2023年8月26日、釧路を朝6時38分に出発し、網走、遠軽、旭川、岩見沢、苫小牧を経て、東室蘭に着いたのは夜10時51分でした。乗車距離は636.8km。札幌を通らず、北海道を東から西、そして南へ、各駅停車を中心に15時間以上かけて移動した一日です。
Story 90の走行音は、Uto Utoで聴くことができます。
Uto UtoのStory 90には、この旅で収録した20本、合計12時間55分06秒の走行音を収録しています。配信は前半と後半の2回に分けますが、WordPress記事はStory全体を1本にまとめました。音声ファイルを見出し3、その中に登録された収録区間を見出し4として並べ、収録した日の体験を区間ごとの「作者コメント」として添えています。
--目次--
Story 90の概要
- 収録日:2023年8月26日
- 全区間:釧路―東室蘭
- 主な経由地:網走、遠軽、旭川、岩見沢、苫小牧
- 路線:釧網本線、石北本線、函館本線、室蘭本線、千歳線
- 音声ファイル:20本
- 合計収録時間:12時間55分06秒
- 主な車両:キハ54系、キハ40系、721系、キハ150系、735系、737系
前半|part 1〜11・釧路から白滝へ
前半は2026年10月1日に配信します。釧路から網走までの釧網本線と、網走から白滝までの石北本線です。11本を合わせた収録時間は6時間20分37秒になります。
part 1|釧路から塘路



- 収録時間:32分59秒
釧網本線・釧路から塘路
- 路線:北海道旅客鉄道 釧網本線
- 収録区間:釧路―塘路
- 行先:網走
- 車両:キハ54系
作者コメント
釧路駅では、網走行きを待つ人がすでに10人以上並んでいました。乗客が増えても動きやすいよう、車内では末端のロングシートを選びました。遠矢を過ぎると釧路湿原が見え始めます。釧路湿原駅で下車する人もそこそこいました。細岡駅付近ではシカが駅構内を歩く姿も見られました。
part 2|塘路から磯分内



- 収録時間:31分57秒
釧網本線・塘路から磯分内
- 路線:北海道旅客鉄道 釧網本線
- 収録区間:塘路―磯分内
- 行先:網走
- 車両:キハ54系
作者コメント
茅沼を過ぎると、人の気配が少ない区間が長く続きます。その先で街並みが現れて標茶へ。乗り降りは多くないまま磯分内へ向かいました。
part 3|磯分内から川湯温泉


- 収録時間:31分46秒
釧網本線・磯分内から川湯温泉
- 路線:北海道旅客鉄道 釧網本線
- 収録区間:磯分内―川湯温泉
- 行先:網走
- 車両:キハ54系
作者コメント
摩周駅では少し乗り降りがあり、摩周湖方面へ向かう人の姿が見られました。美留和を過ぎて川湯温泉へ到着すると、網走方面から来る始発列車と行き違います。
part 4|川湯温泉から清里町



- 収録時間:33分00秒
釧網本線・川湯温泉から清里町
- 路線:北海道旅客鉄道 釧網本線
- 収録区間:川湯温泉―清里町
- 行先:網走
- 車両:キハ54系
作者コメント
川湯温泉から緑までは14.5km。太平洋側からオホーツク海側へ移るにつれて、空には晴れ間が見えるようになりました。右手に斜里岳が見え始め、清里町付近では斜里方面へ向かう乗客が加わってきます。
part 5|清里町から浜小清水


- 収録時間:32分22秒
釧網本線・清里町から浜小清水
- 路線:北海道旅客鉄道 釧網本線
- 収録区間:清里町―浜小清水
- 行先:網走
- 車両:キハ54系
作者コメント
知床斜里では乗り降りがあり、知床方面へ向かう人たちが列車を降りていきました。その先はオホーツク海に沿うように走り、海側の景色へと移っていきます。
part 6|浜小清水から網走



- 収録時間:27分08秒
釧網本線・浜小清水から網走
- 路線:北海道旅客鉄道 釧網本線
- 収録区間:浜小清水―網走
- 行先:網走
- 車両:キハ54系
作者コメント
原生花園から北浜付近では、左に濤沸湖、右にオホーツク海を見る位置を進みます。網走市内に入ると、高校生が鱒浦や桂台から多く乗車し、1両の車内は次第に混み合いました。釧路を出て3時間13分で網走に到着します。
part 7|網走から美幌



- 収録時間:32分15秒
石北本線・網走から美幌
- 路線:北海道旅客鉄道 石北本線
- 収録区間:網走―美幌
- 行先:遠軽
- 車両:キハ40系
作者コメント
網走では気温がすでに33℃を超えていました。乗り込んだのはタラコ色のキハ40系2両編成で、車内に冷房はありません。熱中症への注意や飲み物の購入を促す放送も流れるなか、右手に網走湖を見ながら進みます。美幌に着く頃には、車内の温度計が35℃を超えていました。
part 8|美幌から北見



- 収録時間:32分30秒
石北本線・美幌から北見
- 路線:北海道旅客鉄道 石北本線
- 収録区間:美幌―北見
- 行先:遠軽
- 車両:キハ40系
作者コメント
緋牛内や端野までは駅間が長く、その先は北見市内に入り駅間が短くなります。窓を全開にしても入ってくるのは熱風で、北見の停車時間には多くの乗客が水分を求めて駅外の売店へ向かいました。
暑さで線路が歪んでダイヤが乱れ、オホーツク1号が10分ほど遅れて到着です。
part 9|北見から西留辺蘂



- 収録時間:34分24秒
石北本線・北見から西留辺蘂
- 路線:北海道旅客鉄道 石北本線
- 収録区間:北見―西留辺蘂
- 行先:遠軽
- 車両:キハ40系
作者コメント
北見を出ると、立体交差をせずにあえてトンネルを通って市街地を抜け、郊外で再び地上へ出ます。西留辺蘂は、この先に待つ常紋峠越えの手前にあたります。
part 10|西留辺蘂から遠軽






- 収録時間:41分33秒
石北本線・西留辺蘂から遠軽
- 路線:北海道旅客鉄道 石北本線
- 収録区間:西留辺蘂―遠軽
- 行先:遠軽
- 車両:キハ40系
作者コメント
西留辺蘂を出ると常紋峠への山越えが始まります。速度を落として上っていく様子は、キハ40系のエンジン音からも伝わってきました。トンネルを抜け、生田原からは下り坂を進んで遠軽へ。網走から2時間33分、暑さと向き合い続けた区間でした。しかし、この列車がそのまま旭川行きに!
part 11|遠軽から白滝



- 収録時間:50分43秒
石北本線・遠軽から白滝
- 路線:北海道旅客鉄道 石北本線
- 収録区間:遠軽―白滝
- 行先:旭川
- 車両:キハ40系
作者コメント
遠軽では列車の進行方向が変わります。30分ほどの停車中にかにめしを食べたり、待合室の冷房で身体を冷やしたりします。右手に瞰望岩を見ながら再び山間部へ入り、丸瀬布を出てから37分をかけて白滝へ到着します。
後半|part 12〜20・白滝から東室蘭へ
後半は2026年10月4日に配信します。白滝から石北本線で旭川へ進み、函館本線、室蘭本線、千歳線を乗り継いで東室蘭へ向かいます。9本を合わせた収録時間は6時間34分29秒です。
part 12|白滝から上川






- 収録時間:55分33秒
石北本線・白滝から上川
- 路線:北海道旅客鉄道 石北本線
- 収録区間:白滝―上川
- 行先:旭川
- 車両:キハ40系
作者コメント
白滝を出ると北見峠へ向かう長い上り坂が続きます。大雨の影響で徐行していた区間を慎重に進み、石北トンネルと上越信号場を過ぎると上川側へ下っていきました。駅間の長い山越えを55分33秒の1本で収録しています。
part 13|上川から伊香牛



- 収録時間:32分40秒
石北本線・上川から伊香牛
- 路線:北海道旅客鉄道 石北本線
- 収録区間:上川―伊香牛
- 行先:旭川
- 車両:キハ40系
作者コメント
上川では46分の停車がありました。駅前の催し物で出ていた店を利用し、水分や食べ物を補充してから再出発。旭川へ向かう一般の利用客も加わり、車内の雰囲気が少しずつ変わっていきました。
part 14|伊香牛から旭川



- 収録時間:36分27秒
石北本線・伊香牛から旭川
- 路線:北海道旅客鉄道 石北本線
- 収録区間:伊香牛―旭川
- 行先:旭川
- 車両:キハ40系
作者コメント
気温は少し下がったものの、まだ30℃を超えていました。安足間あたりから旭川に遊びに行く人たちが乗車して賑やかになります。新旭川で宗谷本線と合流し、旭川には定刻の17時13分に到着。休憩時間を含め、網走から約7時間続いたキハ40系の移動がここで一区切りになります。
part 15|旭川から滝川



- 収録時間:46分55秒
函館本線・旭川から滝川
- 路線:北海道旅客鉄道 函館本線
- 収録区間:旭川―滝川
- 行先:岩見沢
- 車両:721系
作者コメント
旭川からは721系3両編成へ乗り換えました。普通列車へ乗り継ぐ人は多くなく、車内には余裕があります。自分にとって普通列車で乗る機会が少ない区間で、駅名標を確かめながら進みました。
徐々に夕暮れとなり、駅名の撮影も難しくなってきました。
part 16|滝川から岩見沢



- 収録時間:45分08秒
函館本線・滝川から岩見沢
- 路線:北海道旅客鉄道 函館本線
- 収録区間:滝川―岩見沢
- 行先:岩見沢
- 車両:721系
作者コメント
深川や滝川を過ぎても乗り降りは多くありませんでした。砂川を出る頃から日が落ち始め、岩見沢に着く頃には夜になっていました。朝の気動車から電車へ、車両だけでなく時間帯も大きく変わっていく区間です。札幌経由でも苫小牧での接続は同じなので、せっかくだから室蘭本線経由とします。
part 17|岩見沢から三川



- 収録時間:42分00秒
室蘭本線・岩見沢から三川
- 路線:北海道旅客鉄道 室蘭本線
- 収録区間:岩見沢―三川
- 行先:苫小牧
- 車両:キハ150系
作者コメント
岩見沢からはキハ150系2両編成です。札幌を通らず、室蘭本線で追分方面へ向かいました。再び非冷房車でしたが、昼間とは違って夜風が入ると過ごしやすく感じられました。名物の栗沢、栗丘、栗山と3連続で頭が栗で始まる区間も通ります。
part 18|三川から苫小牧


- 収録時間:45分33秒
室蘭本線・三川から苫小牧
- 路線:北海道旅客鉄道 室蘭本線
- 収録区間:三川―苫小牧
- 行先:苫小牧
- 車両:キハ150系
作者コメント
2両編成の車内は空いており、乗り降りも多くないまま追分を過ぎて苫小牧へ向かいました。札幌を経由せずに道央から道南方面へ移る流れを、キハ150系の走行音でたどれます。沼ノ端で千歳線に合流して、次の苫小牧まで進みます。
part 19|苫小牧から錦岡



- 収録時間:44分28秒
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千歳線・苫小牧から植苗
- 路線:北海道旅客鉄道 千歳線
- 収録区間:苫小牧―植苗
- 行先:札幌
- 車両:735系
作者コメント
苫小牧で目の前に見慣れない735系が停まっていました。植苗までならば折り返して反対列車へ乗り継げることを確認し、予定に加えて乗車しました。気を付けないと、植苗を通過する普通列車があります。
千歳線・植苗から苫小牧
- 路線:北海道旅客鉄道 千歳線
- 収録区間:植苗―苫小牧
- 行先:苫小牧
- 車両:721系
作者コメント
静かな植苗駅で対向列車を待ち、721系6両編成で苫小牧へ戻りました。夜の短い往復ですが、735系と721系を続けて聴ける組み合わせになりました。
室蘭本線・苫小牧から錦岡
- 路線:北海道旅客鉄道 室蘭本線
- 収録区間:苫小牧―錦岡
- 行先:東室蘭
- 車両:737系
作者コメント
苫小牧からは、この日最後の列車となる737系2両編成に乗車しました。2023年5月に走り始めた新しい電車へ乗り継ぎ、東室蘭へ向かう最後の行程が始まります。
part 20|錦岡から東室蘭


- 収録時間:45分45秒
室蘭本線・錦岡から東室蘭
- 路線:北海道旅客鉄道 室蘭本線
- 収録区間:錦岡―東室蘭
- 車両:737系
作者コメント
737系の車内から乗客が少しずつ降りていき、東室蘭には22時51分に到着しました。釧路を出て15時間以上。キハ54系から始まり、キハ40系、721系、キハ150系、735系、再び721系、そして737系へと続いた一日を締めくくる区間です。
Story 90をUto Utoで聴く
前半のpart 1〜11は2026年10月1日、後半のpart 12〜20は10月4日に配信します。朝の釧路から夜の東室蘭まで、好きなファイルや区間からお楽しみください。
参考情報
- 収録データ:
files.csv(Story 90・part 1〜20)/file_segments.csv/lines.csv - 本人旅行記「青春18きっぷ 釧網本線から灼熱の石北本線経由で東室蘭までの旅」

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