名古屋からJRで浜松・弁天島に安く行く方法

ひとり旅

名古屋から豊橋を超えて潮干狩りで有名な弁天島や、餃子やうなぎ、そして楽器の街でもある浜松に来る時に便利なきっぷを紹介します。

豊橋往復きっぷや名古屋往復きっぷを有効活用

もちろん両方向に有効ですので、浜松や豊橋方面から名古屋往復のきっぷもあります。

名古屋~豊橋は名鉄と競争

同価格の割引きっぷでしのぎを削る

結論は名古屋と豊橋間のお得なきっぷの活用となります。
JRも名鉄も同価格で販売をしています。平日1,780円 土休日1,560円

JR 豊橋往復きっぷ

名鉄 なごや特割2平日・なごや特割2土休日

これ以降はJRのきっぷのみ解説していきます。

有効期間は当日限りなので注意

名鉄は翌月1日(土休日タイプは土休日しか使えない)まで有効ですが、JRは当日限りという制限があります。
なお、金券ショップでは名鉄は最長3ケ月有効(概ね3,6,9,12月末で区切られる)のきっぷを、JRは最長一ヶ月ですが、平日有効の割安版ですので土休日用には割高になります。

乗り越しすると全部無効扱い。ではどうすればいい?

このきっぷは、豊橋~二川(東海道本線)、豊橋~豊川(飯田線)のいずれか1駅までが有効となります。
乗り越しについては、例えば名古屋から乗ってそのまま浜松で降りて二川からの差額510円を払えばよいわけではありません。この場合は全てが無効になり、名古屋から浜松までの乗車券代1,980円を支払うことになります。
あらかじめはみだす区間(二川から先、あるいは豊川から先)のきっぷを事前に購入して所持していれば大丈夫です。


実際の乗り方(行き)

名古屋駅で切符を買う

名古屋駅の自動券売機にある割引きっぷの項目から選んで購入します。
行きと帰りの2枚がありますので間違えないように!
行きの切符で自動改札を通ります。

豊橋駅発浜松方面行きの10~15分くらい前に豊橋駅に着く列車に乗る

快速列車は豊橋駅止まりが多く、豊橋から浜松の間に比べて本数も圧倒的に多いです。豊橋~浜松は20分間隔くらいなので、浜松行きの発車時間より10分~15分くらい前に着く列車に乗れば下車、購入、乗車まで間に合うと思います。

豊橋駅を行きの券で出ます

豊橋駅に着いたら、一旦自動改札を行きの券で出ます。

豊橋駅の自動券売機、あるいは駅近くの金券ショップで浜松方面行きの切符を買う(片道)

あまり時間が無い場合は、豊橋駅の自動券売機で買います。
浜松駅までならば駅の東西出口どちらとも降りたところに金券ショップ(自販機付き)がありますので、ここで買えば概ね50円ほど安く買えるはずです。

豊橋駅で浜松方面行きの列車に乗る

今度は先ほど購入した切符を使って自動改札を通り、浜松方面行きの列車に乗ります。

浜松や弁天島駅を豊橋駅で買った切符で出る

目的地で降りたら、上記の切符で自動改札を出ます。

これで土休日に乗車した場合の金額差を比較しますと
通常 名古屋⇒浜松 1,980円
割引 名古屋⇒豊橋 780円 + 豊橋⇒浜松 680円 = 1,460円
(520円おとく)
通常 名古屋⇒弁天島 1,690円
割引 名古屋⇒豊橋 780円 + 豊橋⇒弁天島 420円 = 1,200円
(490円おとく)
となります。(金券ショップを使わず通常購入の場合)

実際の乗り方(帰り)

駅の券売機か近くの金券ショップで二川駅行きの切符を買う

浜松駅ならば駅の周りには沢山金券ショップ(自販機あり)があります。自販機ですとなかなか二川行きはないですけど、対面販売なら可能性はあります。

二川駅行きの切符で改札を通る

二川までの切符で自動改札を通ります。

名古屋方面の列車(名古屋まで直通でも可)に乗る

浜松駅からの場合、ほとんど豊橋行きです。今度は豊橋駅では改札を出ることなく、最初に買った「豊橋往復きっぷ」の「かえり券」も持ったまま名古屋方面の列車に乗り換えます。

名古屋駅に着いたら、二川駅行きの切符と「かえり券」を一緒にして人の居る改札口で渡して出る

名古屋駅に着いて改札を出る時ですが、豊橋往復きっぷのかえり券は乗車時に改札を通っていませんので、「浜松あるいは弁天島から二川」のきっぷと一緒にして「駅員さんのいる改札口」を通って渡してください。これで通ることが出来ます。
帰りは、二川までのきっぷで通ることが出来ましたので、
浜松までならば 1,290円と690円おとくに
弁天島ならば 1,110円と580円おとくに なります。
往復では浜松ならば520+690=1,210円、弁天島ならば490+580=1,070円と昼食1回分十分に節約することが出来ます。


行きが浜松方面直通の場合の違い

行きが浜松方面直通の場合や節約第一の場合は二川駅まで行きます。
二川駅では次の列車までの待ち時間が最低で12分、日中の最長は26分あるので、時刻表をよく確認しておきましょう!

豊橋ではなく二川駅を行きの券で出ます。

二川駅までは改札を出る必要はありません。(豊橋駅で降りてしまうとその先は無効になってしまいます)
二川駅で豊橋往復きっぷの行きの券を自動改札に通して出ます。

二川駅の券売機で(金券ショップは無いから)弁天島や浜松までの切符を買う

弁天島駅までは330円、浜松駅までは510円の切符を購入し(ここで往復乗車券を買っておくのが良いでしょう)、その切符で目的地へ向かいます。

これならば往復で浜松まで1,380円、弁天島まで1,160円の節約になります。

おススメのサイト

実際に使って詳細に書かれている記事も沢山ありますが、手前味噌で恐縮ながら私の書いたものを貼っておきます。

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