01/21 ③スカイレールサービスとやくも号

ひとり旅

大町13:43(可部線)広島14:04

大町から横川までの間は可部線で普通乗車券(岩国→浜松)から外れているので、別途乗車券を購入して乗ります。
余談ですが、JRの大町駅は佐賀県(佐世保線)にもあるので駅名の上に(可)と区分けの文字が印刷されています。横川駅についても同名の駅が群馬県(信越本線)にあります。
こちらも列車は227系に統一されており、4両編成の一番前に乗車してこまめに停まりながら広島へと向かいます。

広島14:20(山陽本線)瀬野14:39

隣のホームに接続列車が待っていたのですが、宮島を歩いたりしてバテ気味だったのと立ち客がズラッといたこともあって断念。1本後の列車にしました。
記憶が既にあやふやですが4両かな。途中の白市までは15分に1本の割合で走っているのですが、その先の三原・糸崎方面となると1時間に1本しかないので、15分休憩したのはいいけど、時間には余裕がなくなっているので少々焦ります。
海田市を出ると呉線と分かれて徐々に上り坂を進みはじめ、住宅街の広がる中野東を過ぎていくと左手に変わったジェットコースターみたいなレールが見えてくると瀬野駅です。

みどり口14:45(スカイレールサービス)みどり中央14:50

そのレールがスカイレールサービスのみどり口(瀬野駅に併設)~みどり中央までを結ぶ1.3kmの路線で、パッと見はゴンドラのようですが、れっきとした鉄道にあたります。
日本唯一のシステムを使っているものの、開業から25年の2023年末をもって廃止となる予定です。
QRコード式の乗車券になっていて(導入したのは日本で最初、今は沖縄のゆいレールがこの方式を採用しています)改札のところの読み取り部にQRコードを当てると通行口が開くというものです。
列車は着席スペースが8人分、乗ってきたのは4人でした。
無人運転なので、ベルが鳴るとドアが閉まり両駅同時に出発をします。

最大23%にもなる急勾配を登っていくと、住宅街をゆっくりと上っていく家族連れや子供たちの様子が見えてきます。ここから毎日通えばさぞ足腰が強化されるだろうと思いますが、みどり中央までの高低差は160メートルもあります。

途中のみどり中街で行き違い(実際は複線になっているので待つことはない)をしてみどり中央に到着します。所要時間は5分くらいです。

みどり中央15:00(スカイレールサービス)みどり口15:05

折り返し列車に乗ったのは3人。反対からきた列車には10人以上が乗っているので時間帯によっての需要の差があるようです。
心なしか瀬野より冷たい風が吹くかな?と感じつつ一気に降りる景色を眺めながら瀬野駅に戻り、3分しか乗り換え時間がないので慌てて戻ります。

瀬野15:09(山陽本線)三原16:03

すぐにやってきた糸崎行きは227系の3両編成。
三原方面直通だけに4両はあると思ったら見事にアテが外れました。
ロングシートの一角に座れたものの、西条あたりまで下りる人はほとんどなくて、白市でようやく少し空いたかと思うと、1時間に1本しか走らない区間で乗車する人もいるので混雑したまま三原駅へと到着します。
そのまま乗車すれば糸崎駅で1分の連絡で岡山行きに接続しますが、一旦三原で下車しました。

三原16:19(山陽本線)糸崎16:23

というのは隣のホームに糸崎行きの黄色い電車が待っていたからです。
改札を出ると、プリンの販売をしており、タコのプリンなるものがあったので興味本位で購入してみました。確かにタコの入ったデザートにも使える塩味も利いたプリンです。

乗り込んだ電車は115系の3両編成。三原発糸崎行きという1駅完結型の列車なので、恐らく車庫に入るのでしょう。4分ほどで糸崎に到着し、これまた隣のホームの列車にすぐ乗り換えます。

糸崎16:24(山陽本線)倉敷17:35

またまた115系の4両編成に乗り込みます。こちらも糸崎始発だったので空いてますが、尾道や福山といった観光地から多く乗車してきてあっという間に席が埋まります。
瀬戸内海の向島との幅が200メートルくらいしかないようなところを通りながら尾道大橋を過ぎると海から離れていき、福山の手前で福塩線と合流、山陽新幹線と並走しながら福山に到着します。
再び新幹線と分かれている間に日が暮れかかり、倉敷に到着すると反対ホームにはトワイライトエクスプレス瑞風が停車していました。恐らく下関へと向かうのでしょう。

倉敷18:16(伯備線やくも23号)米子20:27

倉敷で早めの夕食を食べようということで店を探していると、どうも倉敷がぶっかけうどんの発祥地らしいようで、その元祖と言われるふるいちへ足を運びます。
うどん店なので回転も速く、ほどなくきざみぶっかけ並(690円)が到着。
かなり寒かったので温かい麺と生姜が身体にしみました。

駅に戻ってやくも号に乗車。
車内販売がないので、あらかじめ倉敷駅で飲み物や夜食を買っておいて正解でした。
事前に購入した指定席は唯一前が1人掛けの席になっており少し足元が広くなっていました。
辺りは真っ暗で駅を過ぎる時だけちょっと灯りが見える程度。新見駅を過ぎると何となく外の景色が白く浮かんでいるので雪が積もっているのが分かります。
新見から次の根雨までは50分ほどノンストップで走り、途中サンライズ出雲との行き違いをしながら米子駅に到着します。
なお、乗車券は途中の伯耆大山からはみ出し区間になるので、下車する時に190円を支払って改札を出ました。
この日のホテルは徒歩4分ほどのホテル真田さん。シングルが3,800円からと非常にリーズナブルでしかも簡単な朝食も付いているので、コスパ的にもおすすめします。

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