東海交通事業 城北線
存在感の薄いローカル線
名古屋から中央本線の勝川駅に向かう途中、左側に高架の線路が見えてきます。駅もあるのですがその先でレールはぷっつり切れて勝川駅に着きます。
これが東海交通事業城北線の勝川駅の存在感です。
徒歩連絡で8分ほどの距離
上の写真は中央本線ホームのドアが開いてから城北線のホームに立つまでの距離を歩いて計測したものです。
それこそもうちょっと高架を伸ばして中央本線と合流させればよいのに・・・と思うのですが、どうみてもこれ以上この路線に金をかけることはなさそうです。
1時間おきに1両のディーゼルカーが
やってきた列車は1両のディーゼルカー。JR東海では一昔前に引退したキハ11型の車両です。しかも降りてきた乗客はゼロ。
折り返しの枇杷島行きは10人ほどの乗車。
枇杷島までは速いけど高い。
この区間を比べると、名古屋で乗り換えが必要な東海道本線・中央本線経由は約30分で330円。一方この列車ですと16分で450円。
とはいえ枇杷島はJRの普通列車しか停まらない駅ですので、やはり名古屋に向かうには乗換を要します。
もともとは貨物輸送のバイパス的要素が強かったようですが、勝川側ではJRとつながることもなく高架の複線は勿体ない感満載です。
枇杷島では降車証明書をもらう。
ちなみにICカードは使えないので現金払いのみです。
列車はワンマン運転なので後ろ乗り前降りとなります。
JRは自動改札になっているので、降りる際は車内で精算をして降車証明書をもらい、乗継の時はそれを見せるなどして精算するのでしょう。自動精算機を使う為の策で磁気付きの降車証明書になっていました。