日本のケーブルカー02:叡山ケーブル

ひとり旅

こんにちは!ひとり旅アクティブ系ライターのDJRかもちゃんです。

今回は、比叡山に行くケーブルカーのうち、京都側からの叡山ケーブルについてです。


実は12月初旬から3月下旬までは運休

出町柳からの叡山電車は年中走っていますが、先のケーブルカー、ロープウェイ、シャトルバスについては、冬季運休となっており、冬に比叡山へ行く場合は、坂本ケーブル利用となります。同様に京都駅から直通のバスも運休になります。
鞍馬と八瀬と2系統の電車がありますが、八瀬方面の電車に乗っていき、だいたい15分くらいで終点の八瀬比叡山口駅に到着します。

ケーブル駅までは少し歩く

ケーブルカーの駅までは川を渡ったりと少し歩きます。
近くに青もみじなどで有名な瑠璃光院があるので、特別拝観と合わせて訪れるのも良いでしょうね。

ケーブル駅に到着

平日は20分間隔、休日は15分間隔で動いていて、1.3キロの間に561メートルもの高低差があり、これは日本で一番の高低差を誇っています。
最大勾配も28度くらいなので、スキーの上級コースみたいですね。

階段をあがっていくと結構しんどいです・・・。
距離は長いものの、途中に駅はありませんので、中間で行き違いをするくらいです。

かなり年季の入ったものということは、比叡山を結ぶ路線としての重要度がわかります。京福電気鉄道の運営なので、母体はしっかりしてます。

山道をひたすら登っていきます。

木陰に入ったりしながら、すでに勾配は350パーミルを指しています。最大が560パーミルなので、これでもまだ序の口といったところか?

中間点ですれ違い

無事に(当然ですが)行き違いをしました。こういう区間では、草刈りもこまめにやらないといけないでしょうけど、すごい重労働だなと思います。。。

ようやく終点が見えてきた。

乗車時間は9分ほど。温度も多少なりとも下がってきた感じです。

ケーブル比叡駅に到着します。さらにここからロープウェイで比叡山の山頂へとのぼります。


叡山ロープウェーも京福の運営

こちらのロープウェイは長さが500m弱で、時間に3~4本の割合で運転しています。駅はケーブル駅の横にあるので、ちょっと歩けば着きます。

空中を行きますので、車両も凸凹したものではなくなります。
ここも山の中にあってひっそりとしていますが、紅葉の時や初詣(この正月3が日の時だけは臨時に動くようです)は混むでしょうね。

あっという間に京都の町並が遥か彼方へと小さくなっていきます。
3分ほどで比叡山頂駅に着きます。
駅自体がガーデンミュージアム比叡という施設になっており、そこを5分ほど歩いていくと、比叡山のシャトルバス乗り場になります。

ここから延暦寺各方面へ

西塔や横川中堂方面のバスに乗り換えていくと、広い延暦寺をぐるっと回ることが出来ます。

おすすめなきっぷ

叡山電車で往復するならば、比叡山延暦寺散策チケット(延暦寺巡拝券付き)
シャトルバスなし・・・2400円
シャトルバスあり・・・3400円

詳細はこちら。

京阪電車乗り放題で、坂本ケーブルにも乗っていくならば、世界遺産比叡山延暦寺散策チケット(延暦寺巡拝券つき)が3900円であります。

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