる松山市駅まで移動します。特に特別感があるわけではないですが、本町六丁目行きの列車に乗車します。
いわゆる本町線と呼ばれる6系統の電車で、乗客はわずか2人。平日の朝から昼にかけて7往復するだけという路線です。
南堀端を出ると西堀端の直前で左折せずに直進して本町一丁目停留場に着きます。ここからは単線区間で行き違い設備もないまま本町三、四、五、六丁目と停まります。二丁目だけが存在しません。
本町六丁目は城北線のレールとはつながっておらず、横断歩道を渡って移動します。

本町六丁目7:02→JR松山駅前7:10 市内電車2系統 乗り継ぎ券

乗り継ぎ券をもらって、2系統の電車で松山駅前まで移動します。
実はこの列車が始発と意外と遅い時間なんですね。通勤通学の人で混雑していました。

JR区間に戻る

ここからはJR区間に戻り、宇和島からのきっぷを再度活用します。

松山7:24→今治8:38 6000系2両

今治行の普通列車は学生が多く乗っています。とはいえ2両編成と少なめでした。
堀江駅を過ぎると海沿いに出て、しばらく瀬戸内海を見ながら進みます。
粟井駅で9分停車して反対からの特急と普通の行き違いを行います。松山に通う高校生と北条に通う高校生がそれぞれ別のホームを目指していきました。
伊予北条で高校生は下車して車内は静かになります。大浦~菊間の間も瀬戸内海が近くなります。
波止浜のあたりで来島海峡大橋が見えてくるとまもなく今治に到着します。

今治9:03→伊予西条9:41 6000系単行

伊予西条行きは予想通りの単行でした。恐らく伊予北条で10分停車しているのでそこで切られたのではないかと思います。そこそこの乗車率でした。
伊予三芳で反対列車が遅れており3分停車の予定が延び、伊予北条での乗り換えが結構タイトになりました。

伊予西条9:47→丸亀12:06 6000系単行(観音寺から2両)

伊予西条からの高松行きは2両ついていますが、後ろの車両は回送扱い。恐らく観音寺あたりから開放されるのでしょう。ボックス席多めで相席になる可能性も高いためロングシートに座っていきます。
新居浜、伊予三島、川之江と東予地方の主要都市に停まっていくので、乗降も多いです。
川之江を出て香川県に入り、観音寺で20分も停車します。ここで後ろの車両が開放されて2両編成となりました。お遍路の人たちも乗車してきますが、次のお寺までそんなに離れていないので、小さな駅で降りていったりするのはあまり珍しくありません。
多度津でも11分の停車があり、すれ違う南風号もほとんど遅れなく走っているようです。
丸亀まで移動して一旦下車します。

丸亀12:08→琴平12:32 6000系2両

阿波池田までは事前に乗車券を購入してあるので、折り返しの普通列車琴平行きに乗車します。
金蔵寺駅にも停車し、遠くの讃岐富士を眺めることもできます。
琴平では本来ですと100キロ未満の乗車券なので途中下車できませんが、お昼ごはん買いたいのでと事情を説明して特例で改札を出て補充します。お礼を述べてホームに戻ってベンチで食べました。

定時に南風がきてヤレヤレと思ったのだが・・・

琴平13:03→阿波池田13:31 特急南風9号3両

南風号は定刻通りに到着し、直前割の指定券を持っているので安心して座っていきます。
ところが佃駅で停まってしまい、放送では反対の特急列車が遅れており、5分程度の遅れで到着見込みとのこと。本来13:31に着いて、13:35発の普通列車で琴平に折り返し、坪尻駅に立ち寄る行程を考えていますが、まぁ何とかなるだろうと思っていましたが、それは甘かったです。

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5分遅れ、到着と同時に13:35発の普通琴平行きが無情に発車

結局5分遅れで到着し、同時に普通列車の琴平行きが無情にも発車していくのが見えました。
呆然と見送ります。特急列車で車掌に乗り換えしたい旨を伝えようにも見当たらなかったので残念無念。
しかも同様のことを考えていた4人グループの方がいて駅員に文句言ってますが、この接続は取っていないということで諦めるしかありません。
しかも坪尻駅に停まる上り列車は先ほどのが最終列車です。
乗るチャンスは下り列車の2本しかありません。

タクシーで讃岐財田駅へ

というわけで、件のグループの方とも相談して、タクシーを使って讃岐財田駅まで移動します。
30分近くかかりますが、高速道路並みに整備されたトンネルを通るので快適です。冬でもあまり降雪しないのと、高速道路で移動するよりも距離も短いので、この区間を覚えておくと琴平にも早く抜けることができます。タクシー代は5000円少々しましたが。。。

讃岐財田14:39→阿波池田15:07 キハ54系1両

やってきた普通列車は数名の乗客がいて、乗り鉄な方ばかりでした。
坪尻駅に下車すると2時間後の普通列車まで滞在可能ですが、さすがにその選択肢はなく、一瞬だけ降りて撮影して阿波池田まで戻りました。

阿波池田15:23→岡山16:41 特急南風18号(アンパンマンカー)3両

岡山まではアンパンマンカーで移動します。空いていたのですが、泣き叫ぶ子供連れが乗車してきたので、瀬戸大橋渡る間うるさかったです。ちょっとそこがリスクなんでやむを得ないところです。

岡山16:48→倉敷17:05 山陽本線213系2両

岡山から倉敷まで普通列車で移動します。珍しく213系でしたが、2両しかないので非常に混雑しています。せめて3両以上にしてほしいところでした。
倉敷駅は北口に出るとモニュメントがキレイに映えてます。

水島臨海鉄道 平日のみのキハ30,37,38シリーズに乗車

倉敷市17:30→常盤17:51 キハ37+キハ38 2両

倉敷に寄ったのは、水島臨海鉄道が平日に限ってキハ37や38といったディーゼルカーを運転しているので、それに乗車しにきました。
運用情報も確認した上でダイヤを拾い、三菱自工前までは行けないので、途中駅で下車して、1駅歩くパターンを実行しました。
元々の久留里線のイメージが強いですが、確かにそんな感じを思い出させてくれます。

栄18:03→倉敷市18:22 レールバス2両

高架下を歩いて栄駅に移動して、折り返しはレールバスの2両編成です。工場帰りの人で混雑していますが、ラッシュのようなことはなかったです。

倉敷18:39→岡山18:57 227系3両

岡山までは227系で移動。115系と比べると実に静かな車両なのですが、3両でも立っていかねばならないから4両ほしいですね。
岡山駅の構内で夕食を食べて、新幹線に乗り換えます。

岡山20:01→名古屋21:35 のぞみ60号

のぞみ60号で名古屋に移動、そこそこ混雑しており、新大阪や京都から乗る人が目立ちます。

名古屋21:39→浜松22:06 ひかり668号

ひかり号に乗り換えると、こちらもそこそこの混雑ぶりです。寝過ごさないように注意しながら無事に帰ることができました。

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