何もかもうまくいくと思うと現地で落とし穴が待ってます
2022.4.2~3 土日を使って青春18きっぷでお出かけしてきました。
目的地は神戸、福井でしたけど、どちらも桜まつりが各所で開催されるなど桜を見に行く人が多かったです。そんな中現地で体験してなるほど!と思ったことを書き留めていきますので、今後同じようなイベント時の参考になればと思います。
同じ目的を持った人がたくさんいることを自覚しないと
予想以上の混雑ぶりにうんざりしかねない
特に桜、紅葉といったものには年配の方が多く食いつき、数名のグループで4人掛けの座席でべちゃくちゃと大きな声で会話し続けるパターンも多いので、人数以上に存在感があります。
また朝に強いので始発列車であろうと元気に出陣してきますし、用意周到なのでクーラーボックスにアルコール類を沢山用意して、列車が発車すると早速プシュッと響かせて宴会がはじまります。
さらにJR東海でいう”さわやかウォーキング”のようなイベントが加わるともはや手の打ちようがありません。その場合は行先を変えるくらいの勇気が必要になります。
この日は浜松6:01発の特別快速米原行きに乗車しました。
これだと米原で1回乗り換えるだけで京都に9:45着と4時間かからないこともあって人気の列車です。8両編成と浜松発にしては長い編成ですが、その時点で3割近く乗車していました。
米原駅から京都方面の新快速・座席確保に四苦八苦
そして米原駅では4分の接続で8:48発の新快速姫路行きに接続をします。既にこちらの特別快速は豊橋、名古屋、岐阜、大垣と続々と人が増えてきて立ち客も多く出ている感じです。
それでもコロナの影響で大人しいほうで、かつては動くのもやっとくらいの混雑をしていました。
次の列車は同じホームの向かい側に停車しているのですが、座席確保をするならば、米原駅に到着をして荷物を網棚から下ろしてなんてのんきなことをしていてはダッシュで取られて運が悪ければいきなり立ち席もありえます。
米原始発の12両なら東京寄り
時刻表で自分が乗る列車がどの駅始発なのかによって待つ場所も変えたほうが良いのがわかりました。
あくまでその時の一例ではありますが、かなりあてはまると思われます。
米原始発の場合は最初から12両編成でやってきますので、階段やエスカレーターから一番遠いのが東京寄りになるので、号車でいうと9号車から12号車のところが座れる可能性が高いです。
下記のような列車が多いので、それを避ける傾向があるのも一因のようです。
長浜方面からの列車なら京都寄り
逆に長浜、近江塩津・敦賀始発の列車だった場合は、前8両が米原始発で後4両が到着の際に連結されるようになります。
敦賀方面からの乗客がけっこう乗っていますので、狙い目は前8両になります。
JR東海方面の列車が8両の場合はどこも同条件ですが、6両以下となれば京都寄りの車両ほど可能性が高くなります。
いざとなれば出入口付近のジャンピングシートへ
それでもうまくいかなかった場合は、出入口のところに椅子を引き出す取っ手があるので引いてみて椅子が出てくればラッキーです、そこに座ってとりあえずひと息いれましょう。
いわゆるジャンピングシートなので座り心地は今ひとつですし、出入口付近なので人の行き来も多いので、駅到着の際に誰か降りる人がいないか見ながら徐々に座席に移動したほうが良いでしょう。
ロープウェイやケーブルカーは整理券が出ることも
いつもは閑散としているような場所でも桜や紅葉がきれいだと分かれば一斉に人が押し寄せるので、想定外のことが起きます。
須磨浦山上遊園に行くロープウェイが整理券番号待ちに
土曜日の11時頃に兵庫県神戸市の須磨浦公園駅に到着し、ここからロープウェイに乗っていこうとしたのですが、改札を出ると「まずロープウェイの整理券を受け取ってください」とのこと。
何と!ロープウェイの入場券売り場が整理券方式で人数制限されていました。
その時もらったのが420番でした。
5分間隔で出てくれたので25分ほどの待ち時間で済む
それでもだいたい30人ずつ数字が進んでいくので、335番だった完了番号は10分ほどで自分の番号まできました。
きっぷも買えてヤレヤレと思ったら、ここからロープウェイに乗るまでがまだ長い。
階段で何本か見送って6本目に乗れました。結局25分ほど足止めをさせられましたね。
とはいえ、15分間隔のロープウェイを5分間隔でピストン輸送してくれることに感謝です。
行く時間帯を考えて早めに動くことが必要
ちょうどお昼を広場で弁当でも食べようか!ぐらいの時間帯だったのもあるので、早め早めに行動をするのがベストでしたね。幸い大した影響はなかったものの、桜や紅葉の場合は相応の混雑が起こることを頭に入れておく必要をあらためて知らされました。
バスが停留所に来ない!ターミナルまで歩いて!!
福井県の丸岡城、桜まつり期間は丸岡城バス停が閉鎖
2022年4月3日の日曜日は坂井市丸岡町にある丸岡城に行ってきました。
現存する12の天守の1つで国の重要文化財にも指定されています。
まだ天守に入場できない時間帯(オープンは8:30)だったので周囲を散策して城の写真を撮るだけにしようと出かけました。
行きはJRで福井6:40発芦原温泉行きで芦原温泉下車、7:15発の京福バスで丸岡口下車(7:35頃着、520円)、そこから徒歩で10分ほどでした。
帰りは丸岡城を8:15に出るバスで森田栄町に8:38着(430円)、JR森田駅までは徒歩4分ほど。
森田を8:54に出る福井行きで福井に9:00着、これで九頭竜線9:08発九頭竜湖行きに間に合います。
上記のバスは福井駅到着予定が8:58で遅れを考慮すると若干微妙なところなので、うまくいきそうだなと思っていたのですが、いざ乗り場に行くと、駐車場自体にテントやイートインスペースがあります。
貼り紙を見てみると「桜まつり期間中は丸岡バスターミナル発着となります」と。
臨時ダイヤはホームページにも載らないくらいの情報なので要注意
これは現地で初めて知る情報だったので、大慌てです。
すぐさまGoogleMapで調べて急いで歩いていきます。
ターミナルまで徒歩10分ほどだったので助かった
幸い徒歩10分少々だったので、丸岡バスターミナル発は8:20ということもあり間に合いました。
まだバスは森田栄町を通過したのが8:40過ぎだったので、こちらも乗り換えを選んで正解でした。
福井市の足羽川での夜桜シャトルバスも沢山出ていたりとまつり期間中はダイヤを変えたり臨時便出したりする反面、混雑や迂回といったことも想定する必要があるので、より現地情報を集める大切さを知りました。