日本のケーブルカー15:青函トンネル記念館

ひとり旅

こんにちは!ひとり旅アクティブ系ライターのDJRかもちゃんです。

今回は本州と北海道を結ぶ青函トンネルの真上にある青函トンネル記念館にあるケーブルカーについて紹介します。


記念館の中にあるケーブルカー

主に国道339号線が開通する4月20日から11月5日前後のみ営業しており、アクセスはほぼレンタカーに限定されます。
JRの場合は津軽線の三厩駅に12:24に到着すると、外ヶ浜町のバスが連絡しており、青函トンネル記念館まで行けます。
帰りは15:42発しか接続がないので、ゆっくりと記念館を見たり、その気になって歩けば竜飛崎展望台、竜飛崎、階段国道といったところまで行くことも出来ます(風が強いと心が折れます)。

記念館が400円、体験坑道見学が1000円でセットだと1300円です。
一回の定員が40名なので、タイミングによっては25分後の便を待つことにもなります。
53.85キロにも及ぶ壮大なトンネル工事の様子については、記念館の中で沢山紹介されているので、待ち時間の間に見ておきます。

体験坑道へ出発!

集合のアナウンスがあると、駅のところへ集まってきます。
この体験坑道はツアー形式になっており、ケーブルカーでの移動(片道7~8分)~坑道内の案内(団体行動)が約30分で45分ほどで帰ってきます。

シンプルなトロッコみたいな車両

観光用のケーブルカーより1回り以上小さな車両に乗りこみます。
それこそ探検に行く気分になりますね。

下へのゲートが開いて出発です

青函トンネルにも通じている(非常用の脱出ケーブルカーでもある為)ので、下からの風がかなり入り込むと思われ、このような風防が取り付けられています。
全員が乗りこんで、このドアが開いてゆっくりと下りていきます。

まさに鉱山の作業場に下りていく感じ

800mほどの長さで約200m下りていきます。一番下の体験坑道駅は海底150mの場所にあるので、日本で一番深い駅ということになります。
ここは行き違いがなくこの車両が行ったり来たりしています。
乗り心地は、線路のショックがもろに伝わってくるので、車内にガコーン!と音が反響したりしますので、良いとは言えません。そこは坑道用のトロッコですのでやむを得ないでしょう。

体験坑道駅に到着。

ここで点呼を取って見学コースへと進みます。大概は一つ前のツアーの人が待っており、自分たちが降りたトロッコに乗って戻っていきます。
海底は一年通して同じ温度で湿度も高い風が吹いています。

トンネル内の作業坑などを使って案内

ツアー担当の方の説明でてきぱきと進んでいきます。
もともとが竜飛海底駅として専用列車での見学コースも存在していたので、概ね似た内容になります。

ホームへは行けませんが、海底駅をちらっと見る事も出来ました。
ここには公衆電話があって、テレホンカードで電話をした記憶があります。今は10円玉になってるそうですが。

帰りのトロッコに乗車

あっという間に見学が終わり、帰りのトロッコに乗車。暗い中を歩いてきたので、風防が開いて地上の景色が非常にまぶしかったです。

帰りの道は紅葉がだいぶ進んでいました。
(この取材は11月2日に行っています)

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