三岐鉄道北勢線、三岐線伊勢治田から徒歩移動で

ひとり旅

こんにちは!ひとり旅アクティブ系ライターのDJRかもちゃんです。
前回は三岐鉄道三岐線で終点の西藤原駅到着、折り返し後途中の伊勢治田駅で下車しましたので、ここからの続きです。


三岐線伊勢治田駅をあとに、北勢線の阿下喜駅まで歩く理由

三岐線で西藤原から近鉄富田へ戻り、近鉄電車で桑名へ行き、西桑名駅から阿下喜駅に行くのが通常のルートですが、これですと阿下喜からの折り返しに乗るのが16:45発になります。
それに対し、14:28着の伊勢治田で降りて、1.7キロ(GoogleMapで21分)を歩いて阿下喜駅を15:01発の列車に乗ればかなりの時間短縮になります。
というわけで、このコースを選んでみました。

伊勢治田駅を出発

西藤原からの場合、一番後ろの車両が出口に近いです。
駅員さんがいるので、一日乗車券を見せて通ります。
出たら道なりに線路を渡ると、広々とした駅構内の感じがよく分かります。

伊勢治田駅構内(右の線路が旅客用ホームへ)

阿下喜駅までは下り坂中心

国道306号線とクロスする手前。左にある車のところから来ています

道は狭いですが、そこそこ通行量が多いので気を付けて歩きましょう。
すぐにお寺(円福寺)が見えてきて通り過ぎると下り坂になり、国道306号線をクロスするあたりにミニストップがあります。
さらに下っていきます。

員弁川の橋を渡るあたりで平坦な道になるので、もうすぐです。
駅のすぐ横にセブンイレブンがあるので、補給するならこちらのほうが便利だと思います。
距離は1.7キロ、実際に歩いてみると19分かかりました。思ったよりも坂がきついので、逆ルートをいく人はそこそこ体力削られると思います。

北勢線阿下喜駅

記憶が無いなと思ったら、2006年に駅舎が建て替えられていました。
駅員さんが見当たらなかったので、自動改札が通れずやきもきしましたが、券売機の近くに自動精算機があり、ここに切符を置いてボタンを押すと、係員さんの声が聞こえて、遠隔で切符をカメラで確認した上で自動改札機のロックを外してくれました。

軽便鉄道と同じ線路幅の列車がここにも

四日市あすなろう鉄道と同様に、近鉄から売却された路線ですが、四日市あすなろう鉄道と同様に線路幅が762ミリの軽便鉄道規格になっています。
色は三岐鉄道カラーの黄色にオレンジの帯ですね。

ダイヤは1時間に1本、通勤通学時間帯が1時間に2本。
途中駅の交換事情か、きっちりしたダイヤにはなっていませんね。

時間が無くて行けませんでしたが、すぐ横に軽便鉄道資料館がありました。かつての車両が置かれています。

阿下喜を出る時はせいぜい3人くらいと閑散としています。
線路幅の影響か、ロングシートでも、何か狭い感じがします。

阿下喜から楚原までが山越え区間、うなる吊りかけモーター

ここの電車も吊りかけモーターなので、発車時の低いうなりがよく響きます。音を堪能するならば、阿下喜行きの電車が登り勾配が多いのですが、麻生田まではこちらが登り坂になるので、モーターがうなりっぱなしになります。

木陰に覆われた区間を細い線路が1本ひたすら走ります。楚原までは1駅5分と長いですが、ここから通学の高校生がドッと乗ってきて3両の車両がいっぱいになります。平成28年に野球で甲子園に出たいなべ総合学園高校はここにあるようです。

楚原駅では旧塗装車と行き違い

途中の東員駅で行き違いの7分停車。貨物も当然ながらちょっと小ぶりな貨車になります。

通学生を徐々に下ろしながら西桑名へ

馬道駅にて

途中駅からも桑名工業高校の学生が乗ってきたりしますが、徐々に降りて座れるようになってきます。

馬道駅を出ると、近鉄の複線とJRの単線を一気にまたいで、桑名駅のはずれにある西桑名駅に到着します。

鉄道むすめ「楚原れんげ」の等身大パネルが飾られていました。

ここから桑名駅まで徒歩4分ですが、雨も降りだしてきました。歩道橋を渡ったりと6~7分見ておいたほうが安心かもしれませんね。

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