- 愛媛県内(特に松山市とその郊外)を効率的に回る
- 宇和島からは予土線のあの列車でスタート
- いよてつ1日フリーきっぷ
- JR松山駅前10:02→松山市駅前10:13 路面電車1両
- 松山市10:21→横河原10:51 横河原線3両
- 横河原10:59→いよ立花11:24 横河原線3両
- 歩いて「三津浜焼き かどっこ」へ
- いよ立花12:24→松山市12:28 横河原線3両
- 松山市駅前12:37→JR松山駅前13:10 市内線2系統 低床車
- 松山13:26→伊予大洲14:01 予讃線(内子経由)特急宇和海15号2000系3両
- 伊予大洲14:11→伊予市14:59 予讃線(内子経由)普通1両
- 郡中港15:09→松山市15:33 郡中線3両
- 松山市15:45→高浜16:06 高浜線2両
- 高浜16:13→古町16:29 高浜線2両
- 古町16:46→上一万17:01 市内電車1系統 単行
- 上一万17:05→道後温泉17:11 市内電車3系統 低床車
- 道後温泉17:29→大街道17:40 市内電車5系統 単行
- 宿は大街道にて、夕食はオムライスをいただきました
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愛媛県内(特に松山市とその郊外)を効率的に回る
11月17日(日)、宇和島を起点に、予讃線の松山より西の区間と、伊予鉄道全区間を乗車する行程を組んで実施しました。
ルールとしては、
・一度は必ず各駅停車の列車で乗ること、それ以外は特急列車の利用も可能とする です。
宇和島からは予土線のあの列車でスタート
宇和島6:00→北宇和島6:03 予土線(新幹線車両)1両
スタートから珍しい列車に乗ります。それこそ前日の夜になって気づいたのですが、松山行きの普通列車の少し前に予土線の窪川行きが発車しており、車両運用を調べてみたら、どうやら通常は新幹線車両が走っているらしいとのことで、急遽朝を繰り上げました。
窪川方面に向かう人たちが10名くらい乗車しています。一番前の席は新幹線で実際に使われていたバタンコシート(リクライニングしないクロスシート)でした。
写真で見ても実物を見てもやはりすごいインパクトがあります。3分で降りるのが勿体ないのですが、次の北宇和島で下車します。
北宇和島6:12→伊予大洲7:50 予讃線 キハ185系2両
北宇和島で夜明けの様子を眺めているとほどなくして松山行きがやってきました。こちらもキハ185系で特急車両なのですが、普通列車用にトイレを外したりと改造を受けた車両になります。
とはいえ、デッキが付いているので、寒い日でしたから暖房が効いてありがたかったです。
卯之町で3分停車し、2つ先の伊予石城では15分も停まって、特急列車に追い抜かれます。
乗客の中には外国人のお遍路さんもいたりして、最寄りの駅で降車していきます。途中行き違いの特急列車が少々遅れたこともあり、伊予大洲には3分ほど遅れての到着でした。
伊予石城駅でのわらマンモスとわらぐろ群
この停車時間を利用して駅外のお手洗いを利用し、駅から徒歩4分くらいの場所にある、わらマンモスとわらぐろ群というモニュメントを見てきました。以前旅行中に偶然知ったもので、これまた前日に偶然思い出したのですが、地元のれんげ祭りを盛り上げる目的で2011年に作られたものを毎年張り替えて維持しているそうです。
ちょうどここまでやってきたら特急列車が通過していくところだったので、写真におさめることができました。
伊予大洲7:57→松山9:50 予讃線(伊予上灘経由) 1両
伊予大洲からは目的の1つである下灘駅を一目見ようと海線の列車に乗り換えます。
予想通りの1両で、もっと乗るかと思いましたが、朝早い列車に乗る人はあまりいないようです。とはいっても座席が全部埋まるくらいの混雑でした。
運転士は見習の運転士のようで、細かく指導されています。それもあってか各駅で遅れが出てきて、伊予長浜駅で5分ほど遅れます。ただ、ここで8分停車の行き違いがあったので、遅れがチャラになります。左手に伊予灘を眺める(とはいっても高い位置からになりますが)のがずっと続き、細々とした単線とカーブを見ていると、これがかつての本線か?!と思えるほどです。
下灘駅に着くと、やはり車でやってきた人が沢山写真を撮っていました。結局バズっても列車利用にはなかなか反映されず、観光列車にはうまく取り込まれてるけど・・・といった感じでした。実際に見ても、確かに晴れた夕陽の時間帯は良さそうですが、それ以外は普通かな?と思います。
伊予上灘で19分も停車している間に、観光列車の伊予灘ものがたりが通過していきました。
ここから乗客が増えてきて、向井原で内子線経由と合流、伊予市からは松山の近郊区間でさらに多くの人が乗車してきて、またまた遅れを出しながら松山駅には10分以上遅れて到着しました。
いよてつ1日フリーきっぷ
伊予鉄道の一日乗車券のうち、郊外電車と市内電車両方に1日乗り放題となるきっぷはデジタル乗車券のみとなります。
また、このデジタル乗車券は「みきゃん」アプリ内でしか購入できません。あらかじめアプリをダウンロードし、さらにクレジットカードを紐づけして、最低5000円以上のチャージをしないと利用することができません。
ただ、みきゃん自体はセブンイレブンの決済に対応しているので、PayPayなどと同様に利用することができます。
1,900円で購入し、あとは乗降時に改札あるいは運転士に見せればOKとなります。
JR松山駅前10:02→松山市駅前10:13 路面電車1両
列車が遅れたこともあり、時刻は所定の時刻表記にしていますが、とりあえず停まっていた松山市駅行きに乗車してまずは郊外電車の起点駅である松山市駅に移動します。途中の大手町ですと、郡中線との乗り換えが面倒になるのと、松山市駅が市内電車の路線図で見ると盲腸線のような感じになっているので、松山市駅まで行きます。
松山市10:21→横河原10:51 横河原線3両
松山市から郊外電車に乗り換え。まずは横河原線に乗車します。3両編成で、車内は比較的空いています。路線としては東南東の方角に国道11号線と近い位置を保ちながら走っていき、東温市に入ります。終点横河原の先は山越えになり、ここを越えていくと今治を通らずに(つまり高速道路と同じルートになる)伊予西条に抜けていきます。あくまで理論上の話で、距離は30キロほどありますが。
横河原10:59→いよ立花11:24 横河原線3両
横河原の駅では特に食料調達といったお店はなかったので、そのまま戻ります。
昼食をどこで食べるかを考えていて、三津駅まで行けば三津浜焼の店が多くあるのでと思いつつも、かなり賑わうから待ちになる可能性も?と考慮した結果、いよ立花駅で下車してみます。
歩いて「三津浜焼き かどっこ」へ
GoogleMapでは少々大回りで出ますが、実際は大通りをまっすぐ歩いて、地下道をくぐっていけば900m、約14分で移動できます。
メニューはいたってシンプルなので、そば台つきの中(850円)を注文。量的には2玉近くあったので、並で十分かもしれません。
事前に情報を仕入れていたのですが、
- 三津浜焼きでは、生地を鉄板で焼いた後に味付けをした麺(中華そばやうどん)をのせます。広島焼きでは、生地の上にキャベツや具材をのせて素焼きにした後に、麺を重ねます。
- 三津浜焼きには、キャベツやちくわ、肉、魚、卵、そばなどの具材が入ります。広島焼きは、クレープ状の薄い生地に千切りキャベツと麺を合わせ、目玉焼きを乗せて作ります。
という違いがあります。あまり見慣れてないとその違いにすら気づかないかもしれません。
いよ立花12:24→松山市12:28 横河原線3両
お腹も満足して駅に戻り、1駅だけ横河原線に乗車して松山市駅に戻ります。
松山市駅前12:37→JR松山駅前13:10 市内線2系統 低床車
時間的に余裕があったので、左回りの列車に乗車して、上一万や鉄砲町経由で松山駅前に向かいます。低床車に当たりましたが、かなり混雑しています。大街道でも沢山乗車してきましたが、赤十字病院あたりでドッと下車していきます。平和通一丁目からは専用軌道区間に入り、単線となります。その分信号の影響も受けず、遅れを回復していきます。古町からは再び軌道区間になり、JR松山駅前に到着します。
松山13:26→伊予大洲14:01 予讃線(内子経由)特急宇和海15号2000系3両
松山から伊予大洲までは内子線経由の乗車をするのですが、普通列車ばかりですと効率が悪いため、特急列車で伊予大洲に向かいます。宇和海15号は3両編成で先頭車両前側の1~5番が指定席になる以外は自由席なので、そこを目指して無事に着席出来ました。
行きに走ってきた普通列車とは全然違ってビュンビュンと飛ばしている内に向井原を通過して内子経由のトンネル区間に入り、あっという間に伊予大洲に到着しました。
伊予大洲14:11→伊予市14:59 予讃線(内子経由)普通1両
伊予大洲からは天気が良ければ再度海線に乗車して今度は下灘駅で下車してみようかとも考えていたのですが、下灘駅が案外だったのと、そもそも寒いし天気も今ひとつでしたので、内子経由の普通列車で今来た道を引き返していきます。
高校生が大半を占めており、にぎやかな車内で、内子で下車するわけでもなく、伊予市である程度下車、松山方面に乗っていく人が多かったです。
今度は郡中線に乗るので、伊予市で下車します。
郡中港15:09→松山市15:33 郡中線3両
伊予市駅と伊予鉄道の郡中港駅は道を隔てた反対側にありますので、徒歩3分程度です。駅名となっている港までも徒歩で5分くらいで行けます。
横河原線と同様に3両編成の電車がやってきます。
列車は伊予市、松前町、松山市と通っていくので利用客が多く、意外と途中駅での乗降も見られました。
松山市15:45→高浜16:06 高浜線2両
松山市からの高浜線は3両かと思っていたらまさかの2両です。その分混雑していましたが、三津あたりで大半は下車していき、残っていた人は高浜に到着するとバスに乗り換えて高浜港へと向かいます。途中の梅津寺駅は東京ラブストーリーの最終回ロケで使われた場所が残されており、海に近いこともあってか訪れる人は今でもいるようです。
高浜16:13→古町16:29 高浜線2両
少々うるさい乗客が乗ってきた中で発車していきます。マナーがなってない乗客は日本人の中でも増えたし、外国人のそれはさらにひどいなと感じることがあります。
こちらはそれほど乗客も増えることなく古町に到着。件の乗車もここで下車していきました。
あまりに寒いので、コンビニのコーヒーで暖を取ります。
古町16:46→上一万17:01 市内電車1系統 単行
少々ダイヤが合わなかったものの、市内電車に乗り換えて上一万へと向かいます。昼過ぎに乗車した区間の逆ルートになります。
上一万17:05→道後温泉17:11 市内電車3系統 低床車
細い安全地帯で待っていると道後温泉行の車両がやってきました。時間帯が良いのかかなり混雑しています。低床車だったから乗りきれたのかもしれません。
道後温泉駅に着くと、まぁインバウンド客がたむろしています。これでもかというくらい集まっていて不気味な感じさえします。
道後温泉17:29→大街道17:40 市内電車5系統 単行
幸いにも1系統の電車に大半の客が吸い込まれていき、5系統の古びた車両に乗る人は少なかったですが、発車までの間に続々乗ってきて結局満車で出発。ニス塗りのレトロ感満載の車両が吊りかけモーターを唸らせて走っていきます。
宿は大街道にて、夕食はオムライスをいただきました
この日の宿はチェックイン松山に泊まり、夕食は少し歩いたところのぞーなというお店で名物の千金鶏(親鶏のタレ味)とオムライス(シーフードクリームソース)をいただきました。
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