- 乗り継ぎの難しい磐越東線をどうクリアするか?
- 高速バスを織り交ぜながら何とか最適解を求めてみた
- 錦糸町5:31→御茶ノ水5:40 総武線各駅停車
- 御茶ノ水5:48→東京5:52 中央線快速
- 東京6:12→郡山7:29 つばさ121号 E8系初乗車
- 郡山7:59→いわき9:35 磐越東線キハ110系2両
- いわき駅前10:25→郡山駅前11:56 新常磐交通高速バス(1,900円)
- 郡山11:58→福島12:12 やまびこ57号
- 福島12:51→峠13:19 奥羽本線719系2両
- 峠13:26→福島13:54 奥羽本線719系2両
- 福島14:15→飯坂温泉14:38 福島交通飯坂線1000系2両
- 飯坂温泉15:05→曽根田15:26 福島交通飯坂線1000系2両
- 曽根田駅から福島駅まで歩く
- 福島15:51→郡山16:05 やまびこ60号自由席
- 郡山16:15→会津若松17:21 快速あいづ3号 E721系4両指定席
- 会津若松17:32→喜多方17:48 磐越西線キハ110系単行(通過駅あり)
- ラーメン店撃沈
- 喜多方18:34→会津若松18:59 磐越西線GV-E400系3両(各駅停車)
- 会津若松19:28→会津田島20:39 会津鉄道会津線 AT-500系単行
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- 高速バスを織り交ぜながら何とか最適解を求めてみた
乗り継ぎの難しい磐越東線をどうクリアするか?
郡山といわきを結ぶ磐越東線は、郡山~小野新町は概ね1時間に1本程度の本数があるのですが、小野新町からいわきの間は1日6本しかなく、日中は6時間近く運転しない時間帯があるため、非常に乗るのに難儀します。
今回は郡山から入っていわきに出て仙台に抜けるか逆のパターンを考えているのですが、このあとに控える奥羽本線の福島~米沢の普通列車と組み合わせると非常に難しくなります。
高速バスを織り交ぜながら何とか最適解を求めてみた
結果的に週末パスの利用範囲外にはなりますが、高速バスがいわき~郡山間を走っているので、片道はそちらを使うことで何とか両方のルートを織り交ぜることができました。
錦糸町5:31→御茶ノ水5:40 総武線各駅停車
前日の泊まりがカプセルホテルだったので、とりあえず仮眠程度に寝られればOKと考えており、朝も早めに出てきました。まだ真っ暗な中、やってくる列車は意外と乗車率高めです。朝一番の新幹線に乗車する人や、徹夜明けの人が乗っているためです。
御茶ノ水5:48→東京5:52 中央線快速
御茶ノ水で階段の上り下りをしながら身体を慣らして、東京行きの快速に乗車します。こちらも新幹線や各在来線に乗り換えていく人が多く乗っています。
東京6:12→郡山7:29 つばさ121号 E8系初乗車
乗換案内では6:04発のやまびこ号に案内されますが、6:12発のつばさ121号を選びます。
この列車は山形新幹線の新型車両E8系だけの7両編成ですが、基本やまびこ号の10両をつなげて走るので、停車位置が11~17号車と駅の北側に偏っていました。
東京では空いていたものの、上野や大宮で一気に乗車してきます。定刻通りに郡山到着。
郡山7:59→いわき9:35 磐越東線キハ110系2両
少し余裕を持たせて、駅の中で朝食を食べつつ磐越東線の乗り場へと向かいます。
思ったよりは待っている人も少なく、やってきたのはキハ110系の2両編成ということで、それほど混雑を気にする必要はなさそうです。一応、後ろの車両が途中切り離しにならないかを放送で確認した上で2両目に乗車します。
なお、この時のキハ111-105はかつて秋田新幹線工事中に北上線経由で走った臨時特急に使われていた車両だったとのこと。
郡山→小野新町
三春桜で有名な三春を過ぎていき、要田を出ると北にぐるっと迂回するようにして船引に入ります。田村市の中心ということもあり、ここでかなり下車すると、小さな集落を結んでいくようになり、人家よりも林の中を通ることが多くなります。
神俣を過ぎてひと山越えていくと小野新町に到着します。
小野新町→いわき
小野新町からは本数が激減するように、景色も山越えに変わっていきます。夏井を過ぎて、川前はもういわき市になりますが、ここで集落が尽きて細い川沿いに進む途中に江田駅があります。ここからは一気にいわきに向けて下っていき、途中小川郷止まりの列車がある小川郷を過ぎていくと一気に街が開けてきていわき駅に着きます。
この日はイベントがあったので駅前広場が賑わっていました。
いわき駅前10:25→郡山駅前11:56 新常磐交通高速バス(1,900円)
磐越東線では郡山への折り返しの列車は13:47発までなく、かといって常磐線で仙台まで上がっていくのでは遠回り過ぎてしまうので、ここは新常磐交通の高速バスを利用します。何しろ1時間に1本の割合で走っていて、料金は磐越東線よりも210円高いですが、効率が違います。
途中いわき市内に数ヶ所停車し、小野インターを出ると郡山駅までノンストップで走るので時間も列車より20分ほど速い1時間50分台で行けます。
乗車人員は半分ほどで、WiFiが利用できました。お手洗いがなかったので、事前に済ませておく必要があります。
定刻より少々早く郡山駅に到着できました。
郡山11:58→福島12:12 やまびこ57号
本来は1本後のやまびこ号に乗る予定でしたが、先を急いでおこうとやまびこ57号に乗車。この日は自由席が3両だけだったので、結構混雑していました。14分ほどの乗車なので、すぐに福島駅に到着。時間に余裕ができたので、駅中のカレーショップで軽く昼食を済ませます。
福島12:51→峠13:19 奥羽本線719系2両
奥羽本線の福島~米沢はかつてスイッチバックの駅が4つ連続して、客車列車が走っていました。今でこそスイッチバックは解消され、赤岩駅は廃止、大沢駅も2024年12月1日からは全列車が通過となっていますが、スイッチバックの跡は残っており、峠駅での「峠の力餅」の立ち売りも健在ということで、青春18きっぷ等で訪れる人が多いです。
しかし直通する列車は1日に6往復。福島駅を発車する列車の日中は8時台、12時台、17時台しかありません。
というわけで必然的に12時台の列車は集中します。
とはいえ、列車は2両しかないので12:30くらいにはホームで待ち合わせて、ドアが開いたと同時に席確保となります。ボックス席が多いので、一人だった場合はむしろロングシートを狙ったほうがよさそうです。
立席も出るし、鉄道好きな人たちの独特の雰囲気があるのはやむを得ないところです。
庭坂を出ると一気に山の中へと入り、途中で新幹線とすれ違うレアな展開も見つつ赤岩駅跡を通過、板谷駅を過ぎると、乗客がぞろぞろと先頭車の前側に集まってきます。
これは峠駅での乗降時間で「峠の力餅」を買うためのもの。買う人は事前に購入予約をしておき、1000円札を握りしめて交換するといった感じです。
だいぶこの方法が浸透しているようで、10個くらいは売れたのでは?
3割近い乗客が峠駅で下車します。
峠13:26→福島13:54 奥羽本線719系2両
あとはホームに群がっているのが車でやってきた人たちで、ちょうどこの時間は数分後に米沢を出た福島行きがやってくるので一度に2本見られるというラッキーなタイミングでもあります。
自分も時間の都合でここで折り返すのですが、米沢行きが遅れたため、すぐに入線してきました。
こちらも立ち売りに人が群がり、興奮気味に話す人が多かったです。
やはりゆっくりと乗るのであれば、朝一番の列車が良さそうです。
福島14:15→飯坂温泉14:38 福島交通飯坂線1000系2両
福島駅に到着して東口に出ますが、福島交通や阿武隈急行の乗り場は一旦外に出て100メートルほど北に歩いていくと、細い路地のような場所に駅があります。
ホームは福島交通と阿武隈急行の共用となっています。
やってきたのは福島交通飯坂線2両編成のロングシートで、思った以上に乗客が多く席がほぼ埋まります。2分から3分ことに駅があり、車掌が慌ただしく集札、車内改札、アナウンスをこなしています。列車も25分に1本の割合で運行されているので、途中駅での行き違いが2回ありました。
笹谷駅あたりでだいぶ車内が空いてきて、飯坂温泉駅に到着します。
飯坂温泉15:05→曽根田15:26 福島交通飯坂線1000系2両
少し温泉街を歩いたりしながら1本あとの列車で折り返します。
車両は東急車両がこちらにやってきたもので、見る人が見ればすぐに分かります。
帰りもほどほどの乗車率で推移し、曽根田から福島までの距離が短かったので、曽根田駅で降りてみました。
曽根田駅から福島駅まで歩く
ここは主に週末に営業するカフェが併設されており、駅舎も何かしら風格を感じさせます。ホームに停まっている7000系は現役ではなく休憩所として利用されています。
小雨がぱらつく中を福島駅まで歩いていくと10分くらいで着きました。
福島15:51→郡山16:05 やまびこ60号自由席
やまびこ60号は盛岡始発で自由席が3両しかないので、自由席に並ぶ列を見てあきらめ、列車がやってきたら案の定の混雑ぶりで指定席車のデッキに立って過ごします。
日曜日の東北新幹線上りは混雑するイメージしか持ってないので、ここは致し方ないということで14分を過ごします。
郡山16:15→会津若松17:21 快速あいづ3号 E721系4両指定席
郡山から会津若松へ向かう列車は4両編成で、1両だけ一部が座席指定になっています。
12席だけの指定席を確保したものの、4両もあるとさすがに乗客も分散されるのか、特に指定席を取らなくても何とかなりそうな乗車率でした。
座席も指定席と書いてあるシートカバーがある以外は自由席と変わり映えもしません。
まぁ、安心して座っていけるという感じで景色を眺めながら過ごしますが、進行方向左側の席だったので、ほぼ磐梯山の動きは見えずじまいで、暗くなってきたので、猪苗代湖も知らぬ間に過ぎていました。
会津若松17:32→喜多方17:48 磐越西線キハ110系単行(通過駅あり)
会津若松駅はスイッチバック式の駅になるので、頭端式のホームを通って1番線に停まっている喜多方行きに乗り換えます。
列車は1両で電車ではなく、キハ110系が充てられていました。
途中駅の堂島、笈川、姥堂、会津豊川は通過で、塩川のみ停車します。
この列車はさほど混雑してなく、塩川で降りていく人もいて、喜多方で降りる人は少なかったです。
ラーメン店撃沈
この時間だから難しいだろうなと思っていましたが、やはり駅前のラーメン店は既にのれんを下ろしていたり、そもそも電気も消えていたりで見事に撃沈でした。
結果的に駅前のお土産店兼商店のようなところで、うまい棒やお土産を買うなどしました。
喜多方18:34→会津若松18:59 磐越西線GV-E400系3両(各駅停車)
会津若松へ戻る列車は、GV-E400系の3両編成でかなり空いていました。
3両もこの車両も全く想定外でした。この列車はさきほど通過した4つの駅にも全て停まります。
ボタン式のドアなので、わずかな停車時間をめがけてドアを開けて撮影してをやって2駅は駅名標が撮れました。
会津若松19:28→会津田島20:39 会津鉄道会津線 AT-500系単行
食料調達を会津若松駅前にあるスーパーで済ませて、会津鉄道の会津田島行きに乗車します。
こちらは単行で、時間もこの時間帯なので数名ほどの乗車です。
地元客は芦ノ牧温泉あたりまででほとんど下車してしまい、片手くらいの人が終点まで乗っていくようです。車両にテーブルもあったので、スーパーで買ったものを食べながら夕食としました。
会津田島駅近くの宿に投宿。最初はこんなところに宿などないでしょ?と思ってたのですが、念入りに調べるとちゃんと立派な宿があるんですね!
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