西風が吹いたら流氷を見るのは厳しい、北風が吹くのを祈りましょう!

ひとり旅
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こんにちは!ひとり旅アクティブ系ライターのDJRかもちゃんです。
そろそろ流氷のシーズンがやってきますね!
広大な海が一面氷に覆われた中を氷を砕きながら船が進んでいく・・・。そんな風景を思い浮かべるかと思います。
しかし、この流氷、なかなかくせ者です。

時期的には2月10日頃~3月20日頃

流氷は樺太の東側から流れてきて、北風に乗って近づいてきます。
だいたいは2月の前半に沖合に見えてきて、徐々に近づいて接岸、3月中旬あたりから岸を離れていく感じです。近年は温暖化の影響をもろに受けており、見られる日数が減ったり見られても規模が小さかったりということが多くなっています。
そのため、風の影響で昨日まで接岸していたのに、今日は遥か沖合なんてこともあります。

流氷の現在地情報はどこで知る?

私は第一管区海上保安本部の海氷情報センターの情報を使っています。

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あとは、風の予測サイトを併用して、自分なりに予測します。

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2019年2月7日に紋別で見た流氷

2019年は1月26日頃に接岸し始めたりしていたので、この時期の旅行でも期待できるかな?という感じでした。
ですので、事前に紋別のガリンコ号を予約しようにも満席ばかりで全然取れません。出たとこ勝負!といった感じでしたが、5日から冬型の気圧配置になって等圧線が縦になり、もろに西風が吹いてくれました。
おかげで到着日の6日は流氷はどこへやら。海面にところどころ置いていかれた氷がみられる感じです。
当然の如くガリンコ号の予約は旅行会社が相次いでキャンセルしたので空いてます。沖合まで行けば流氷らしい帯はあるけど、ガリガリと進む感じではないので、料金は遊覧料金になっていました。
それでもこの日しかコースが入っていない団体さんは乗り込んでいきましたが。
この日の天気図を見ると、多少は風が北から吹く感じだったので、それに期待しました。翌日の朝なら空いてるとのことで予約をして7日を迎えたのが上の写真です。
結局この日も遊覧料金でしたけど、水面には氷が浮いているので雰囲気は出ている感じです。

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上の写真は2002年3月7日にガリンコ号から撮りました。真ん中にオジロワシらしき鳥がいます。
双眼鏡を持っていくとオオワシやオジロワシがきれいに見られますよ!


同じ日の網走やウトロはいい感じになっていました。

この日の内にウトロまで移動しましたけど、網走のオーロラ号は空席待ちに並びながら乗る感じの売り場の様子でした。結構密集していましたし、バスで移動中に見たウトロ近くの流氷(上記写真)はなかなかの迫力です。
ウトロは大型船でのツアーというものがなく、流氷の上を歩くとかのアクティビティなツアーがあるので、未知の体験が出来そうですね。

JR釧網線から見る流氷

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上の写真は2000年3月10日に北浜駅のところで撮ったものです。
専用に走る列車(流氷物語号 1日2往復)もあって、北浜駅で長時間停車してくれるので撮影タイムに使えたりもしますが、ゆっくり見たいのであれば、普通列車で行き来しましょう。
北浜駅は有名になりすぎましたし、かつては浜小清水駅でも海岸近くまで降りて撮りましたけど、道の駅と併設になりだいぶ賑やかになっていますね。

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上の写真は2002年3月8日に浜小清水駅の海岸で撮ったものです。
風の音と、流氷同士がギシギシとぶつかる音だけが響くいい風景でした。

気まぐれな流氷は読みが当たればつかまえられる

飛行機とかは早割で取ってしまうのでキャンセルも大変ですが、その場合は場所を変えるか、いさぎよくあきらめて他の観光をするかですね。
数日前になると天気予報で天気図も出てくるので、予測しながらつかまえてみてください。

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