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釧路での乗り換え時間は約1時間。まだ午前10時台だったが、せっかくなので早めの昼食をとることにした。



向かったのは和商市場。ここの名物といえば「勝手丼」だ。市場内の各店舗を回りながら好みのネタを選び、自分だけの海鮮丼を作り上げるスタイルで、近年は提供する店も少なくなってきたという。
鮮度抜群のネタをごはんの上に並べ、旅の朝にふさわしい一杯をいただく。



11時24分発、特急おおぞら6号。キハ283系6両編成で、自由席は2両のみ。混雑を見越してあらかじめ指定席を確保しておいたが、釧路出発時点ですでに6割ほどの席が埋まっていた。
かつてこの列車は、釧路〜札幌間を最速3時間35分で結んでいた。しかし2011年の事故をきっかけに高速運転は取りやめられ、現在のダイヤでは4時間14分を要する。
停車駅は白糠、池田、帯広、新得、トマム、南千歳、新札幌と絞られており、その間には1時間以上ノンストップで走り続ける区間が2つある。
なお、このキハ283系も2022年3月のダイヤ改正でキハ261系へと置き換えられ、おおぞらの顔も世代交代を迎えた。



車窓の外は、晴れたかと思えば雲が広がり、ときおり雪がちらつく——いかにも北海道らしい空模様だ。
日本語、英語、中国語のアナウンスが順に流れ終えて10分ほど。最初の停車駅、白糠到着の案内が静かに車内に響く。
白糠を出ると、次の池田まで1時間以上。列車はひたすらノンストップで大地を駆け抜ける。
そして帯広。到着のアナウンスが流れると、席を立って荷物をまとめ始める乗客の姿が、あちこちに見られた。


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