東京アラート発令も中旬には移動自粛解除
6月は5月に緊急事態宣言が解除になってから多少落ち着きはしていたものの、通しで見ると徐々に陽性者の数が増えていき月末には全国で100名を超える日が出ていました。
とはいえ、中旬には全国の移動自粛解除が出るなど経済活動においては少々先が見えてきた感じです。
ただその反面、今後の指標をどうしていくのかなどの策が出なかったり、政府と地方とのギクシャクした関係が浮き彫りになりました。
富山地方鉄道を日帰り訪問
富山地方鉄道の富山駅南北接続区間の初乗り
まだ大手を振って泊まりでの遠征とはいかなかったので、車をメインに3月に新規区間が出来て鉄道全区間搭乗率が100%切っていたのを解消することにしました。
それが富山地方鉄道の路面電車区間です。
もともとは富山駅の北口から出ていた富山ライトレール(富山北~岩瀬浜)、さらに遡ればJR富山港線として富山から岩瀬浜までを結んでいましたが(開業当初は今の富山地方鉄道の路線とも)、2006年に富山ライトレールとして分離され、超低床車が走るようになりました。
このLRT化が成功し、各地から注目されるようになるとともに、北陸新幹線の開業が2015年にあるなどの後押しもあり、富山駅まできている富山地方鉄道の路面電車との接続事業が行われます。
そして2020年2月に富山ライトレールは富山地方鉄道に吸収合併され、3月21日から富山駅の高架下で結ばれ直通運転が始まるようになりました。
距離にしてわずか150メートルほどの延伸ですが、もちろん乗りに行かねばなりません。
あらためて富山ライトレールだった区間にも乗りなおそうということです。
記憶の薄かった南富山から一日乗車券で乗ってみる
ひたすら下道を走り続けて南富山駅近くの有料駐車場に停めて、起点となる南富山駅で一日乗車券を購入します。
市内電車とバス、及び富山地方鉄道の電鉄富山~南富山間に乗車出来て650円。
市内電車は180円均一区間、電鉄富山~南富山間は290円になるので、岩瀬浜まで往復し、帰りは電鉄富山からとすれば同じ650円となります。
所要時間は市内電車の南富山駅前~富山駅が23分前後、富山地方鉄道が12分前後です。
かなり古びた感じの南富山駅前から市内電車に乗り、大学前行きは富山駅に寄らないので、途中の富山電鉄・エスタ前で富山駅行きに乗り換えて富山駅に向かいます。
ここは信号待ちやダイヤの関係で3分くらい停車することもあるので、時刻表は参考程度にしたほうが良さそうです。
富山駅から岩瀬浜行きに乗車
無事に富山駅の南北接続地点に着き、いよいよ富山北駅までの150メートルあまりの新規区間です。
これもほんの数秒で通り過ぎて、もとの富山ライトレールの区間に入りますから感慨といったものを感じる前に終わってしまいました。
しばらくは併用軌道区間ですが、途中の奥田中学校前から富山港線時代の線路に入り専用区間となるのでスピードも上がります。
富山港線時代の駅と新しい駅では作りに大きな違いがあるのですぐ見分けがつきます。
岩瀬浜駅に到着すると出口の反対側に段差のないままバスが待っており乗り換えに非常に便利になっていることが分かります。
そのまま折り返して富山駅で下車。これにて完乗率は100%となりました。
富山地方鉄道不二越線で南富山へ
不二越線はそれほど本数が多くないので、遅い昼ごはんを食べたりしながら、電鉄富山駅で西武や京阪からのお古の車両を眺めたりのんびり過ごします。
それこそかつて大都市で走っていたような特急が普通列車だったりすることもあるので、懐かしさを感じる人も多いでしょう。無事に南富山へ戻りました。
帰り道に明智鉄道の極楽駅に立ち寄る
帰りも下道を通り、猪谷からは行きの国道41号線ではなく国道360号線に入って、高山本線に沿うように進みます。
かつて台風で大きな被害の出たところなので、鉄道も道路も改良されているので走りやすいですし、何しろ車の量が圧倒的に少ないのが幸いでした。
角川駅の先で国道41号線に合流し、下呂から国道257号線で中津川、恵那と進んでいくとちょうど明智鉄道の車両が見えたのでせっかくだからと極楽駅に立ち寄りました。
単なる無人駅ですが、極楽浄土の派手な駅になっているのがみどころです。
アベノマスクと10万円給付
6月10日、忘れた頃にアベノマスクが自宅に届きました。
ちなみに特別給付金の10万円はマイナンバーカードをつくっていたのでネット申し込みで振り込まれました。
天竜二俣駅で半日写真撮影
あとは特に出歩くこともなく、13日に天竜二俣駅に出かけていろいろと列車の撮影をしました。
ラッピング車両が多いのが特徴で、昔ながらのカラー塗装や地元の大企業(SUZUKI、YAMAHA、HONDA)や関連会社のラッピングが揃ったりしています。
この時はまだでしたが、今年にはゆるキャン△やエヴァンゲリオンのラッピングも登場しています。
くんまホタルの里へ
6月15日にはくんまホタルの里でホタルを眺めに行きました。
コロナということで静かな中で、飛来数も少なめでしたけど、リアルに見るのは初めてだったので感動しました。