往復するだけで、往復運賃よりはるかに安い!南伊豆フリー乗車券

鉄道旅行
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交通状況は20年前とさほど変わらず

昭和天皇など歴代の皇室が利用されてきた伊豆須崎の御用邸や、河津桜で有名な河津町といった南伊豆の観光をする場合、伊豆急行で伊豆急下田に着いてからの足は車が無いor運転できないとなれば路線バスに頼ることになります。

JR東日本の南伊豆フリー乗車券が爆トク・但し前日までに購入

きっぷの概要ページはこちら

往復の乗車券と、伊東から伊豆急下田までの伊豆急行線、南伊豆地区を走る東海バスがフリーになった2日間有効のきっぷです。
東京から伊豆急下田往復ですと7910円(IC計算)ですが、これが6270円と1640円も安くなって、バスが乗り放題になります!
私の住む浜松からですと小田原から利用するものを購入する手があり4490円かかりますが、実は小田原~伊豆急下田を往復するだけでモトが取れてしまいます。
注意するのは、前日までに購入というのが条件です。
新幹線は利用出来ませんが、在来線の特急列車であれば特急券を別に購入すれば利用することが出来ます。普通列車のグリーン車も同様でグリーン券を別で購入すれば利用出来ます。

ルートは変わらないので、19年前の今日にタイムスリップして

19年前は朝雨が降っていました。新幹線で小田原に行き、根府川で列車の撮影をしながら向かいました。
上が特急東海、左が寝台特急列車富士、右が東京からの臨時特急踊り子観桜号になります。

伊東からは今は無き100系電車に

定期列車の後に、臨時列車の河津行き快速列車が運行されていました。
ちょうどこの時期に伊豆急行の主力であった100系タイプの電車が廃止になるのが決まっており、特別塗装で桜色をあしらったものが出ていました。

河津桜はこの頃から全国区

河津桜の季節にはあちこちでイベントが開かれたりしています。よく調べていけば無料でふるまわれるものとか、安く買える食べ物もあります。
桜はトップの写真にあるように、菜の花とコラボしているところが多いです。
川沿いに歩いていく中で、さくらの花の塩漬けを入れたお茶や、イノシシ肉の入った猪汁、カニの入ったかに汁とかをいただいてきました。
上にある菜の花は、下田から石廊崎方面のバスに乗って日野バス停で下車、徒歩3分ほどで行ける広大な菜の花畑で撮影したものです。

弓ヶ浜海岸の見どころ

下田駅からバスで休暇村方面に向かい、休暇村下車して少し歩くと弓ヶ浜が見えてきます。
その名の通り弓のようにきれいにしなった海岸線です。
晴れて暑くなってきたところに花も咲き誇り、いっそうまぶしく感じますし、先ほどの菜の花畑はこのバスルート上にあります。

石廊崎漁港や爪木崎海岸に足を延ばす

日帰りで目いっぱい遊ぶつもりでしたので、石廊崎漁港に行ってから下田に戻り、さらに東に向かい御用邸のある須崎や、爪木崎海岸を見て下田駅に戻ってきました。

帰りはリゾート21に乗車

東京へ直通する特急列車が行ってしまえば、下田駅といえども静かになります。
帰りはリゾート21電車の展望席に乗ってもあたりは真っ暗というのが多いですが、一般席の座席が広いので、ゆっくり休んでいける感じです。
だいたいが伊東で乗り換えるパターンになり、運が良ければ伊東発で東京方面直通する列車もあります。

この当時は日曜でもホームライナーが2本以上あった

三島から静岡には371系電車(特急あさぎり号・小田急乗り入れ)のホームライナーで移動しました。
今は沼津~浜松・豊橋と走る373系電車のホームライナーが土日も1本走っていますが、当時は休日が静岡止まりでした。
あさぎり号の車両で、2階建て車両の2両あるグリーン車の下は普通車扱いでしたので、ここの一人掛け席でゆっくりしていくのがよくあるパターンでした。

スマル亭のそば、今は無き300系新幹線

静岡駅で降りて、スマル亭を目指し、つけ麺ならぬつけ蕎麦を食べてきました。
沢山かかっているのは、桜エビとシラスの天ぷらです。
最後は静岡~浜松をひかり号に乗りました。当時はまだ300系が現役で走っていましたが、あっという間に座を終われてしまいましたね。

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