安平町第4回ひまわり音楽祭

ひとり旅

今年は震災復興の位置づけとして開催

8月25日、羽田空港に泊まったのは朝一番でこのプレミアクラス用保安検査場を通って、プレミアムラウンジへ行くことが目的だったから!
今回初めてプレミアムラウンジを利用しましたが、椅子もワンランク広々として、白服のアテンダントさんが対応するなど、乗客の方々もワンランク高いなという印象。粗相のないように、おにぎりと味噌汁をいただきました。

この日のルートはレインボーブリッジやお台場がくっきり

南千歳で乗り換えて、普通列車で追分駅へ。次の追分まで一駅ですが15分かかり、信号場をいくつかこえていきます。
到着後、長い跨線橋を渡ると、ひまわり音楽祭会場のある鹿公園。しかしすぐ脇にはまだ入居者が沢山住んでいる仮設住宅もありました。

あの笑顔プロジェクトを覚えていますか?

今年の冬、小さな呼びかけから始まって、人々の輪を笑顔でつないだプロジェクトがありました。4倍以上の笑顔を集めてプロジェクトは成功しました。
でも、既に安平町の人口は8000人を大きく割り込んでしまっています。
音楽祭で安平町観光PR雪だるま大使でもある高橋涼子さんが涙ながらに語ったその一言も、復興の難しさを伝えるものでした。

毎回、雨が降っても開催時には不思議と止んで開催出来ているこの音楽祭、実は当日の朝も雨、リハーサル時や、2人の演奏が終わるころまでは時折横殴りの雨も降ってきて不安もあったのですが、徐々に持ち直してきました。
会場設営等運営にたずさわった十夢奏屋(とむそーや)の皆様や協賛のRapportさんはじめ皆様のおかげです。
そして、9組のアーティストさんと、この音楽祭の為に集まってくださった屋台の皆様のおかげで開催出来たんだなと強く感じました。

小寺聖夏さんの「羽」にこめた思い

もう一つ大きなこととして、厚真町出身のシンガーソングライター小寺聖夏さんが作成した復興ソング「羽」が披露されました。
テレビのドキュメントでも裏側取材が報道されましたが、東京で活動していく中で襲った故郷の災害、そして復興にかける思いをどう歌うのか。
この曲はとても長い曲ですが、彼女が聴いてまわって感じたことがそのまま歌になっています。

思えば、昨年8月の終わりに第3回ひまわり音楽祭が行われて、みんな笑顔で「来年また会いましょう!」と分かれて間もない9月6日の未明に起こった北海道胆振東部地震。
2週間前にいたあの場所が?

力強く音楽祭は行われて

後列左から、瑠愛さん、小寺聖夏さん、右が浅羽由紀さん
前列左から、高橋麻衣子さん、いくもまりさん、MIMOGYさん、高橋涼子さん、吉田秋絵さん、阿部静華さん

やはり今年も「来年、またここで会いましょう!」で終わる事が出来ました。

安平町道の駅D51ステーションへ

朝の雨で屋内展示になってしまいましたが、道の駅のD51や特急おおぞらを見てきました。ここはひっきりなしに車が出入りしていて、賑わっているな!という感じがします。

この日は札幌では北海道マラソンもありましたが、宿も札幌駅の近くに取ることが出来て、近くの六花亭でさくさくパイもいただきました。
翌日朝の飛行機は先得で買ったので、片道8980円と格安でセントレアまで戻ってくることが出来ました。

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