各駅停車の旅2日目
昨日から普通列車ばかりの旅をしていますが、この日は午後から大阪でのイベントに参加するまでのルートをどうしようか考えて、播但線全線乗車と、山陽電鉄全線乗車、及び阪神電車本線の各駅停車走破という内容で実施してみました。
豊岡6:23→和田山6:53 山陰本線普通223系
まずは山陰本線の普通列車に乗車。城崎温泉始発の223系2両編成。
和田山まで途中4駅に停まりますが、うち2駅は特急停車駅(江原・八鹿)なので、国府と養父に停車する分少々遅くなるといった感じです。福知山より西は伯耆大山までずっと単線区間になるためあまり速度も出なかったり行き違い停車があったりするのはやむを得ないところです。
和田山7:09→寺前8:05 播但線普通キハ41系
和田山駅は特急が停まる割にはこの時間は無人であり、降車の際は一番前の車両で運転士にきっぷを渡して降車しました。
駅の近くにコンビニもなく、駅構内のお店も全く無いので、あらかじめ朝食を宿泊先のホテルで朝6時から利用できることを知って利用したのが正解でした。
播但線は寺前~和田山が非電化、寺前~姫路が電化されており、特急はまかぜが1日に3往復しています。非電化区間は生野トンネルのような狭いトンネルや、一部徐行区間があるので新井と生野の間は7.7kmを16分もかかって走ります。
車両はキハ41系の2両編成で、キハ40系を改造して両方に運転台が付けられた影響で先頭部分が平べったくなって食パンのような見映えになっています。
最初の駅が竹田で、有名になった竹田城址への最寄り駅です。ここから行こうとすると登山のようになりますが、私のような体格がいい人でも何とか行けました。
途中あまり乗客の移動もなく寺前に到着します。
寺前8:07→姫路8:48 播但線普通103系
寺前に着くと、姫路行きが発車を待っていました。
103系の2両編成で、今では筑肥線と加古川線、そしてこの播但線と活躍の場が小さくなりつつある103系は半世紀以上も走り続けている大ベテランで、高度経済成長期の雰囲気を持っています。
乗客利用も多く、姫路が近づくにつれ立ち客も多く出る感じで進んでいき、高架にのぼって京口を過ぎ、姫路城を見ながら右にカーブをとり山陽本線と合流して姫路駅に到着します。
播但線のホームは姫新線のホームと共通で、途中に中間改札が設けられています。
そこを通過して、山陽電鉄の山陽姫路駅を目指します。
山陽電鉄
山陽電鉄の駅は、山陽百貨店の中にあり、左手にあるエスカレーターや歩道橋沿いに進んで百貨店の建物に入りさえすれば道なりに見えてきます。
特急列車が大阪梅田まで直通しており、普通列車と合わせての運用をしています。
山陽姫路8:57→飾磨9:03 山陽電鉄本線普通
まずは普通列車の須磨行きに乗車。こちらは3両編成で、飾磨までこまめに停車していきます。
飾磨9:05→山陽網干9:20 山陽電鉄網干線普通
飾磨からは網干線を往復してきます。隣のホームに停まっている普通列車も3両編成で、ロングシート車です。15分で走行しますが駅が途中に5つもあるので、こまめに停まる感が強いです。
単線なので上手にダイヤを組んで行き違い停車時間を減らしながら網干へ。
各駅で下車していき、網干で降りたのは10人ほどでした。
山陽網干9:25→飾磨9:39 山陽電鉄網干線普通
すぐに折り返すので急いで戻ります。
20人ほどの客を乗せて発車。今度は逆に次々と乗車してきます。
日中でも15分間隔での運転なので、運転頻度は高い路線ですね。
飾磨9:50→高速神戸11:28 山陽電鉄本線普通
飾磨からは普通ならば直通特急に乗車ですが、あえて普通列車の神戸三宮行きに乗ります。
途中からは神戸高速鉄道を経由して、阪急の神戸三宮行きということです。
列車は3両編成で、山陽電鉄の終点となる西代まで39駅にこまめに停車していくので2時間半ほど延々と乗り続けることになります。
大塩、東二見、霞ヶ丘の3ヶ所で直通特急に抜かれます。その前では乗客が増えて、乗換駅でドッと減り、少し乗換客がくるものの、2,3駅で下車していくパターンが続きます。
阪神電鉄本線
高速神戸11:38→大阪梅田12:56 阪神電鉄本線普通
高速神戸で下車して、当駅始発の阪神電鉄経由の大阪梅田行き普通に乗車します。
加速度の高い4両編成はジェットシルバー5700系です。
大阪梅田まで34駅にこまめに停車するのと、沢山追い抜かれるので1時間18分もかかります。新快速の3倍以上の所要時間ということです。
御影、西宮、尼崎センタープール前、尼崎、千船で追い抜かれるため、その前で乗車してきて、乗換で一気に減るパターンがこちらでも見られます。尼崎を出ても随分と空いた状態で大阪梅田に到着しました。