08/24 青春18きっぷ北海道1日目

01北海道

中部国際空港から新千歳空港経由で稚内空港へ飛び、名寄が目的地

夏の終わりに青春18きっぷをフル活用して北海道内を回ろうという無謀な企画をして、実際に旅行してきました。旅行遂行士ならではのハードで意外性もある行程となりました。

青春18きっぷで金山まで移動し、名鉄で中部国際空港へ

浜松6:43→豊橋7:17 普通(編成記憶なし)

スタートは2023年8月24日(木)、飛行機はセントレア発なのでまずは中部国際空港を目指します。
青春18きっぷの使い始めは地元の浜松駅から。普通列車で豊橋まで移動します。

豊橋7:20→金山8:13 快速313系8両

乗り換え時間は3分しかないのですが、7番線から5番線へと階段の上り下りでダッシュ移動します。
平日ということもあり、かなりの窓側が埋まっていましたが、先端部まで移動して何とか着席します。
快速ということで新快速に共和停車が加わったくらいで遜色はなく金山に到着、一気に乗客がホームへと吐き出されていきます。

金山8:24→中部国際空港8:49 名古屋鉄道ミュースカイ2000系8両

金山からは名鉄に乗り換えて全車指定席のミュースカイに乗車。
こちらはあらかじめアプリで予約をしておいたのですが、神宮前を出る時にはほぼ満席状態。
だいぶ乗客が戻ってきたんだなというのを感じました。神宮前からノンストップで走り抜けます。

意外と保安検査場が混雑!新千歳空港の待ち時間に小樽方面に乗り鉄

中部国際空港9:25→新千歳空港11:10 JAL3103便 737-800

36分くらいならば保安検査場通過は余裕かな?という思いは無念にも打ち砕かれそうな列が並んでいます。確かに同じくらいの時間に出発する便がいくつかありますが、列に並ぶと出発が迫っている便の呼び出しを行って誘導をしています。セントレアは地方空港同様にANAとJALの検査場が同じなのでどうしても集中するんですよね。
ひたすら列に並んで、保安検査を通ったのは9:15頃、急いで乗り場に進むともう搭乗開始をしているところでした。
自分より後ろにも同じ飛行機に乗る人がいたので、出発は10分程度遅れましたが、航路上の天候にも恵まれて概ね定刻通りに新千歳空港に着陸します。

新千歳空港11:42→千歳11:49 快速エアポート117号 721系6両

荷物は預けてないので、出口からJR乗り場へと直行し、時計を見ながらホームに降りると後続の列車がホームに入ってきたところでした。車体はどうやらロングシートのようです。
どのみちそんなに長い時間乗るわけでもないので先発の快速に乗ってデッキに立っていきます。
トンネルを抜けると、半年ぶり(といっても夏に来るのは4年ぶり)の北海道が見えてきます。
南千歳から引き続き高架の線路を走っていくと千歳駅に到着します。

千歳12:04→北広島12:25 千歳線普通 731系3両

一旦下車して昼食を急いで駅のコンビニで買い込み、ロングシートの普通列車に乗り込みます。札幌まで多少時間の余裕があるので北広島まではこちらでゆっくり進んでみました。この列車はサッポロビール庭園駅にも停車をします。北広島で9分停車するのでさすがにここからは快速に戻ります。

北広島12:28→札幌12:45 快速エアポート121号 733系6両

すぐに隣のホームに快速エアポートがやってきました。こちらもロングシート編成なので、スーツケースを持った人が多く座っているのは少々違和感を感じたりもします。
新札幌に停車し、函館本線と合流するといつものごとくスロー運転となって、少々遅れて札幌駅に到着します。

札幌12:52→小樽築港13:32 函館本線普通 キハ201系3両

今回の目的の1つであるキハ201系普通列車に乗ります。
土日祝日になると運休する列車なので、この系統の列車に乗るには平日でないとチャンスが限られてしまいます。
朝と夜は快速ニセコライナーとして快速運転をし、朝は電車と併結して走るという日本でもここだけの連結風景があるのですが、日中は単独の3両編成で小樽~江別の間を行ったり来たりします。
気動車のエンジン音を響かせながら各駅に停まりますが、本領を発揮するのはほしみ駅を出てからの海岸線沿い区間になります。

小樽築港13:41→新千歳空港14:49 快速エアポート142号 733系6両

小樽築港からは折り返しの快速エアポートに乗って新千歳空港へ戻ります。
こちらはあらかじめUシートをネットで購入しておきました。
札幌までは快適でしたが、札幌で中国人の団体客がワッと乗り込んできて大声でしゃべりはじめるので一気に忙しない空気になります。
かつては310円で利用できた指定席Uシートも今や840円。ちょっと考えものかな?と思います。

稚内空港行きが相当の遅延!稚内の乗継すら危うい事態に

新千歳空港15:35→稚内空港16:30 ANA4843便 ボンバルディアDHC-8-400

いい具合に進んできたのですが、稚内空港行きの飛行機が点検中に異常箇所が見つかったようで少々時間を要するため出発が20分ほど遅れる見込みであるとのアナウンスが流れます。
このあとは稚内に飛んでから、連絡バスで稚内駅に向かい、名寄行きの普通列車に乗る予定なので、あまり遅れられると困るな・・と思いつつ待ちますが、予定時刻になってさらに遅れる見込みと。
これは下手をすると行ったけど肝心な列車に間に合わないケースも出てきました。

45分遅れの17:15着。連絡バスは50分遅れで出発。稚内駅をあきらめる

50分近く遅れて出発をして、フルスピードで稚内空港へ向かいましたが45分遅れの17:15着。連絡バスがどのくらいで発車するだろうか?に望みを託しましたが50分遅れの17:30に発車。稚内駅に到着するのが18時前後と想定され、危険を冒してまで向かうのはまずいと判断して、1つ手前の南稚内駅前のバス停で下車することを選択。
痛恨の一撃だったのは、駅周辺に何もスーパーもコンビニもなく、食糧類が全く手に入らなかったことです。
南稚内駅から乗車するのは3人。皆さん同じように飛行機でやってきた方たちばかりでした(笑)。

南稚内18:07→名寄21:49(11分遅延で22:00着)

一両のキハ54がやってきました。もっと混んでいるかと思ったけど海の見える窓側の席に座れました。
次の抜海までの間に宗谷丘陵を渡って利尻富士が少しの間だけ見ることができます。
それにしても青春18きっぷで移動する人しかいないような感じの客層で、衣類を干している客もいたり昔ながらの貧乏旅行というこのきっぷならではの特徴が見られます。
途中駅から乗車する人はほとんどなく、特に小さな駅から乗る人はむしろ撮影を終えて列車に乗ってきたのでは?と思うほど鉄道好きな方ばかりです。
豊富駅のあたりで日は暮れて、幌延駅あたりからは駅に着くまではずっと真っ暗な中を走り続けるような感じになってきました。

音威子府で8分停車している間に音威子府止まりの普通列車が到着するはずですが、これがなかなか来ません。どうやら道中でシカと接触した影響で遅れているようです。
13分ほど遅れて到着しました。
美深駅では稚内行きの特急サロベツと行き違いをしますが、他に行き違いをできる駅がないので反対の特急列車も同様に遅れて到着しました。
結局名寄には11分ほど遅れて22時ちょうどに着き、急いでホテルまで歩いてチェックインを済ませます。(22時までの受付だったので、予め電話しておいて正解でした)
食事は再び歩いてコンビニ弁当を何とか手に入れました。翌朝の朝食も購入しておきます。

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