06/26 七尾線や高山本線を乗りつぶす

ひとり旅

再び北陸観光フリーきっぷを活用

旅行の3日目、昨日は富山地方鉄道と黒部峡谷鉄道を乗り通して、今日は北陸観光フリーきっぷを使って帰る日になります。
往路がしらさぎルート(米原経由)だったので、帰りはひだルート(高山経由)となります。

あいの風ライナーに乗ってみる

北陸観光フリーきっぷは、あいの風とやま鉄道やIRいしかわ鉄道にも乗車できます。
平日ということもあり、朝のあいの風ライナーに乗ってみました。なお、乗車整理券は前日の内に富山駅の窓口で購入しておきました。

富山7:16→金沢8:00 あいの風とやま鉄道 あいの風ライナー2号 521系2両

やってきたのは泊始発のあいの風ライナー2号で、普通列車と同じ車両が使われていて編成も2両と短いです。ほぼ満席になって出発しますが、結構車内でライナー券を買う人がいるようです。
停車駅は小杉、高岡、石動、金沢と4つだけで、高岡で下車する人や石動で下車する人など、富山よりも前から乗っている人が降車するなど金沢一辺倒でもないようです。
普通列車よりも20分ほど速く到着しました。

金沢8:21→七尾9:41 七尾線普通 521系2両

次は普通列車の七尾行きに乗車します。津幡まではIRいしかわ鉄道を走り、そこから再びJR線に入るので、北陸観光フリーきっぷのフリー区間に入っている分運賃負担もなくラクです。
七尾線を普通列車で乗り通すのは久々で、徐々に人が減っていきながら1時間20分ほど乗車して七尾に到着します。

七尾9:49→和倉温泉9:54 特急能登かがり火1号 6両

この先の和倉温泉までは1駅だけですが特急に乗ります。これも北陸観光フリーきっぷのおかげで自由席に乗車できるので問題ナシです。
さすがにガラガラになった車内をのんびりとする間もないまま和倉温泉に到着です。

和倉温泉10:06→七尾10:11 のと鉄道普通 1両

ここからは選択肢として別途料金を払って氷見までの高速バスに乗る手もありましたが、最終的には同じ道を引き返すようにしました。
さきほどの特急がそのまま大阪行きになるのですが、先に普通列車の七尾行きが出るので乗ってみます。のと鉄道からの乗り入れで1両のレールバスが意外と多くの乗客を乗せていました。
降車はのと鉄道専用の改札を出ていきます。

七尾10:20→金沢11:18 サンダーバード20号

サンダーバードは先頭車両のみが自由席ということで、結構混雑していました。行きと比べると停車駅が格段に少ないので、さほど速度は出ませんが20分ほど普通列車よりも速い到達になります。

金沢11:28→小松11:59 北陸本線普通 521系2両

金沢で普通列車に乗り換えて小松まで移動します。初日に小松から金沢までを特急で移動したので、今回は逆に各駅に停車していきます。高校生が途中から乗ってきたり賑やかな中、高架の小松駅に到着。北陸新幹線の停車駅にもなるので、それらしき風格が建物からも感じられます。

小松12:31→金沢12:48 特急しらさぎ5号 8両

昼食を済ませたのち、しらさぎ号に乗って金沢へと向かいます。金沢への観光客にとっては良い時間帯ということもあり、思ったよりは乗客が多かったです。来年3月には新幹線にとってかわるので、この特急に乗っての移動もあと数回といったところでしょう。

金沢12:58→富山13:20 はくたか564号

10分の乗り換えではくたか号に乗車します。自由席は4両ありますが、こちらも乗客が意外と多く、先頭車まで移動してゆったりとした乗車率になってきました。
新高岡に停車して、富山まで22分。朝のライナーと比べても半分の所要時間ですから速達性がかなり高いですし、きっぷの効力が高いなとあらためて思います。

ひだルートで帰路へ

富山14:12→猪谷15:05 高山本線普通 キハ120系2両

富山からは高山本線に乗りますが、高山までは各駅停車でのんびりと行きます。
と思ったら、通学の高校生で2両ある車両は満員です。どうにか空いてるところを見つけて着席します。
しばらくはあいの風とやま鉄道と並走して、神通川を渡ると左カーブで離れていき、美濃太田まで1本だけの線路になります。
特急停車駅の速星よりも、次の千里駅のほうが下車客が多く、30分ほど走った越中八尾でだいぶ空いてきました。先の東八尾、笹津、楡原でも降りていく高校生がいるので、なかなかの通学距離だなと思います。すっかり空いた車内に変わって猪谷に到着します。

猪谷15:08→高山16:27 高山本線普通 キハ25系2両

待っていたのはロングシートのキハ25系です。
大半の客が乗り換えてきました。普通列車はこの前が4時間前、このあとはわずか2本だけという閑散線区なので、大半といっても20人にも満たず車内は空いています。
高山へ向かうと思われる外国人観光客も散見されます。
途中の坂上駅で12分停車して特急列車の行き違いを行い、飛騨古川での4分停車の間に観光客などが多く乗車してきました。乗換案内のアナウンスが流れ高山に到着。この列車は特急の発車後になるので12分停車となります。

高山16:33→名古屋19:06 特急ひだ18号 HC85系7両

高山からは北陸観光フリーきっぷの指定券を利用してひだ18号に乗車します。
3月から本格的に運用が始まったHC85系に乗車します。
平日にもかかわらず乗客が多く、自由席も指定席も5割以上の乗車率でした。
個人的には、確かに新しくなったものの、今までのキハ85系の完成度が秀逸だったので、ディーゼルエンジンのパワーや座席のクッションのゆったり感があまり感じられなくなり、単に特急という印象が残りました。

名古屋19:43→浜松20:11 ひかり520号

名古屋駅では、名物のきしめんを夕食としてひかり号に乗り換えます。ひだ号からの乗り換えが今ひとつで37分もかかりました。せめて15分以内で乗り継ぎが出来るといいのですが。と思いながら家路につきます。

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