青春18きっぷ 季節が2つ楽しめる越美北線(九頭竜線)

ひとり旅
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福井市内と奥越では大きく景色が異なる超ローカル線

越美北線(九頭竜線)とは

越美北線は福井県の越前花堂駅と九頭竜湖駅を結ぶ52.5kmのローカル線で、愛称として九頭竜湖線と呼ばれています。
途中には小京都の1つ越前大野があり、近くの越前大野城は雲海に浮かぶ城が見られることでも知られています。

越前と美濃を結ぶ予定は幻に

越美北線は名前の通り越前と美濃を結ぶ構想で作られ、岐阜県側には越美南線(美濃太田~北濃)が存在していました。
しかし越美北線は勝原から九頭竜湖までは伸びたもののここでストップに、越美南線は長良川鉄道に転換されるなど、結ばれることなく現在に至っています。
代わりに国道158号線が整備され、ゆくゆくは中部縦貫自動車道として結ばれることになります。

福井を出ると足羽川、越前大野から九頭竜川に沿うので景色が変わる

越美北線は福井県内で完結する路線ではありますが、福井を出る時は足羽川、途中で山越えをして越前大野からは九頭竜川に沿う形で進んでいきます。
特に越前大野より先は奥越の雰囲気が濃くなるので、冬と春または秋が共存したり1時間半ほどの乗車時間の間に景色がガラッと変わることがあります。

1日4往復の九頭竜湖を目指して

そうはいっても、越美北線が九頭竜湖まで行くのは1日わずか4往復しかありません。
しかも福井の始発が9:08ととても遅いです。

09:08発九頭竜湖行きはキハ120系1両

2022.4.3、日曜日。
福井駅の敦賀よりにポツンと置かれた2番線には1両のレールバスが停まっています。
10分前ではほぼ座席が埋まっているので少しずつ譲ってもらいながら座る感じで、車内は地元の住民と、子供連れでお出かけする人と、大きなカメラを持って撮影に向かう人と、青春18きっぷを握りしめた人がそれぞれほぼ同数といったところでしょうか。

一乗谷まで

越前花堂までは北陸本線を進んでいき、駅の手前にある南福井貨物駅のあたりで線路が分かれて、北陸本線と少し離れたホームに停まります。
北陸本線と別れて足羽川に沿うように進んでいくと一乗谷朝倉遺跡の案内とかが見えてきて一乗谷駅に着きます。ここから自転車などで遺跡まで行く人が少し下車します。列車からはその様子はうかがえないので途中下車が必須です。

美山まで

美山までは蛇行する足羽川に沿ったり橋で渡ったりしながら進んでいきます。
まだ田んぼが大きく広がっているので、少し春めいた感じの眺めが広がってました。
美山で地元客が降車し、足羽川から離れて支流の羽生川に沿って山越えにかかります。

越前大野まで

牛ヶ原駅までの間で見えていた山に雪が多く残るようになり、道端や田畑にも雪が残っているのが確認できるようになってきます。
右手に越前大野城が見えてくると大野の市街地です。
ここまでが約1時間弱。京福バスも何本か福井から出ていますが1時間強かかるので、そういった面での需要はあるように思います。ここでだいぶ降りて50%くらいの乗車率になってきました。

勝原まで

越前大野を過ぎて柿ヶ原駅の手前で九頭竜川を渡ります。
越美北線はところどころに30キロあるいは25キロの徐行区間があるのですが、この九頭竜川を渡るところもゆっくりと通過していくのでシャッターをしきりに押す音が聞こえてきました。
勝原駅はかつての終着駅で、広い構内の跡があり、これからの季節は花桃が咲いて華やかになるとのこと。

終点九頭竜湖まで

勝原からは1972年に延伸された区間になるので、最高速度も85kmまで上がります。
途中の越前下山駅を挟んでほとんどが長いトンネルで国道158号線を行く車をあっという間に追い越していきます。
すっかり畑が真っ白になる場所も出てきますが、終点九頭竜湖駅は雪も少なめでした。

九頭竜湖駅は道の駅と併設

九頭竜湖駅は道の駅と併設する形になっていて、到着証明書を発行してもらったりしながら時間を過ごしました。
思えば30年以上前に一度来たことがあるきりで、その時は11月後半でしたが、九頭竜湖駅に着く頃には雪が舞っていて寒かったことを思い出します。

同じ道を1時間半かけて戻りながら

帰り道は同じ道を巻き戻すように進んでいきます。
越前大野から観光客や地元客が乗りはじめ、今度は福井駅にお昼過ぎに着くこともあってか、買い物や福井市内でのイベントに行く地元客が小さな駅からもゾロゾロと乗ってきてより車内は混雑していました。

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