01/20 ①関門海峡を船で渡り、山陰本線チョイ乗り

ひとり旅

別府6:46(ソニック6号)小倉8:06

冬の九州は日の出が7時を過ぎることもあってか、6:46発のソニックを待っている間も外は暗闇の中で、冷たい風が吹く中を待っている人が多くいます。
もちろん事前に割引きっぷを購入していましたが、同じようにそのきっぷを利用する人も多いのか指定席はほぼ満席になります。
885系の白いソニック号は杵築、宇佐、柳ヶ浦、中津、宇島、行橋とこまめに停車をして小倉駅に到着します。多くの人は新幹線へと吸い込まれていきました。

小倉8:18(鹿児島本線普通)門司港8:33

自分はそのまま門司港行きの普通列車に乗車します。ダイヤをよく見ておけば門司まで先行する下関行きに乗ってみる手もありましたが気づいた時には既に遅かったです。
沢山の線路が分岐をしていき、頭端式の門司港駅に到着です。

関門海峡を通る6つの方法、その6を実践

関門海峡を渡るには6つの方法があります。

  1. 山陽新幹線
  2. 山陽本線
  3. 高速道路(関門橋)
  4. 国道二号線(関門トンネル・有料)
  5. 関門人道トンネル
  6. 関門連絡船

既に1~5は経験済なのですが、ようやく6の船で渡ることが実現できました。

門司港8:50(関門汽船:400円)下関唐戸港8:55

門司港駅を出て、案内板に従って進むとほどなく関門汽船の門司港側の乗り場が見えます。
400円の乗船券を購入して、風が強いので待合室で待ちます。
ほどなく対岸からやってきて、数人の歩行者が降りていきます。
こちらから乗船するのはわずか3人でした。
本州側は前に見えているくらい近く、高速道路の関門橋を横目に潮の流れが速いところを一気に通過していき、対岸までは5分ほどで到着します。
潮流が速いこともあってか船は意外と揺れます。
お土産が揃っている唐戸市場がすぐ近くなのでそこに入って暖を取りつつ、道路の反対側にあるバス乗り場へと向かいます。

唐戸9:12(サンデン交通バス:410円)松風町入口9:34

バス乗り場の目安としては山口銀行唐戸支店のあたりになります。
幾つかバスの行先がありますが、この時は吉母港行きに乗車しました。
地図とにらめっこしながら進んでいきますが、10分近く定時より遅れていたので、時間にゆとりをもっていたほうが確実です。

松風町入口バス停で下車し、近くのセブンイレブンで温かいものを補充してから徒歩3分ほどの場所にある梶栗郷台地駅に向かいます。
新しい駅で一面だけのホームで待っていると自動放送が流れて2両編成がやってきました。

梶栗郷台地9:58(山陰本線)福江10:04

2駅乗車して福江駅で下車。
少し歩くと国道ですぐ横に海が広がっていますが、風が強いせいかかなり波立っています。
写真をおさめたらすぐに駅へと戻ります。

福江10:17(山陰本線)幡生10:32

反対からやってきた列車もキハ47系の2両編成で朱色一色でした。
速度があまり上がらず、幡生での乗り換え時間があまりないのでヤキモキしつつも定刻通りに到着しました。この駅で山陽本線と合流します。

山口セントラルパスを利用する

事前にネットで購入しておいた山口セントラルパスを厚狭駅より利用します。
その為、福江駅から乗車後ワンマン運転ばかりだったこともあり、厚狭駅までの運賃精算に難儀し、結局ぐるぐる回ってからの厚狭駅下車時に行いました。

山口セントラルパスは文字通り山口県内のフリーパスで、美祢線、山陰本線の長門市~仙崎及び東萩、山口線の新山口~津和野、宇部線、小野田線、岩徳線、山陽本線の厚狭~岩国の他、スーパーはぎ号や秋芳洞に向かうバスなどが2日間利用出来。料金は3,500円です。

幡生10:35(山陽本線)宇部11:13

山陽本線のホームに急いで移動するとほどなく115系電車がやってきました。
台車は117系を改良したもののようでドアが2つだけです。
思ったよりは空いていたので40分ほど暖房の効いた車内で朝からの移動してきた身体を休めます。

宇部11:16(宇部線)新山口12:21

宇部からは宇部線に乗り換えて新山口を目指します。
やってきたのは105系電車2両編成です。単行列車が走っていることもあるのでそこは安心でした。
とはいえ意外と混雑していて、短い距離での利用が多くあります。
単線区間ですが、途中に信号場を設けているところもあり、何もないところで4分ほど待っていると反対側から一気に通過していったりしながら新山口まで1時間少々乗り続けます。

萩観光というか歩き抜け

新山口駅の改札外にあるセブンイレブンで急いで昼食になるものを購入し、北口のバス乗り場に向かうと15人ほどが列を作っていました。
全員がスーパーはぎ号に乗るかと思いきやそうでもなかったです。

持っている山口セントラルパスはスーパーはぎ号にも乗車可能なので、相当乗りドク感があります。
所要時間も萩まで70分ほどで、津和野回りや美祢回りで行くのに比べれば段違いの速さです。

新山口駅12:30(スーパーはぎ号)萩・明倫センター13:30

天気が微妙で途中雪が降ってくるなどしましたが、定刻通りに萩・明倫センターに到着します。
路線バスと比べてもここまでノンストップということと、リムジンバスで乗り心地も快適でしたので利用価値が高かったです。
早速明倫館に入りますが、ちょっと頑張って街中を歩いてみるか・・・と奮起します。

 

萩の城下町を通りながら堀内鍵曲に立ち寄るなどして玉江駅までの3.7キロを歩くというハードコース。明倫館を回っていて残りは50分ほどでしたので、寒かった割に汗だくになりながらです。

玉江14:33(山陰本線)長門市15:02

どうにか間に合って、単行のディーゼルカーに乗車します。さすがに1日10本以下の区間ということもあり少々混雑しています。海沿いを走ったり山の中に入ったりを繰り返しながら長門市に到着。
この日は平日の日中を使ったメンテナンス日だったようで、この先の山陰本線は代行バスとなっており、アナウンスがされていました。

長門市15:16(美祢線)厚狭16:26

自分は美祢線へと乗り換えます。こちらはキハ120系の単行でさらに定員が少ない車両です。
ほどほどの乗車はあるので、ボックス席よりはあえてロングシートに座っていきます。
美祢線自体30年くらい乗った記憶がなくて、かつて大嶺支線があった時に秋芳洞めぐりと一緒に乗ったくらい久しぶりでした。
今では女子プロレスの岩谷麻優選手の出身地として美祢市が有名になっているようです。
その美祢駅から高校生が多く乗ってきて混雑しながら厚狭駅へと向かいます。

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