せとうち観光ナビ(setowa)を使ってみた①

ひとり旅

GW翌週、すき間とにらんでの旅行を計画・実行

せとうち観光ナビ(setowa)とは

せとうち観光ナビ(通称setowa)は瀬戸内海を囲む山口、広島、岡山及び四国4県に特化したサイトでJR西日本ネット予約サービスであるe5489と連携しています。
きっぷの予約や管理をはじめ、観光情報が一緒になっています、この中では取り扱いをしているきっぷを活用した旅の内容を書いていきます。

四国アフターDC満喫きっぷとは

JR四国のフリーきっぷについて

今回利用したきっぷは、四国アフターDC満喫きっぷです。

このきっぷは2022年6月26日までの発売となっていますので、それ以後であれば以下のラインナップとなります。

四国バースデイきっぷについてはこちらのページも参照してみてください!

格安で使い勝手の良い四国アフターDC満喫きっぷでした

今回利用した四国アフターDC満喫きっぷの特徴としては

  • 値段が11,000円と四国フリーきっぷより5,000円以上安く、土佐くろしお鉄道にも乗れる
  • デジタルチケットなので、バースデイきっぷのようにJR四国内に入って買い求める為に下車する必要がない

ことが挙げられます。
JR四国内の駅は自動改札のところがまだ少ないので有人改札あるいは無人駅が多数を占めます。
携帯画面を駅員または車掌あるいは運転士に見せて改札を通ることになります。
実際に使ってみると、チケットの画面が出るまでに3タッチくらいしないと出なかったり、レスポンスが悪かったりで早めに準備しないと画面を出すのにアタフタする課題がありました。
万一の為にスクショをしておくのも必要でしょう。

実際に四国アフターDC満喫きっぷを使ってみる 1日目

四国までは新幹線と高速バスで

2022年5月13日(金)、きっぷが土日祝を一日以上含む必要があるのでこの日をスタートとしました。
前日がけっこう雨が降り、出発当日も雨予報とついてなかったですが、GW明けということもあり、観光客は少ない印象でした。
新幹線は新大阪行きのこだま号も名古屋を出るとより空いていました。
ただ8時半手前だったこともあり、大阪駅に向かう列車は通勤ラッシュの真っただ中、何とか乗り込むというレベルでした。
大阪駅に到着しましたが、東よりの車両に乗っていたこともあり一旦改札を出て、阪神電車に乗るつもりで移動していくとJR桜橋口改札の案内が見えたのでそれに沿って移動していくとほどなくハービス大阪のバス乗り場に着きました。

乗車したバスは徳島交通のエディ号で3列シートです。徳島駅を通らずに阿南、海部、宍喰を通りながら室戸岬方面に直通する高速バスで、5割ほどの乗車率でした。
途中阪神高速、中国道、山陽道を通りながら明石海峡大橋を渡り、鳴門からは一般道を走ります。
淡路島内で休憩中にコンビニで昼食を買うなどしていくと5分ほどの遅れで阿南駅前に到着予定。
きっぷは宍喰まで買いましたが、ずっと乗っていると途中で牟岐線の列車に抜かれることもありここで下車して牟岐線に乗り換えます。

四国アフターDC満喫きっぷを利用開始にして牟岐線に乗車

阿南駅で携帯画面から四国アフターDC満喫きっぷの画面を出して利用開始ボタンを押します。
するときっぷ画面と時刻が表示されるので、降車時に見せれば良さそうです。
出しっぱなしにしておくと電池も食いそうなので、改札を出たら一旦閉じます。
やってきたのは阿波海南行きの1両。それほど乗ってないものの、くしゃみをする客がいたので離れたりするとそちら側にはよくしゃべる夫婦がいたりと居心地は今ひとつでした。
途中から雨が強くなったりしながら牟岐駅に到着。ここで運転士が交代のようですが、気になる会話が耳に入ります。
”累計雨量が193ミリであと7ミリで規定値にたっする”とのこと。
急いで携帯画面でアメダスの雨量を調べますが、24時間でそこまで降っているところはないので、近くの道路なのかな?くらいに思ってました。
また、雨になるとよく運転見合わせになる土讃線の状況も確認しましたが、今のところ運転見合わせや遅延はおきていない模様。
ということで、室戸岬を通りながら高知県に抜けるルートを選択します。

営業運転のDMVに初乗車

阿波海南駅には13:38に到着。阿波海南文化村発のDMVは14:02発なので徒歩で15分ほどだから歩いていきました。
DMV内はお手洗いがないので、文化村のお手洗いを借りてからDMVに乗車。
阿佐海岸鉄道は四国アフターDC満喫きっぷのエリア外となるので、別払いです。
室戸岬などの観光も含めてじっくり回る人には四国みぎした55フリーきっぷがおススメです。
予約なしで行きましたが、あらかじめ発車オーライネットでの空席状況を見ても余裕(自分含めて4人)でした。ただたまに団体が入って満席になってることもあるので事前確認は必要ですね。
運賃は現金精算となるので、ファンクラブでいただいた500円分の乗車券を使い、残り300円を現金で払います。
前回は12月にファンクラブ向け試運転で乗りましたが、あらためて営業運転で乗るとより緊張感が伝わります。ほぼ定刻通りに道の駅東洋町に着いてここで下車し、室戸方面のバスを待ちます。

室戸岬を回りながら土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線へ

10分ほどの待ち時間に道の駅内の売店を見てると、後続のDMVと室戸行きのバスがやってきます。
DMVは誰も乗ってなく、バスは甲浦岸壁始発なのでまだ誰も乗ってません。
2人だけが乗車して次々とバス停を通過していきます。信号機もないのですがそれでもダイヤより少々遅れるので、停車を意識してないダイヤなのかな?と思うくらいでした。
室戸世界ジオパークセンターで乗り換えとなるので、ここまでの運賃1,310円を払い、乗り継ぎ券をもらいます。この先奈半利まで行くと運賃が200円割引となります。
30分ほど時間があったので、無料で見られる室戸世界ジオパークセンターを見学。このあたりの地形の出来るまでを見るとけっこう謎深いものが多いことが分かりました。
あと、室戸といえば海洋深層水が有名ですね。
室戸岬を経由するバスがやってきて、途中の室戸岬でずっと一緒だった人が下車しました。なかなか荒っぽい岩肌の景観を眺めるも雨が降り続いてるので土佐らしさはありませんが。
室戸高校までを往復してから海岸沿いに戻り、定刻少し遅れくらいで奈半利駅に到着しました。

ごめん・なはり線をちょこちょこ乗り降りしながら後免駅へ

土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線は高架になっています。奈半利駅は無人で、17:12発の安芸行きの列車には車掌も乗務しています。
一両のレールバスはロングシートとボックスの混成でそこそこの乗車率で走っていきます。
安芸駅では反対ホームに5分で接続する二両の快速列車が待っており、こちらは転換クロスシートでだいぶ混雑しています。塗装は阪神タイガース仕様で二軍やキャンプの時に使う縁もあるのでしょう。
安芸市内の駅では続々と乗車してきて、その先から快速運転となります。
そのまま後免駅まで行っても待ち時間が長くなるだけなので、あかおか駅で下車して当駅始発の普通列車に乗り換えます。こちらは1両のモネの庭(北川村に財団に認められた庭がある)車で快速と比べると随分と空いていました。
終点の後免駅では車内精算となるので、携帯画面を取り出して見せて下車しました。

土佐山田駅から特急を乗り継いで愛媛県の西条市へ

11分の待ち合わせで18:38発の土佐山田行きに乗車。後免駅で満席の3両編成から高校生がドッと吐き出されてだいぶ落ち着いた車内になりました。
土佐山田から特急南風26号に乗車しますが、3両編成で自由席が1両半しかないせいか、いつもに比べて乗車率も高いので通路側の空いてるところに申し訳ない感じで座り、阿波池田で空席が出てから移動して多度津まで向かいます。
幸いにも雨の降りは弱かったので、土讃線は問題なく通れました。
ただ、当初土讃線が雨で通れないことを前提にしていた、
・大阪から宍喰まで高速バスで移動
・宍喰から阿波海南文化村までDMVで移動
・阿波海南から牟岐線で徳島に移動
・徳島からうずしお号で高松に移動し、いしづち号で愛媛県内へ
のルートの牟岐線の桑野~阿波海南が規定値を超えたため終日運休となったので、昼に牟岐線で言ってたのはこれだったのか!ということが分かりました。

多度津からはしおかぜ・いしづち号に乗りますが、しおかぜ号は岡山からきているせいか混んでおり、空いてるいしづち号に移動していきます。
すっかり日も暮れて何も見えませんが、瀬戸内川を走りながら、西条市の壬生川駅で下車し、近くのビジネスホテルに投宿しました。
土佐山田18:51→(南風26号)多度津20:23
多度津20:26(いしづち25号)壬生川21:43

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