きらきらうえつの後継車両として2019年に登場
余目からは昨日乗ったばかりの羽越本線に再び乗車します。
昨日は特急いなほ号に乗りましたけども今回は臨時快速列車の海里号に乗車をします。
余目より乗車
海里号は2019年10月にデビューしたばかりの快速列車で、それまで走っていたきらきらうえつ号の車両を置き換える形で登場しました。
列車は4両編成の全車指定席で、日本海に沈む夕日が眺められるということで人気が高くなかなか指定券が取りづらい列車でありました。
今回も発売日(出発の1ヶ月前の午前10時)にネットで取ろうとしたのですけども、最初は山側の窓側座席になりました。
ただ1時間ぐらいする間に購入する人の調整が入ったのか海側の窓側が空いたのでそちらに変更をしておきました。
この列車については指定席料金が840円と若干高めの設定です。
1号車は6割くらいの乗車率でした。
天気がいまひとつということと、新型コロナの感染状況を見た上でキャンセルが出たのでしょうか、鶴岡を出た時点での乗車率は6割程度でした。通常であればほぼ満席になっているので少々意外な感じはします。
臨時快速列車とはいえ、車内の座席は特急車両レベルの観光列車にふさわしいものになっています。
鶴岡でいきなり30分停車?
さて列車は走り出してしばらくすると鶴岡駅に停車をします。
ここでの停車時間は何と30分。
駅から一旦外に出て、マルシェに立ち寄ります。
庄内のお土産の他、創作料理などもあり新しい庄内のアピールの拠点となっているようです。
ちょっと車内を探索に
列車はHB-300系のハイブリッド車で、ディーゼルエンジンで発電してその電力でモーターを回して走ります。
4両編成の全車指定席で私が座ったのは通常車両の1号車で定員は30名、最後尾に展望を楽しむためのミニロビーがあります。
2号車は4人掛けのコンパートメントが8箇所あって定員は32名です。
3号車は売店とイベントスペースになっており、イートインができる場所では海側の景色を眺めることができます。
4号車は旅行商品専用の車両となっており、 料亭のメニューが楽しめるそうです。定員は24名で、この日は2組のみの予約だったようです。
山形県から新潟県へ
車内のモニターカメラでは沿線の案内のほか、先頭車両につけられたカメラからの映像を楽しむことができます。
昨日に比べると若干天気は悪いのですが、月山などの眺めはよく見えています。
単線区間と複線区間がしょっちゅう入れ替わる区間を通りつつ、列車は山形県から新潟県へと入っていきます。遠くには粟島が見られますね。
事前予約したお弁当を受け取る
鶴岡駅を出ると3号車の売店では、事前に予約をしておいたお弁当の引き換えが始まったようです。1号車に乗っているお客様も何人か受取をして、一緒にワインや日本酒などを購入して食べ始めています。
私もあらかじめ予約購入をしておきましたので、駅の券売機で発券をした引換券をもって売店で受け取ります。
当日の販売はありませんし、数日前に予約が締め切られるものが多いので、それを確認しつつ事前購入するのが望ましいと思います。私はこの車内では食べずに他の場所で食べます。
ちなみに値段は2,000円ですけど、内容に見合うものだと思います。
笹川流れの桑川を目指す
笹川流れの区間に入ってきまして、今川駅では普通列車と行き違いをします。この普通列車もハイブリッドのディーゼルカーで、この成果をもとに秋田や青森のディーゼルカーも新型に置き換えられていきました。
桑川駅でも29分停車、その間に併設の道の駅へ
道の駅が併設された桑川駅に停まります。ここでも29分の停車時間があり、この時間のみ限定のアイスクリームが販売されるとのことで、少々寒かったですけども食べてきました。
海岸にも降りることができたので、波打ち際まで行ってみました。
日も暮れて、坂町までペースを上げて移動
ここから先は特急列車と同じぐらいのスピードと停車駅で終点の新潟を目指します。
村上駅の手前ではデッドセクションがあって交流区間から直流区間に変わるのですが、この車両はディーゼルカーなので途中で電気が消えることもなくスイスイと走ってきます。
村上駅の少し先の坂町駅で下車をして私は米坂線へと乗り換えて行きます。
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