こんにちは!ひとり旅アクティブ系ライターのDJRかもちゃんです。
今回からは、11月2日に行った黒部アルペンルートの様子を伝えていきます。
その中で、日本のケーブルカー紹介の残り2つと、唯一のトロリーバスについても書く予定です。
今回は、富山から立山までの富山地方鉄道についてです。
6時12分発で立山に向かう
11月2日・曇。
予報では晴れてくる見込みだが意外に雲が多い。
富山駅は朝6時前だが、既に路面電車も動き始めており、金沢からのかがやきが早々に着いて東京へ運んでいくだろう。
富山地方鉄道はJR駅のすぐ脇にある
JR駅から3分位歩いて地鉄の切符売り場とかが見えてきます。
アルペンルートのチケットはネットで予約したものの、立山駅から扇沢駅までのものなので、富山から立山までは別払いになります。
1110円を払って改札を通る。地元のICカードしか使えないので、きっぷを見せてパンチしてもらう。
立山へ直通する電車は数が少ない
左が立山行き。この3分後に出る岩峅寺行きに乗っても、終点で立山行きに乗り換えることが出来るけど、そこそこの乗車率があった立山行きに乗っていきます。
いろいろとヘッドマークが
地鉄は有料の特急列車も走っていて、その歴史も古いので往年のヘッドマークが飾られています。
転換クロスシート、一昔前の特急くらいの設備
朝は10℃を切っていたので、軽く暖房が入っている。外国人客が多く立山へと行くのであろう。各駅停車なので、小さな駅でも律義に止まっていきます。
徐々に朝焼けから日の出へ
駅舎も駅名標もかなりくたびれた感じの駅を止まっては動きの繰り返しをしながら、分岐駅の寺田駅を過ぎる。扇状にホームが分かれるのは私鉄らしい。
ローカル駅をトコトコ走る
ウトウトしかけた頃に太陽が山の陰から現れてきました。
富山方面の電車と頻繁にすれ違いはじめ、対向車はジャージ姿の学生が多くいます。早朝の部活かな?
岩峅寺に到着。
昭和ムード満載の駅で反対列車を待つための停車。
奥のホームに3分遅れで出た列車が到着してきます。
それなりに立山へと行くとも乗ってきた
だいたいの座席が埋まる感じで出発していきます。
徐々に山越えの風情が
終点近くなって、標高も高くなり、川底もだいぶ深くなってきました。
まだ車の量はそれほど多いとは感じられません。
最終区間で一気に奥へと入っていく
本宮駅から立山駅までは4.8キロを11分もかかるので、気合を入れなおして走りだすという感じでしょうか。ここを過ぎると人家が一気になくなります。
対岸は橋もないまま立山に到着
一気に景色も広がってきて、川沿いをゆるゆると登っていきます。
紅葉も鮮やかになってきて、空の雲もすっかり取れてきました。
トンネルに入ったりしながら終点が見えてきます。
立山駅に到着
富山を出てから1時間10分ほどで終点立山駅に到着します。
全員一斉に降りてアルペンルートを目指していきます。
係員の方が居て、チケット引き換えの人は1Fの案内所へと誘導してくれます。
WEB窓口は1つだけだったもの、列車も先頭車の一番前から降りて進んだので迷う事もなく一番目で引き換え出来ました。
7:20到着で称名滝へのバスは7:30発ですが、バスに乗る人は15名ほどと意外に少ない(午前中は逆光なので人気がないのかも?)です。