05/18 丹後半島へ普通列車の旅

ひとり旅
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青春18きっぷの使えない時期にこそローカル線の旅

コロナ禍という言葉さえも死語になりつつある中、青春18きっぷなどフリーきっぷの利用期間になると特にローカル線は大混雑になります。
あえて、そういう時期を外してローカル線に乗りに行くのが良いのではと思います。

浜松6:01→名古屋7:27 東海道本線特別快速

浜松の始発下り列車は、青春18きっぷの時は8両あっても最初から混雑する場合もありますが、普段の利用であれば土曜日であっても端(特に後)は10人も乗っていません。この日もそんな感じで、豊橋からはさすがに通勤通学列車の色が濃くなりますが、概ね落ち着いた乗車率でした。

名古屋7:43→四日市8:17 快速みえ51号

名古屋からは7:36発の普通列車に乗り換えれば、乗り換えなしで亀山まで行くことができますが、実は次の八田で9分も停車して快速みえ51号に抜かれるなどかなりだるいので、混んでいるとはいえ、快速みえ51号に乗ります。
2両編成で前の6列24席が指定席なので自由席は座席も埋まっています。
ちなみに指定席のうち1番の4席はボックス席の進行方向反対側にあたるので、当日になると座席が開放されるようです。

結局立っていきましたが、運転席近くだったので、単線と複線を繰り返すさまをみているとそれほど飽きることもなく、桑名である程度下車して座席は空きます。そのまま四日市まで乗っていけば、16分も先着することになるので、ひと息つく時間も持てました。

四日市8:33→亀山9:00 関西本線普通

普通列車が到着。313系の2両編成ですが、既にかなりの人が下車したので空いています。
河原田で高校生が降りたのでさらに静かになってのんびりと西へ西へと向かいます。
亀山駅は改札のある一番線に到着。ここから跨線橋を渡っての乗り換えです。

亀山9:09→加茂10:34 関西本線普通

待っていたのは、キハ120系の2両と思いきや、まさかの先頭車両は回送扱いで切り離されており単行でした。
ハイキング客なのか、既に満席になっていますが、荷物を置いている人に空けてもらうなどして座っていきます。
次の関で少し降りたものの、柘植まで乗っていく人が多かったです。
そのあと伊賀上野で多く下車しましたが、乗る人もそこそこいて混雑した車内です。

加茂10:43→木津10:49 関西本線快速

長い混雑から解放されて大和路快速へと乗り換えます。
加茂からの奈良・大阪方面の列車は30分に1本で、亀山方面は1時間に1本。1両から8両へと変わるので随分と格差がありますね。221系8両に乗り、次の駅の木津で下車して学研都市線、昔でいうと片町線に乗り換えます。

木津10:59→四条畷11:44 学研都市線区間快速

木津で乗り換えたのは、区間快速列車の西明石行き、207系の7両編成です。
途中の四条畷まで各駅に停車していきます。
西木津を出ると近鉄京都線が近づいてきて祝園、ここから京田辺までつかず離れずの距離感を保ちながら進んでいき、松井山手駅を境に大阪府に入ります。次の長尾までは昭和の時代はディーゼルカーが走っていましたが、今は電化されて乗客も増えています。各駅とも次々と乗車してきて四条畷へ。

四条畷11:56→尼崎12:34 東西線普通

ここから四条畷始発の各駅停車に乗り換え。こちらも207系の7両編成です。乗客もすぐにいっぱいになって、おおさか東線と並走しながら放出に到着。鴫野まで並走してから分かれていき京橋に到着。
ここで乗客が大きく入れ替わってJR東西線へと直通運転になります。加島駅を出るまでずっと地下区間を通っていき尼崎に到着します。

尼崎12:37→川西池田12:52 宝塚線普通

尼崎で宝塚線(福知山線)の普通列車に乗り換えます。やってきたのは321系の7両で、見た目は207系と同じですが、車体の下側に左右とも切れ目があるのが321系となります。
乗ってみるとモーター音がだいぶ違いました。この先の乗継に余裕があったので、途中駅で下車してみました。

川西池田12:56→西宮名塩13:08 宝塚線区間快速

区間快速は川西池田から各駅に停車していきます。
篠山口まで行く225系の6両編成でそこそこ混んでいます。宝塚で乗客が入れ替わり、トンネル区間に入っていきます。西宮名塩で降りてみましたが、インパクト的には次の武田尾駅のほうがトンネル内にある駅で良かったかもしれません。とりあえずコンビニがあったので昼食を補充します。

西宮名塩13:24→道場13:31 宝塚線区間快速

続いてやってきたのは区間快速ですが4両編成でした。新三田行きの223系で、さすがに両数が少ない分だけ混雑が目立ちます。
降りてみたのは道場駅。ここは神戸市ですが、唯一神戸市内駅の定義から外れています。
神戸市と思えないようなのどかな感じの無人駅でした。駅前に商店があったので、ジュースを補充します。

道場13:51→篠山口14:23 福知山線区間快速

道場からは207系の7両がやってきました。これで篠山口まで移動です。
三田と新三田で乗客が降りていき、あと乗っているのは乗継客と思われます。ここからは雰囲気も急にローカル線ぽくなってきますが、篠山口までは複線化が完了しているので結構速く進みます。

篠山口14:31→福知山15:37 福知山線普通

篠山口からは福知山行き223系のワンマン2両に乗り換えです。
ここからは単線になるので、途中の行き違いが何度かあり、柏原で9分、黒井で7分停まります。
福知山城を右手に見て山陰本線が近づいてくると福知山駅に到着します。

京都丹後鉄道一日乗車券を購入

京都丹後鉄道は一日乗車券が便利です。
2500円ですが、運賃が意外と高いのでモトは取りやすく、特に特急列車の自由席が利用できるのは大きいです。京都丹後鉄道の改札口にて購入可能です。
但し、4/25~5/10 ・ 8/10~8/20 ・ 12/20~翌1/15については利用が出来ませんので注意が必要です。

福知山16:14→宮津17:08 京都丹後鉄道宮福線普通

時間的には天橋立行きの特急にも乗れましたが、普通列車が目的ということもあり、後続の普通列車に乗ります。高校生が多く乗っていて、列車はディーゼルカーの単行と少々予想外の展開。
途中の大江あたりで降りると思ったらほとんどが終点の宮津まで行くという遠距離通学のようです。
もしくは部活の大会だったかもしれませんが、宮福線の各駅に停車して、大江を過ぎると長いトンネルを抜けていきます。

宮津17:15→西舞鶴17:50 京都丹後鉄道宮舞線普通

西舞鶴行きも同様に高校生が多く乗っていて、単行の車内は混んでいます。意外とインバウンドの乗客もいるようで、人気の由良川橋梁を渡るところでは動画を撮っている人が見られます。
西舞鶴駅ではJRのきっぷを持っていないと乗り換えが意外と面倒で、階段を上ったりしながら移動して切符を買うと時間的余裕が少ないです。

西舞鶴17:55→福知山18:29 JR舞鶴線・山陰本線普通

ちょうど福知山行き電車が入線してきたところでした。
今回初の113系2両に当たりました。思い切り飛ばすのと線形があまりよくないせいで実によく揺れます。舞鶴線内を走り抜けて綾部に到着、山陰本線に入ると幾分安定した走りに変わって福知山駅に到着。
待ち時間の間に、近くのラーメン店で夕食。なんかとても濃厚なスープで、レンゲが立つほどのインパクトでした。天下一品ラーメンをさらに濃くしたようなドロドロ感ですが、味はあっさりしてます。

福知山19:12→宮津19:43 京都丹後鉄道宮福線特急たんごリレー5号

今回の乗車目的である旧JR東海のキハ85系に乗ります。
KTR8500系の特急たんごリレー5号は2両編成で、先頭車が指定席、後ろが自由席です。この日は自由席は余裕で座れたので良かったです。
発車の時のチャイムも従来通りのままで、そのあとは肉声での到着駅などの案内になります。
高架で線形も安定している宮福線なので、まったりと過ごせました。

宮津20:19→豊岡21:43 京都丹後鉄道宮豊線普通

宮津駅で小休止をして、豊岡行きの普通列車に乗ります。
さすがにこの時間になると乗客も少なくなりました。
京丹後大宮でさきほど乗ったたんごリレー5号が普通列車西舞鶴行きとなった車両と行き違いをして、網野あたりからは片手ほどの乗客になります。
久美浜を過ぎて兵庫県へと入ると、無人の豊岡駅に到着。近くのホテルへと向かいました。

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