新幹線の乗客はコロナ前の半分くらい?
3月8日(月)浜松6:20発のこだま808号に乗車
今回は大人の休日倶楽部パスを使っての旅行でした。
浜松駅発車時
私は自由席車両の2号車に乗りました。
この列車は平日は7号車が普通車の指定席、8~10号車がグリーン車、1~6と11~16号車が自由席という編成です。
乗客は出入口に近い5,6,11,12号車付近に集中するので、この時点では2号車には数名程度という感じでした。ただこれは昔もこんな感じで、ビジネスで行かれる方はこのあとのひかり号に乗って行く率が高いです。
掛川駅発車時
静岡県内には、浜松・静岡・三島・熱海の他に、1988年3月に掛川と新富士が開業して合計6つも駅があります。ただし、のぞみ号は1本たりとも止まりません。
この当時のJR東海の新幹線は12両編成がメインに減車されており、13号車~16号車のところには屋根がありません。
この日は雨が降り続いていたこともあり、1~6号車側に人が集中します。
この駅では磐田や袋井から乗り継いできた人も多いのですが、あまり乗る人はなくて、まだ1割程度の乗車率。昔は3割近くになったものですが。
静岡駅発車時
政令都市である浜松と静岡の間だけ乗車するお客様は一定数います。
東海道線で行くと1時間15分くらいかかるので新幹線で25分前後でいけるのは非常にありがたい存在です。この区間は途中に掛川駅がありますけど、それ以前より設定されている特定特急料金で行くことができるので利用者は多いです。
ただし特割のような切符が存在しないので若干高いと感じる人も多くいます。
そんなわけで静岡駅では降りる人もそこそこいる中東京方面に向かう人もまた多く乗ってきます。
これで概ね窓側の席は全て埋まりました。
新富士駅発車時
新富士あたりからは徐々に東京方面に出勤する乗客があらわれてきます。
以前は静岡を出発時点で7割程度、新富士駅で8割程度の乗車率になっていたのですが今回は5割程度にとどまっています。
雨模様ということもあって富士山はほとんど姿を見ることができずじまいでした。
三島駅発車時
三島からはいよいよ通勤として利用する人が多く乗ってきました。
実際に東京と三島の間を走る新幹線が多く設定されています。
ただ今回は思った以上に人が乗る気配がなくて、せいぜい通路側の座席が埋まるくらいですから6割程度の乗車率となります。
以前ではこの辺りから座席がほぼ埋まってくる感じでした。
この新幹線の前は10分間隔で走っているくらいですから、相当多くの需要があるのだと考えられます。
熱海駅発車時
熱海駅では伊東方面から通勤で使う人たちが乗ってきたりします。こちらはもともとそれほど乗り降りがなかったのですが、今回もそこそこ乗ってくるくらいであまり大きな変化はなかったようです。
それは前後の新幹線が三島始発ということもあって座りやすいほうの列車を選ぶ傾向があったのだと考えられます。
小田原駅発車時
小田原駅に到着すると車内のアナウンスで、普通車指定席の7号車について空席がある場合は自由席特急券を持っている人でも着席できるようになりますのでご理解ご協力をお願いしますということでした。
朝の通勤時間帯についてはこのようなサービスを行って着席機会を増やす試みが行われているのでしょう。それくらい階段からすぐに乗ることができる7号車付近は賑わっています。
ただこちらの2号車では相変わらず7割程度の乗車率にとどまっています。
新横浜駅発車時
新横浜駅に到着した際も9時までに発車するこだま号やひかり号については普通車指定席の空席に自由席特急券や定期券で座ることができるとのアナウンスがありました。
確かに横浜線の混雑ぶりは半端なく、そこから新幹線に乗って品川や東京へ向かう通勤客は意外と多いことは知っていました。
一定数の乗客は新横浜駅で降りましたが、予想通り新横浜から乗ってくる乗客が多くて乗車率は6割を超えるくらいのまま品川へと向かっていきます。
品川駅発車時
さすがに品川駅まで来ると降車するお客様が多くいて終点東京まで向かうのは2割程度まで減ってきました。
荷物を見ていると大きな荷物を持っている人が少ないので、品川から京浜急行に乗り換えて羽田空港へ向かう人はそれほど多くないと推測されます。
ですので品川近郊に仕事に行かれる方が多く降りたということでしょう。
ここからは頻繁に京浜東北線や山手線の車両とすれ違うのですが、通勤ラッシュの時間帯にも関わらず一部の列車では空席が目立つ所もあったり結構不思議な感じがしました。
今までの意識ではどこへ行っても人が身動きできないくらいの混雑ぶりだったのでさすがに人の動きが少ないなということを感じました。
ただオンラインで解決したというものではなく、単純に移動してまで行う仕事ではないと判断されたものが多いのでしょう。