釧路から滝川まで根室本線をひた走り

ひとり旅

2016年7月から代行バス区間もある

網走から3時間ほどの釧網本線乗り通しを終え、釧路駅に到着しました。

釧路→新得

釧路を出る前に和商市場で腹ごなし

釧路駅に着いたのが10時で、次に乗る特急列車が11時24分発になります。

新得まで乗る予定なので、到着時間は14時前。この先の事を考えるとこの待ち時間の中で食事を済ませておく必要がありそうです。

釧路に来たら一度はスパカツを食べてみたかったのですが、事前に調べた限りでは店はあるものの開店時間が11時半からというところばかりで、これは諦めました。

それならば海鮮丼にでもしようかなと、釧路フィッシャーマンズワーフまで行こうかなとも思いましたが、駅の外に出てみると思った以上に風も強く気温も低いので近場でいいか・・・ともうひとつの候補にしていた場所を市場に足を運びました。

駅から徒歩5分ほどで行けるのですが、実は行くのは初めてです。 

名物「勝手丼」だいぶ規模縮小でした。

ご飯の上に自分で市場の中から好きな具を選んでのせて食べるスタイルの勝手丼が有名なのですか、いざ行ってみるとそれらしき所が見当たりません。うろうろしているうちに声をかけられるとどうやらそこが勝手丼の場所のようです。今では2店のみの実施だとか。

なるほど小さく分けられたネタが所狭しと並んでいます。
先にご飯(酢飯も選べます)を購入して、
お店の人からおすすめを聞きながら、自分の食べたいものを選んで、なおかつ頭の中でいくらぐらいになるかもちゃんと考えながらでないと、高くなりすぎるし、そもそも食べきれなくなるので注意が必要ですね!

特急おおぞら号に乗車

6両編成の特急列車おおぞら6号に乗車をします。釧路駅が始発なので自由席でも十分なのですが、ギリギリの時間まで食事をすることを想定して、あらかじめ指定席を取っておきました。結果的にはそこまで心配する必要もなかったかなという乗車率です。

停車駅が非常に少ないので新得までの約2時間の間に四つしか止まりません。特に白糠と行けたの間は50分以上のストップで走り続けます。

そんなわけで退屈と眠気に負け、道中はせっかく左側に海が見られる区間を通るのですが、カーテンを閉めて熟睡していました。

釧路を出る時は青空も広がっていたのですが、新得に到着した時には大粒の雪が降り出し風もかなり強く吹いていました。 

新得→東鹿越

代行バスに乗り換え

新得駅では25分の待ち合わせで東鹿越駅の代行バスに乗り換えです。

2016年7月の豪雨災害により東鹿越と上落合信号場の間が不通になったままです。

 JR北海道のリムジンタイプのバスが来て数名の乗客を乗せて発車します。

この代行バスは途中にあるサホロリゾートに立ち寄るものもあり、そこまでの送迎の役目も兼ねています。

国道38号線の狩勝峠を越えるルートを通りますが、ちょうど低気圧の通過と重なり、吹雪と強風で時折ホワイトアウトに近いような状況になりました。

落合、幾寅駅に立ち寄り

50分近く走り落合駅に到着。少し早く到着したので小休止とトイレタイムになりました。

駅の構内には入れないものの駅舎には入れたので撮影などをしていきます。

そこから10分ほどで幾寅駅。この駅の近くの宿に台風が来る2ヶ月ほど前に来ていたので、それ以来の訪問になります。あの時は列車を見送ったのですが、今では鉄道員のセットが寂しく残るだけです。 

さらに10分ほど走ると、何もない東鹿越駅に到着です。本来はこの駅は廃止予定だったのですが、台風被害の影響で終着駅になったために今でも残っています。

東鹿越→滝川

何もない駅から1両の列車が出発

乗車する車両は、なぜか釧網本線の流氷物語号用の車両でした。ちょっとリニューアルされた車内でトクした感じです。
かなやま湖のほとりに建つ鉱業所のためにあるような東鹿越駅を出発し、かなやま湖を渡ると空知川に沿いながら進んでいきます。

富良野に近づくと平地が広がってきて、富良野から高校生の乗車がありました。
富良野線と分かれると長いトンネルで旧滝里駅のあったダムを避けるように直進して野花南駅に着きます。
赤平の先までずっと空知川が右側を流れていて、芦別では遥か向こうに真っ白な大観音像を見ることができます。これはバブル期の「北の京芦別」の名残りだそうで、今は宗教法人が買い取った施設になっています。
徐々に車内が賑わうようになってくると空知川を渡り、高速の滝川インターの横を通っていくと函館本線が右手から近づいてきてほどなく終点の滝川駅です。

コメント

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