06/09 米子から高松普通列車移動とラ・マル・デ・ボアと岡山路面電車

ひとり旅
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久しぶりに伯備線を全線走破してみました。

前日は夜に381系のやくも号の乗車をしたので、今回は新型車両273系のやくも号に乗りつつも普通列車メインで四国の高松まで移動していきます。

米子6:23→根雨6:47 伯備線特急やくも4号 273系8両

米子駅で7分も停車する特急やくも4号は8両編成なので随分空いています。
最初は一番前の車両8号車にしていましたが、むしろ乗り換えの時に遠くなりそうだったので、4号車に変更しました。
きっぷは米子から伯耆大山がはみ出し乗車になるので、この区間の乗車券を購入の上乗車します。指定席特急券はチケットレス特急券で根雨まで購入しました。
伯備線全線で前日からのトクトクチケットレス直前割があると思っていたので、最低でも1090円かかってしまうのは残念なところ(760円+指定席530円-割引200円)

車内チャイムは山陰出身のOfficial髭男dismの『Pretender』が流れました。
揺れは昨日の381系と比べるとかなり少なく、静かな走りっぷりでカーブも自然に傾く感じが分かります。例えるならば四国のTSEのような明らかに傾いていますよ的なものを感じさせずにカーブを走っているようです。
左手に雲のかかった大山を見ながら進んでいき、根雨で普通列車に追いつきます。

根雨6:52→新見7:53 伯備線普通 115系2両

待っていたのは115系の2両編成。やはり8号車に乗っていたらかなり雨の中を歩かされていました。
昨日夜の内に走った区間ですが、何となくイメージしていたように川が近くを流れています。
鳥取県内は緑色の看板でしたが、岡山県内に入ると青色の看板に変わります。
確かに川の流れも逆方向に変わっていました。
布原で行き違い停車。ここでサンライズ出雲と行き違いを行ったあと新見に向けてラストスパートをしていきます。

新見8:44→岡山10:17 伯備線普通 115系2両

新見から岡山は227系なのか?と思っていたら、何とさっきまで乗っていた115系の2両が回送されてきました。買い物の時間帯というのに2両かよ?!と思いながらも始発駅なのでまだ座れたので良しとしました。方谷駅の手前の信号場で行き違いを行い、美袋駅(みなぎ)でも行き違い停車がありました。
延々と高梁川に沿うように走っていき、倉敷で山陽本線と合流。途中いろんなところでやくも号を写真に撮ろうという執念の塊のような方々を多く見かけました。合羽を着こみながらじっと待っているのは撮影の邪魔にならない為の配慮なのでしょう。

岡山電気軌道(路面電車)を走破してみた

岡山駅に着いて、路面電車の一日乗車券(チケットレスデジタル乗車券)を購入しようと思ったら操作がおぼつかなかったので、紙の一日乗車券を運転手さんから購入しました。140円区間を3回乗ればモトが取れる400円です。

岡山駅前10:30→清輝橋10:42 清輝橋線

まずは清輝橋までを乗車します。既に何度か乗車したことがあり、特に岡山にライブハウスケントスがあった時に何度か通った記憶もあります。
道路の途中であっけなく終わる感じの清輝橋に到着。すぐに折り返します。

清輝橋10:44→大雲寺前10:46 清輝橋線

ずっと乗っているのでは運動にならないなということで、大雲寺前で下車し、岡山芸術創造劇場ハレノワを眺めながら東山本線に乗り換えようと歩いてみます。
ただ雨が強くなってきたのは誤算でした。

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西大寺町11:01→東山・おかでんミュージアム11:12 東山本線

東山・おかでんミュージアム行きの列車は連節車でした。
きついカーブの区間が何カ所かあるので、慎重に曲がっていきます。

東山・おかでんミュージアム11:16→岡山駅前11:36 東山本線

車庫のほうを見てみると、チャギントン電車がやってくるのが見えました。これは入場者専用の電車ということなので団体扱いにでもなるのでしょう。
乗ってきた電車で戻っていきますが、雨で利用率も多いのですぐに混雑してきて、信号の影響もあって少々遅れ気味に進みます。
岡山駅前の降車場所が地下道に連結していないので、横の横断歩道に出ていかねばならないのは結構不便です。早く富山駅前のようにJR駅構内まで乗り入れしてくれるとありがたいですね。そうなると桃太郎線だったり、法界院あたりまでの延伸あるいは乗り入れという話もありえない話ではなさそうですが。

四国へ移動

岡山11:45→児島12:22 本四備讃線普通227系3両

予定では岡山か高松で昼食をとる予定でしたが、なぜか気が変わって児島で探してみることにしました。そのため急いで児島行き普通列車に乗りこみます。
227系の3両編成で、各駅停車ゆえに行き違い停車が多くありますが、5分以上待つようなことはなくなりました。茶屋町からはトンネル区間が増えて高架線を進んでいきます。

児島駅で狙っていたお店は団体予約が入っていて受付終了とのこと。
近くのカフェがオープンしていたのでそこに入ったのが正解でした。

パークパーラーでチキンプレート1298円を食べていきます。茄子のように見えるのは紫芋のフライドポテトでした。これが甘さ控えめで美味しかったですね。

児島13:35→坂出13:50 本四備讃線快速マリンライナー33号5000系5両

瀬戸大橋を横断する列車は特急かマリンライナーの2択しかないため、マリンライナーに乗車します。
5両編成で自由席は後ろの4両、予想通りかなり混んでいました。ジャンプシートに座りながら景色を眺めていますが、開業から35年経ってもインパクトのある景色です。

坂出13:53→高松14:21 予讃線7200系2両

坂出からは普通列車の高松行きに乗り換え。2両編成でワンマン運転です。
坂出から高松まで追い抜きとかはないけど28分もかかるので、この区間は結構距離があるんだなというのが分かります。讃岐富士も相変わらずの眺めですがちょっと雲がかかっていました。

宇野線とラ・マル・ド・ボァ乗車

高松14:40→茶屋町15:18 予讃線快速マリンライナー40号5000系5両

高松駅構内のお土産店がさらに充実したようで、かなり賑わっていました。
急いでいつもの自分用お土産を購入してからマリンライナーに乗車。帰りは奮発してグリーン車に乗っていきます。とはいえ、荷物置き場はないしかなり手狭な感じではありました。幸い横がいなかったのでゆったりできた感じです。

茶屋町15:41→宇野16:12 宇野線227系3両

茶屋町からの宇野線は直通電車ということで213系かも?と期待していましたが、227系の3両でした。
備前田井あたりまでずっと速度もあまり上げないままゆっくりと走り続け、最後の1区間だけ少々速度が出て往年の宇高航路連絡の雰囲気を出してくれました。
当時とはすっかり変わって小さくなった宇野駅に到着します。

宇野16:18→岡山17:24 宇野線臨時快速ラマルドボア213系2両

最後は臨時快速のグリーン車扱い、ラ・マル・ド・ボァに乗車します。
前側2号車がクモロいわゆるモーターが付いている車両です。
空いていたので、横向きのカウンター席ではなく、荷物を棚に置ける座席シートのほうを選びました。これは正解です。
乗務員も乗客も何度か乗っているような人らしく、慣れた感じで世間話をしていますが、個人的にはこの雰囲気が大嫌いで、そこは見えないところでやってほしいところ。なれなれしく乗客の自慢話を聞かされたりするのではたまったものではありません。

沿線の紹介といってもこの区間じゃ何もないし、確かに駅舎を改装した八浜駅とかは少しみどころがあるけど、観光資源としてはちょっと不足気味で、何度も行き違い停車をしながら岡山まで66分もかけて移動するけど、それよりはノンストップで35分位で着いて、直島方面のアクセスに貢献してくれたほうが良いような気がしました。

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