こんにちは!ひとり旅アクティブ系ライターのDJRかもちゃんです。
今回は黒部アルペンルート内に存在する、日本で唯一のトロリーバス路線について紹介します。
日本唯一で日本で最高地点にある鉄道
室堂から立山をぶちぬいて黒部ダム側を望む大観峰へと出る区間は、1996年にそれまでのディーゼルバスからトロリーバスに燃料転換されて、より環境にやさしい乗り物に変わりました。
室堂駅を一斉に出発
トンネル内は約10分の走行になりますが、途中で行き違いがあるので、何台かに分かれても同時に発車していきます。団体はどの車両と分けられたりしますが、個人は特に車両指定なく乗れました。
上のポールから電気をもらう感じですね
トロリーバスは見た目はほぼバスで、ゴムタイヤで走りますし、バッテリーが無くて上から電気をもらう電気自動車といった感じでしょうか?
もう1つあった関西電力の扇沢~黒部湖のトロリーバスが2019年から電気自動車に変わった経緯もあるので、のちのち入れ替わるのでは?と思われます。
この時間は3両でした。
途中で行き違いを行います。
このあたりだけはポールが両側に必要になるので、架線のメンテナンスとかも大変だなと思います。
破砕帯を通過
黒部ダムの歴史は破砕帯との闘いが多くを占めており、大量出水を食い止めるための技術が惜しみもなく投入された場所です。
その区間は青いランプで分かるようになってますが、わずかな区間を通過するのに1年以上の歳月をかけたのですから、自然の驚異恐るべしですね。
大観峰駅に到着
灯りが見えてきて、大観峰駅に到着しました。
ちなみにこの区間の値段は・・・2,200円もするんですねー!
大観峰からの黒部湖の眺め
大観峰駅の屋上にある展望台から黒部湖を見下ろすことが出来ます。
ここはこの場所しか見るものがありませんので、眺めを見終わったらロープウェイ乗り場へと急ぎます。