09/30 伊賀鉄道、近鉄伊勢志摩方面各駅停車の旅

ひとり旅

青空フリーパスを使いつつも上手に近鉄に乗車

この日は前々から乗ろうと思っていた三重県の私鉄路線を一気に乗ってきました。
近鉄の一日乗車券だとモトが取れなかったりするので、青空フリーパスをメインに使いながら近鉄に乗車する形で何とか乗り切りました。

まずは駆け足乗り継ぎで伊賀鉄道を乗車

浜松6:01→名古屋7:27 東海道本線特別快速 313系8両

スタートは毎回この列車が選ばれます。青春18きっぷの時期を外せばまずガラガラでのスタートになりますし、豊橋ですぐに一杯になることもなく、さすがに安城あたりで座席は埋まるもののうんざりするほどの混雑ではなかったです。
定刻通りに名古屋に到着し、関西本線へと乗り換えを急ぎます。

名古屋7:36→亀山9:00 関西本線普通 313系4両

乗客の込み具合を見ながら、7:43発の快速みえ51号に乗ろうか考えていましたが、2両編成で一部指定、既にギッシリ詰まっている状況を見て、隣の普通列車に乗ります。
こちらは4両あるので、岐阜側のほうに行けば何とか座れる状況でした。
次の八田で長く停車している間に先ほどの快速みえ51号が追い抜いていきます。

桑名で一定数が下車し、四日市でも下車人数が多かったせいでだいぶ空いてきました。
とはいえ亀山で降りた数は意外と多く、4両編成を甘く見ていた感じはあります。

亀山9:09→伊賀上野9:50 関西本線普通 キハ120系単行

亀山駅で青空フリーパスは一旦圏外になるので、伊賀上野までのきっぷを購入して加茂方面のホームに上がっていくと、キハ120系が停まっているのですが、まさかの単行でした。
え、関西本線で1両なの?と愕然として中に入れば当然ぐちゃぐちゃに混雑しています。

ヤレヤレと思いながら走っていくと、最初の関でそこそこの下車があって何とか座ることができました。柘植で草津方面に乗り換える人が少しいますが混雑したまま進んでいき、伊賀上野に到着します。

伊賀鉄道

伊賀上野9:53→伊賀神戸10:36

ホームの先に電車が停まっており、特に改札もなかったので、とりあえず乗り換えて整理券をとります。列車は2両編成でガラガラでした。伊賀上野まで直通するのですが上野市から伊賀神戸までのほうが本数があるようです。
上野市駅は別名忍者市駅と呼ばれ、伊賀市が伊賀流忍者の里として有名なのもあって、これをウリにしています。列車の前面にもくノ一の顔が描かれていたりします。
5編成走っている中で唯一モト車となっている東急の赤帯が入った車両ともすれ違いました。

近鉄で最南端の賢島へ

伊賀神戸10:38→伊勢中川11:04 近鉄大阪線 快速急行4両

伊賀神戸ではすぐに近鉄に乗り換えとなり、快速急行の松阪行きに乗車します。
6両くらいあるかと思ったら予想より短い4両でした。とはいえ車内は空いています。
途中長大な青山トンネルを抜けていき、榊原温泉口に停車したあと伊勢中川に停まります。
ここはホーム上にコンビニがあるので大変重宝し、早速昼ごはんになるものを調達しました。

伊勢中川11:24→賢島13:10 近鉄山田線・鳥羽線・志摩線 普通2両

伊勢中川からは終点賢島まで直通となる普通列車に乗ります。特急を使わないのであれば、この列車が最速になるという区間です。
伊勢中川から宇治山田までが山田線、鳥羽までが鳥羽線、賢島までが志摩線と呼ばれているようですが、賢島まで32もの駅に停車するので3分少々で1つ駅が現れる計算になります。

乗車率は半分以下な区間が多く、松阪~鳥羽のあたりは観光客がドッと乗ってくるので一時的に賑わいますが鳥羽でドッと降りてしまいます。

松阪、櫛田、明星、五十鈴川といった駅で特急列車に先を譲ったりしますが、鳥羽から先は特急列車も速度が落ちるせいか、抜かれることなく賢島まで行きます。

特急で鳥羽に移動して、JRと伊勢鉄道で鈴鹿へ

賢島13:30→鳥羽14:00 伊勢志摩ライナー

賢島から鳥羽までは近鉄特急で戻ります。ちょうどポイントが貯まっていて切れる寸前だったので、伊勢志摩ライナーのポイント利用割引も使いながらDXシートの1人掛けに座っていきます。
普通列車で41分かかったところを特急も30分かかって走ります。

鳥羽14:05→鈴鹿15:15 快速みえ16号 キハ75系2両

鳥羽駅はJRと近鉄の駅が隣接しているので何とか間に合うかな?という状況。
改札を抜けるとJR駅の看板がなかなか見つからずに焦ります。
お土産店の方角を指すのでそっちに行ってみると全然見当たらない!?どうやら階段を下りるようだと気づいてダッシュすると何とJR駅は無人駅だった!
切符は持っているのでそのままホームへ急いで何とかドアがしまる寸前の快速に間に合いました。
後の車両の半分は指定席で、自由席はわずかに1両半しかありませんが、なぜか窓側に座れるほど空いていました。参宮線は多気を経由する分大回りになるので、時間もかかるのが原因なのでしょうか。とはいいつつ伊勢市でドッと乗車してきて、松阪でもドッと乗車するので、立ち客が出るような状態になります。そんな状況下で津を出るといつもの検札が始まります。
伊勢鉄道は青春18きっぷなどが使えないので、青空フリーパスを持っている自分は問題ないですけど、そうでない人は追加運賃を払うことになります。
そうこうしているうちに鈴鹿駅に到着し、ここで下車します。

近鉄鈴鹿線と湯の山線を往復

鈴鹿市15:39→平田町15:44 近鉄鈴鹿線 2両

鈴鹿駅から近鉄の鈴鹿市駅までは徒歩で15分ほど。GoogleMap通りに進んでいけば迷うことはありません。伊勢鉄道の鈴鹿駅が武骨というかシンプルで何もない駅と比べればコンビニもあるのでターミナル駅ぽいところがありました。ここから平田町までは2駅です。

平田町15:56→伊勢若松16:07 近鉄鈴鹿線 2両

折り返しの列車に乗りこみ、伊勢若松まではわずか4駅です。
30分に1本の運転で、鈴鹿市駅が行き違いの駅になります。

伊勢若松16:16→近鉄四日市16:35 近鉄名古屋線 普通2両

少し列車の間隔が開きますがやってきたのが普通列車でわずか2両の編成でした。
近鉄四日市での接続も今ひとつなので、途中で急行に抜かれるもののそのまま先発の普通に乗車して8駅乗っていきました。ほどほどの混雑なので急行に乗り換えるよりもラクでした。

近鉄四日市16:48→湯の山温泉17:13 近鉄湯の山線 普通2両

湯の山温泉行の列車は専用のホームから発車となります。高校生が多く乗っていてかなり混雑していましたが、20分に一本の割合で夕方は運転されるようです。徐々に降りていって、終点まで乗っていたのは10人いるかどうかというくらいでした。この時間なので御在所岳から戻る客もいませんし駅前はがらんとしています。

湯の山温泉17:17→近鉄四日市17:43 近鉄湯の山線 普通2両

折り返し列車もすぐの発車になりそうなので、急いで駅舎を撮影して列車に戻ります。
あいにく冷たい雨も降りだしてしまい、日も暮れて外も暗くなります。
反対列車が少々遅れているのにも気づかなかったのですが、こちらも四日市に向かう人が多く乗ってきて終点で下車して階段を下りる列が長くのびています。

乗り継ぐ予定の急行に乗れず、そのまま特急使いながら帰路へ

そんなこんなで何と予定していた急行列車はまだ乗り換えの階段を下りる手前で発車してしまいました。このあとの列車を見ると全然ないので、先の予定は全てパーとなってしまい久々にやる気がそがれてしまいました。

近鉄四日市18:08→近鉄名古屋18:37 近鉄特急6両

仕方がないので、特急料金を課金して名古屋まで特急で移動します。
いわゆるビスタカーだったので、2階席にしてみましたが、あんまり変わらないので心の足しになったかどうか。。。まぁ気持ちを休めます。

名古屋18:45→豊橋19:39 東海道本線 新快速8両

そんなわけで真っすぐ帰ることにしました。新快速は何とか座れる状態だったので、岡崎で隣の人が降りてからは窓側に座ることができました。

豊橋19:52→浜松20:25 東海道本線 普通4両

こちらは豊橋折り返しの列車で、待ってる場所さえ間違わなければ何とか座れます。今回も3つドアの真ん中の位置で待つことでクロスシートに近い場所に狙いを絞って座れました。

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