みなさんこんにちは!ひとり旅アクティブ系ライターのDJRかもちゃんです。
今回は、金沢駅からレンタカーを使って、福井県嶺北の海岸線を南下して越前町までの50キロほどを走ってきました。
観光名所なんて東尋坊くらいでしょ?というイメージですが、意外や意外、日本画のような景色が見られました。
金沢駅からレンタカー
前日は金沢市の片町にあるアパホテル金沢中央に泊まったので、バスで金沢駅へ。駅の西側にあるJネットレンタカーにて8:30予約で借り、翌日の事もあるので、24時間後に小松空港の営業所へ返却で借りました。車は三菱の軽です。
とりあえずは、国道8号線がバイパスの片側2車線区間なのでこれを走りながら大聖寺から国道305号線に入り、海岸へ向かっていきます。
しばらく走ると、無料の休憩スペース的な場所があり、月うさぎの里とあったけど、今回はパス。無料だったし、放し飼いのうさぎが見られたのか・・・とやや後悔。一気に福井県に入ります。
福井県あわら市あわら夢ぐるま公園
金沢を出てから1時間半ほど(途中道の駅での休憩1回有)で、あわら夢ぐるま公園に到着。子供たちの歓声がやたらと聞こえてくるのは、すぐ近くの畑でさつまいもの「とみつ金時」の収穫体験をこのあとやる為のようです。
北潟湖を眺める展望台があり、小さなお店ではソフトクリーム等を販売しています。北陸電力の風車が10基回っているので、その眺めも壮観です。
風車がヒューヒューと音を立てて回るさまは見ごたえありますね。
坂井市・芝政ワールド
国道305号線を一旦外れてさらに海岸線へ。夢公園から15分ほどで看板にある芝政ワールドのところを通っていきます。
子供向けのアトラクションが多くあり、プールでも遊べるとのことでした。
坂井市・越前松島水族館
さらに10分ほど走ると越前松島水族館が見えてきます。
ここはイルカ、ペンギン、アザラシ、カワウソのアトラクションがあったり、ドクターフィッシュの体験(手)が出来たりします。ここも通過していきます。
子供連れの家族がどんどん入っていき、中からイルカショーの説明員さんの声が聞こえてきました。
坂井市・雄島
水族館から7,8分ほどで「東尋坊」へ向かおうとしましたが、「雄島」が何か気になったので、Uターンして雄島へ。
無料の駐車場に停めると、何か島に向かって赤い長い橋が?
え、これ無料で歩いていけるの?
よく見ると結構波をかぶったりしてるんですね・・・。右からも左からも波がきていて、橋のあたりでぶつかると波しぶきがぶわーっと上がります。
ですので、こういう時は堂々と真ん中を歩くのが正解ですね。
島自体が神社になっているようで、柱状節理の岩がむき出しになってます。
島を渡って、さらに遊歩道を歩いていくと、東尋坊ばりの荒波と岩肌が現れてきます。確かに橋の上から見ると、東尋坊タワーとかも見えるので、さほど景色的には変わらないですが、橋を渡る時の波の迫力を考えるとむしろこちらに来るのが正解かも?お土産物とかは圧倒的に少ないですが。
島に出たところ。こんな感じで迎えてくれます。遊歩道の看板は倒れているので、海の音のするほうへ歩くのが確実です。
坂井市・えちぜん鉄道三国港駅
再び車を走らせて12分くらいでえちぜん鉄道の三国港駅に着きます。ここも駅の横に無料の駐車場があり、線路を渡って駅舎へ行くことも出来ます。
その昔は1つ前の三国のほうが賑わっていて、全く何もないとまで言われていたのですが、東尋坊行きのバスも停車したりするのと、駅舎自体がレトロでじわじわと人気が出ているようです。
列車も30分に1本の割合でやってくるので(1両ですけど)それほど便が悪いこともないですし、隣の三国駅まで歩くさんぽルートもあるようです。
福井市・鉾島園地
三国港駅あたりの海鮮丼とかにも惹かれたのですが、先へ進みます。
25分ほど走っていくと、急に観光バスが停まるのが目に入り大きな駐車場もあるので、それについていくように入りました。
鉾島園地と書いてあって、先の島が神社になって歩いていけるようです。
写真の左の遊歩道を歩いて柵もない道を上っていくのですが、白波がじゃんじゃんやってくるので、ある意味怖いですね。
それにしても、柱状節理の岩に松は良く似合います!ちょっとした動く日本画を見ているようです。
遊歩道を歩いてみるといろんな眺めが楽しめます。
穏やかな日は波をかぶっているところへ歩いていけるみたいですが、とてもこんな日はムリですね。
そのまま屏風に映したくなるような景色です、ほんと。
さらに国道305号線を南下して、さすがに空腹に耐えかねて、見えてきたお店に入りました。
福井市・魚屋の喰い処まつ田
今の時期は「あわびバター焼き御膳(刺身付3500円)」がおすすめですよー!と言われたものの、さすがにそこまで手が出ないので、「イカとアカモクのネバ丼(1800円)」をいただきました。
スープは藻のようなぷちぷちっとする感じ。
わさびやしょうがを醤油と混ぜてどんぶりにかけて、豪快にかきまぜて食べるといいみたいです。スダチを絞るのがポイント。
それにしてもネバものばかりですねー!お腹いっぱいになりました。
お店の名前とせいこガニで名付けられた「まつ田せいこ丼(3,800円)・1日200食限定」が11月7日から登場する予定で、カニコースとかも食べられるそうですし、このあたりは夏にはバーベキューも出来るみたい。海は透き通っていて海水浴も出来るとうらやましい限りです。
途中の大規模崩落箇所
しばらく走ると、片側交互通行で海へせり出す区間がありました。大規模な山崩れがあったのでしょうが、高波の時に通れないとかなり不便を強いられる区間でもありますね。
越前町・呼鳥門
10分ほどで、呼鳥門という場所があります。トンネルの手前に駐車場があるので、そこへ停めます。浸食作用で出来た岩の穴が沢山ありますね。
風と波で穴が開いたというけど、すごいスケールです。しかもトンネルが出来るまではこの下を国道が通っていたのがもっと驚きです。
この先の梅浦交差点でお別れして、越前陶芸村へと向かいます。すぐに山道に入りますが、だいたい30分ほどで行くことが出来ます。