翌日から仕事という現実が待つ
会社員の旅行は基本的に土曜出発、日曜帰着の1泊2日、せいぜい金曜日を加えての2泊3日といったところです。
月曜日は会議等全体が揃う必要のあることが多いので、日曜日に帰らねばなりません。オンとオフのスイッチを上手に切り替えるにはどうするか?について自分の経験を記してみたいと思います。
ちょっとした時間の工夫でラクになる
早い便か最終便に乗る(新幹線も同じ)
疲れを明日に残さないということを考えれば、早い便で帰って出来るだけ休んでおくという手があります。
この場合、時間帯が悪いこともあり、特に飛行機の価格が安くなるとか列車の指定席が取りやすいというメリットもあります。最近では列車もWeb予約によって割引率が高いものが出ているので、これを利用するのも一案です。夕方便に比べて20%~50%くらい安くなることもあります。
時間帯が悪いという点であれば最終便が安くなるケースも見られます。この場合は寝不足のまま仕事に臨むことになりますが、旅行の高いテンションのまま頑張れる人にとっては日曜日をギリギリまで遊んでいられるメリットを得られますし、他の旅行客は明日のことを考えて早めに帰るので空いた空間の中で遊べたり美術館の鑑賞ができたりします。
高いお金を払って混雑した中に帰ってくると気持ち的にも滅入ってきて、普段の日曜の夕方にある、「あー明日からまた仕事か・・・」いわゆるサザエさん症候群になってしまうこともあります。これではせっかくいい思いをしてきた旅行の思い出が全部上書きされてしまいます。
お土産は宅配、出来れば前日までに済ませ一店でまとめる
帰りの荷物はお土産を沢山抱えることもあり、家に戻る頃にはクタクタになりますし、移動中も置き場所を確保しなければならず大変です。
特にお土産の量が多い場合、最終日=混む日にアレコレと悩んだ挙句に長いレジの列に並び出発時間にヤキモキしかねません。
そして会社にお土産を持っていくのもまた大変です。普段より荷物は重いしお土産袋とかは目立つので行くだけで疲れてしまいます。
出来れば前日までにお土産は購入してしまい、宅配便で送るのが賢いやり方です。自分の場合は自宅分も含めて会社送りにしました。〇〇円以上の場合送料無料と出ているお店を選んでその店で全部揃えてしまうことで、最終日の頭を自分が楽しむことだけに向けることで会社という存在を忘れさせるのも大切です。
翌日の仕事にも工夫を
午前中で片付けられるような仕事配分
平日休みを加えた旅行の場合、月曜日の朝仕事場に行ったら書類が山になっていたり、メールが大量に入っていたりというのは容易に想像出来ます。
そんな中に後回しにおいた重要案件があったりすると時間に追われてせわしなくなってしまいます。
重要案件は旅行前に解決するか、帰ってきた日には入れないようにすべきです。
旅行にトラブルはつきもので、万一にも帰れなかったらどうするか?まで考えておき、午前中くらいで片付けられるくらいの量にしておきましょう。
旅行明けで頭がすっきりしているので、ここまで停滞していた案件の解決のきっかけが見つかったりすることもあります。
残業無く帰れるくらいの時間配分
残業時間もいつもより早めに切り上げて、早寝することで翌日にはいつものペースに戻すことが必要です。やはり生身の人間ですから初日から残業を入れたりしてると週末には反動がやってきて、疲れからつまらないミスをしては勿体ないです。
これを積み重ねていくことで、自分が使える時間をキープする為に後回しにして良い要件との区別が出来るようになります。きた仕事は何でもがむしゃらにすぐやるというエネルギーの無駄が省けて仕事の効率化が図れ、それはトータルで仕事の質を上げて実績に反映されていきます。