8月3日 韮山町でイベントがあるとのことで、世界遺産の韮山反射炉の見学を兼ねて行きました。
ただ直前になって、浜松市内で夕方から行きたいイベントがあることに気づいてしまい、さてどうやって両立させるか?悩みつつお出かけ。
浜松から三島までは安定の普通列車利用。2時間ちょっと乗り続けていけば直通で行くことが出来ます。
三島からのアクセスは「いずっぱこ」
SUICA等の交通系ICカードが使えない伊豆箱根鉄道なので、一旦改札を出て切符を買ってからの乗り換え。
いつもと色が違う車両だな。
ラブライブサンシャイン!を全面パッケージングした列車で、ヘッドマークもついています。各車両には一人ずつキャラクターが描かれていて、ファンの人にはたまりませんね、きっと。
韮山反射炉というと、最寄り駅は韮山駅なのかな?と思いますが、伊豆箱根鉄道駿豆線の中心になる伊豆長岡まで行きます。
途中の行き違いでも何本かはラブライブサンシャイン号です。
土曜休日運行の循環バスを利用
伊豆長岡駅に到着、出て左にある観光案内所にて歴バスのるーらを利用出来る1日乗車券を購入します。
1日300円(1回乗車は200円)で伊豆長岡駅から韮山反射炉や江川邸を経由して韮山駅経由で伊豆長岡駅に戻る片方向のバスになります。
韮山反射炉まで歩くのは大変なので、バスの利用は必須ですし、必然的に江川邸も見る必要がでてきますから一日乗車券は必須でしょうね。
ただ昼に2時間空いたりするので見学時間を考えてのプランニングが必要です。
韮山反射炉とは?
初めてきました、韮山反射炉。
一日乗車券を提示すると団体料金で入場出来ますが、よくよく聞けば江川家との共通入場券と同じ価格とのこと。1つだけ見る場合には有効というわけですね。
「明治日本の産業革命遺産」の1つとして登録されたのは知っていましたが、なぜこの韮山に?などほぼ知識はゼロ。
煙突の形から見る限りは巨大な窯だな?という感じです。
歴史について書かれた資料館内で10分ほどのシネマを見てから無料ボランティアの方の説明を聞いてみます。
実際に鋳造が行われた炉が残っているのはここだけということなので、現物をみながら行程が分かるようになっています。
意外に短期間だった稼働時期
大砲の製造の為に作られた反射炉、しかし意外と活動期間は短くわずか7年で閉炉されています。
ここでの経験がのちのちの北九州における大規模な製鉄技術につながっていったこと、そしてこの反射炉を手掛けた江川英龍をはじめとする江川家の人々について知るために、江川家を訪問していくのは必須の流れかな。
江川邸を見学しました。
1時間後に来たバスに乗車。江川邸までは10分くらいの乗車で、降りてから少し奥まったところに入口があります。
大きな屋敷の中を歩きながら中の資料館へ。当時の資料や、恐らく勉強の為の寺子屋として使ったであろう建物の雰囲気にひたってきました。
かなり外は暑いのですが、この中に入るとだいぶやわらぎます。
何しろこの天井の高さと、頑丈な梁によって夏の暑さはしのげるものの、冬は大変だったろうな・・・とも感じます。
他にも蔵などがあって、無料ボランティアの方が一緒についてくれたりもします。
意識もうろうになりかけて韮山駅まで歩く
周遊バスはお昼休憩をはさんで次が2時間後になるので、韮山駅までは徒歩で行きました!2キロくらいならばゆっくりで30分かな?!と思ったら、最初の道で方角を間違えていて悲しくなりました。
気力がなくなってきて、かろうじて見つけたコンビニまでの長かったこと!
水分と塩分と栄養を補給して韮山駅まで歩いていきます。帰りのきっぷも購入。
イベント会場「韮山時代劇場」
韮山駅に隣接していますが、ホームから改札を抜けて、踏切を渡って反対側に行く必要があるので、徒歩5分くらいかかります。
大ホールもありますが、今回は映像ホールで行われました。
うしろの猫沢さんを応援していく中で見つけたイベントですが、株式会社Grow所属の芸人さん(社長は石倉三郎さんですね)と静岡県東部にあるイベント企画のNTx label所属のアーティスト、及びつながりのある人という図式でした。
出演されたアーティストさん
ハッチャケメッチャケ
進行役はこの二人がつとめました。後に出る松尾竜治さんと同じ所属です。
前日M-1の予選に出て敗退しちゃったとか・・・。
クラティア
8月25日にデビューシングルを出したばかりの二人、ゆえにまだ慣れない感じが見え隠れするも、170cm以上の身長のインパクトが強いです。
桜野みずきさん
ソロプロデュースのアーティストさん、写真の通りテーマカラーは若草色です。クラティアの2人のあとだったから、よりミニマムさが引き立ってました。
石井利佳さん
見ての通りのオールディーズスタイル。
オールディーズのカバーだから普通に身体が動いてしまいました。
沼津に引っ越してきてお店を開いてイベントも仕掛けてるということ。
松尾竜治さん
オペラ歌手を活かしたネタを繰り広げるものの、持ち時間が25分!ということで、途中でMCを巻き込んでの展開へ。
うしろの猫沢さん
リアルなステージを見るのは2回目。個人的にはフィギュアスケートのフリースタイルのように1ステージに幾つかのストーリーが繰り広げられる感じです。このステージで盛り上がらないわけがない!
七星(ななせ)さん
ステージ途中で抜けなくてはならなくなったのですが、アーティストの顔以外にもプロデューサーだったり、新根室プロレス所属のプロレスラーだったりという彼女。このあとはこの姿で狩野川の花火大会に行ったそうです。
浜松のイベント会場へ急ぐ
再びいずっぱこに乗車!
時間を見計らって会場をあとにして、いずっぱこに乗車します。
特急踊り子号は韮山駅通過していくんですね・・・。
来た電車は意外にもごく普通の車両でした。
乗り換え時間は十分に計算してあったので、予定通りに三島駅着。JRの切符をもっているので連絡改札を通っていきます。
新幹線を使いますが、浜松~三島が特急料金2,480円に対し、浜松~静岡と静岡~三島が共に980円とトータルで580円安く出来るので、回数券も2枚を併用することでトータル750円安くなります。
普通列車だと2時間15分くらいかかるのが、新幹線(こだま)だと53分。この差は大きいですね。
徒歩12分くらいのK-MIX内の会場へ急ぎます。
Space-Kでの Groovin’ high と 78 のステージ
どちらもライブに行くのを趣味として本格的になった2009年からずっと見てきています。
78(ななはち)は、月1回第二金曜日に浜松市のメリーユーでライブをしていて、オールディーズをメインにスローナンバー無しの4回ステージを繰り広げてます。もちろんこの会場でもあちこちでダンサーの顔が!自分も普通に踊ってましたよー!
Groovin’Highは、ななはちのライブではフロントで踊っているリエさんを含む12名という大所帯のバンド。
ホーン隊も揃っていて、浜松ジャズウィーク等のイベントにも出ているので実力も確か。
観客の皆さんもお酒片手に音楽を楽しんでいる!という雰囲気にピッタリでした。