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朝の赤電から夜の天浜線へ。小林から浜名湖佐久米まで

遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道を乗り継ぐ旅 ひとり旅
天竜浜名湖鉄道・浜名湖佐久米駅

朝の遠州小林駅から遠州鉄道の「赤電」に乗り、天竜浜名湖鉄道へ。2021年6月1日の記録は、浜松市内を南北に走る電車と、浜名湖の北側をたどるディーゼル車を何度も乗り継ぎ、夜の浜名湖佐久米駅へ向かう一日になった。

収録は全10パート、合計18,553秒。約5時間9分の走行音には、遠州鉄道1000形・2000形と天竜浜名湖鉄道TH2100形で移動した一日の流れが残されている。

遠州小林から西鹿島、そして天竜二俣へ

最初のパートは、遠州小林から浜北、西鹿島を経て天竜二俣へ。遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道を、西鹿島駅で乗り継ぐ区間だ。

遠州鉄道の鉄道線は新浜松から西鹿島まで17.8km、全18駅を結ぶ。赤い車体から「赤電」と呼ばれ、今回の収録データには1000形と2000形が記録されている。遠州鉄道の公式資料によると、2000形は同社で初めてVVVFインバータ制御を採用した車両。1000形とは車体デザインだけでなく、走行音の組み立ても異なる。

西鹿島では天浜線に乗り換える。天竜浜名湖鉄道の公式案内でも、西鹿島駅は遠州鉄道と天浜線が接続する駅として紹介されている。電車からディーゼル車へと車両が変わるため、音の違いを続けて聴けるのがこのストーリーの大きな特徴だ。

赤電を駅ごとに乗り継ぐ

天竜二俣から常葉大学前へ向かったあと、再び西鹿島へ戻り、芝本、新浜松、曳馬、助信、上島、八幡、第一通り、西ヶ崎、自動車学校前、積志、さぎの宮、美薗中央公園、小松、小林と、遠州鉄道の駅を細かくたどっていく。

本人の旅行記では、この日は遠州小林駅を起点に、遠鉄電車の全駅下車を目標にした一日だったと記録されている。ひとつの列車に乗り通すのではなく、途中駅で降りて次の列車へ乗るからこそ、発車、加速、減速、停車が何度も現れる。

夕方から夜、浜名湖の北側へ

後半は天浜線の西側へ移動する。奥浜名湖から西気賀、三ヶ日、アスモ前、大森、新所原へ。最後は新所原から寸座、都筑を経て浜名湖佐久米まで向かう。

天浜線のTH2100形は、公式案内によると2001年に登場した全長18.5mのディーゼル車。カミンズ製エンジンを搭載し、セミクロスシートを備えている。今回の写真にも、昼の列車から夕暮れ、夜の列車まで、一日の時間の移り変わりが残っている。

途中下車するなら

  • 西鹿島駅:遠州鉄道と天浜線が接続する乗換駅。電車とディーゼル車を続けて楽しめる
  • 天竜二俣駅:天浜線の中心駅。転車台や扇形車庫など、鉄道施設が残る
  • 三ヶ日駅:浜名湖の北側を巡る途中で立ち寄りやすい天浜線の主要駅
  • 浜名湖佐久米駅:浜名湖に面した駅。駅舎には喫茶店が入り、冬のユリカモメでも知られる

約5時間9分、二つの鉄道を聴き比べる

このストーリーでは、遠州鉄道1000形・2000形と、天浜線TH2100形を収録している。まず1パートずつ聴き、気になる車両や区間を見つけてから長く流すのもよい。

走行音から確かめられるのは、駅ごとに繰り返される発車と停車、電車とディーゼル車の違い、そして朝から夜へと続く長い移動の流れだ。公開資料で確認できない車窓や当時の車内の様子については断定せず、収録データと本人の旅行記に残る範囲で旅をたどっている。

聴きどころ

  • 遠州小林から西鹿島へ向かう、遠州鉄道1000形・2000形の走行音
  • 西鹿島で赤電からTH2100形へ乗り換え、天竜二俣へ向かう流れ
  • 新所原から寸座、都筑を経て浜名湖佐久米へ向かう終盤の天浜線

朝の赤電から、夜の浜名湖佐久米まで。二つの鉄道を乗り継ぐ一日の音を、ゆっくりお楽しみください。

今日のUto Utoは、こちらからどうぞ。

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