週末パス2日目②

 ひたち号は全車指定席で、チケットレスで購入すると300円引きになるのが特徴です。座席一つ一つにランプがついていて指定席予約済みの席は青、しばらくすると人が乗ってくるよと言うときは黄色、空席は赤色で表示されています。

 車内でも購入することはできますが事前に購入した料金より高くなるので予めチケットレスで購入するのが一番良いと思われます。

  青春18きっぷで常磐線を乗り通す人も多そうなので特急列車に変更して正解だったと思います。

ひたち14号で双葉駅へ

 10時13分に仙台を発車すると、次は38分後の相馬まで止まりません。

  津波で被害を受けた新地駅近くは相変わらず住宅も人も少ないようです。原ノ町と浪江に停車して、浪江から富岡までの今年の3月にようやく再開通した区間に入ります。

 車窓が急に普通の住宅地に変わりますが、よく見ると建物は普通にあるのですが立ち入り禁止区域にずっとなっていたこともあり、9年間放置されたままということがわかります。

 11時30分にリニューアルされた双葉駅に到着します。下車したのは私一人でした。

立ち入り禁止は解除されているとはいえ

双葉駅に設置されている放射能量測定計

日々のこのあたりの放射能量はこちらで確認できます。
今でも原発から南西方向に向けて高濃度の放射線量が観測されており、常磐線の沿線上でもそれが見られます。

次の普通列車がくるまでの44分で周囲を歩いてみます。

福島第一原子力発電所まで数キロの地点に降り立つ

国道6号線をまたいでみる

駅から東へ向かい、国道6号線を超えて、双葉厚生病院あたりから南下して、慰霊碑のあたりを通って再び駅へ。

❶HONDAサイトを利用すれば、平日15分200円で利用可能なシェアカー。
❷~❽放置されたままの住居や店舗が9年前の状態で残されています。一部は解体されていますが、屋根が崩れたりして仮補修した状態のものが多く見られます。

 カメラを片手に写真を撮りまくる青春18きっぷできたと思われる人も数人見かけました。 すぐ近くの国道6号線を通過していく車両は結構多いのですが、単に通過していくだけなのでしょう。それ以外の人通りは全くなく、開いているお店はもちろんありません。

 道路も家の敷地も草が無雑作に生えているだけです。本当にここへ戻ってきて復興するのだろうかという疑問を感じてしまいます。

歩いてみて思うこと

線量計を借りていけば良かったかなと思います。
実際に上記のホームページを見ると、歩いた地点の数値が1μsv/h超えてるところもありますし、除染土が黒の袋に入れられて積まれている近くならば、これまた数値も上がるはずでしょう。
この何もない状況下で戻ってきたところで、経済活動は何もないし、それこそリモートワークの場所として活用したほうが良いのかもしれません。

現実的には時間が止まったままの町です。
復興にかかわる人たちだけが乗降出来る(許可証制?)駅としたほうが良いような気がしました。
折り畳み自転車で走っていく人もいましたし、臭いがあるわけでもないから気づかないまま大量被ばくの可能性もあります。
安心して人が行き来しだしてこそ開放して良い場所だと思いました。

何というか無力感を感じました。

それにしてもあの原発事故で、目にするだけでもこれだけ多くの人たちが脱出せねばならなかったというわけで、あらためて恐ろしさを感じて背中が寒くなりました。

普通列車でいわき駅に

  12時14分発の普通電車でいわきへ向かいます。 E 531系の5両編成で乗っている客はほとんどが青春18きっぷの客と思われます。途中の大野駅、夜ノ森駅、富岡駅については18きっぷの客か原発関係の人が乗り降りしていきます。
 さっき書いたように、富岡~浪江あたりは通過扱いで関係者のみ臨時停車にて利用可能くらいで良いような?

 Jヴィレッジ駅で行き違いをしたりしながら、2012年に通った久ノ浜駅あたりに建物が増えてきたのに少しホッとしつつ、13時9分にいわき駅に到着します。

ひたち16号で水戸へ

 ここで昼食用のおにぎりとパンを購入し、13時23分発のひたち16号の車内で食べます。

 先ほどのひたち14号と同じく全車指定席になるので、 スマホで現在の空席情報を確認しながら余裕で空いている席に変更することも可能です。今回はそこまでする必要もなかったのでよかったです。

 ひたち号は停車駅がまちまちですがこの列車は停車駅が少なく6駅のみ停車して水戸に向かいます。 ぎりぎり100 kg に届かないくらいなのでチケットレスで720円で済みました。14時26分に水戸駅に到着します。

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