毎年2月10日は上桧木内の紙風船上げまつり
お祭りの時、特に田舎で行われるものについては、時刻表に出ない臨時ダイヤで運行されることがしばしばあります。
今回は、本日秋田県で行われる上桧木内紙風船上げを例にします。
何かしら臨時ダイヤが出る事があるので、ホームページをチェック!
攻略法といっても、実は簡単で、運行する会社もしくは実行委員会などのホームページを探すと、臨時ダイヤの情報を見つけることがあるので、それを活用するということです。
きっぷも場合によってはお得なきっぷとかあることも?
今年の紙風船上げ専用時刻表
https://www.akita-nairiku.com/upload/topics/103/pdf1_20200124144959.pdf
今年は平日なので使えませんが、私が行った昨年は休日でしたので、あきたホリデーパスを使いました。
50歳を超えていたので、大人の休日倶楽部に入っていましたので、休日倶楽部用価格1,880円(2020.2現在の価格)で利用しました。
メリットは、行きも帰りも切符を買う手間が1回で済みます。しかもこの例ですと、角館駅までがJR、そこから秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えるので、普通に行くと2回切符を買う必要があります。
当然お客様が多いので改札は混みますが、もともとが超ローカル線の鉄道会社なので、さばける量には限りがあるため、どうしても遅れがちになります。
ですので、フリーきっぷの存在は大変ありがたいです。
無い場合は、行きの段階で往復切符を買っておくのが鉄則です。
大曲からの普通列車も既に混み混み→内陸鉄道は通勤列車状態で30分ほど
大曲からの普通列車も立ち客が出るほどでしたけど、角館からの内陸線も2両しかないので大変です。改札も切符を買う人と列車を待つ人がごちゃごちゃになって整理がついてなかった感じですが、人の波がいい具合にホームへ押し出してくれました。
とはいえ立ちっぱなしで30分ほど列車に揺られて、上桧木内駅に到着です。
少ない秋田内陸縦貫鉄道社員さん総動員といった感じでした。
会場までは徒歩7分、目的地は1つしかありませんので、ついていけば自然と着きます。
ここは願い事を書いた風船をあげることが出来るので、沢山の人が台湾のそれを思い浮かべるのか書いていました。
シンガーソングライターさんの風船や演奏も
行くきっかけにもなった阿部静華さんのライブステージや、一つの地区の方が協力してシンガーソングライターさん自ら筆を取った紙風船をあげることも出来ました。
いざ無事に空に舞った姿に涙した本人やファンの姿が印象的でした。
昼の部と夜の部があるので、結構長いイベントです。
15:00が開場、16:40から昼の風船、18:00から夜の風船一斉打ち上げでそこから20:30まで順次打ち上げでした。
暖かい食べ物や飲み物はテントでお店が出ています。少々並びますが、都会のような列にはなりません。
帰りもすごい列になるのは容易に想像できたので
大きな紙に願い事を自由にかけるものがあり、それの打ち上げを見届けて、夜になって一気に冷えてきたので、19時前には早めに帰ろうとしました。
時刻表を見ても40分に1本の割合ですし、いいとこ2両編成だろうなと思ったら予想通り。
が、帰り道は既に500メートル以上の人の列になっていました。狙っていた19:09発は早々に断念し、19:58発に乗れることを願いつつ何もない人の列でじっと待ちます。
どうにかこうにか列車に乗り込み、出来るだけ車内の奥に入りこめば多少がラクになりました。出来る限り人を乗せるので、定時には発車出来ず5分ほど遅れながらも出発、再び30分ほど揺られます。
臨時の新幹線に間に合う
土休日のみ運転の新幹線がありましたので(20:46角館発)、それほど待つこともなく帰ることが出来ました。
内陸鉄道の帰りは概ね1時間待つのがデフォルトになっているようですね。
待っている間のお手洗いは、駅前か会場に戻るかの選択肢なので、その点も要注意ですし、カイロの準備も忘れなく。