この日から北大阪急行千里中央~箕面萱野間が延伸開業
鉄道全線全区間制覇100%を維持するために、延伸開業したての北大阪急行千里中央~箕面萱野間に乗りに行ってきました。
ただ乗るだけでは面白味も無いので、大阪メトロ全線制覇や近鉄の週末フリーパスを使って京阪奈地区の乗りつぶしを久々にやってみました。
さっそく当日に北大阪急行千里中央~箕面萱野間を乗りに行く
先週と同じく浜松6:28発のこだま763号に乗車します。春休みに入ったせいか、先週に比べて倍くらいの人がいるのでは?といった感じです。
EX-ICを使ったので7号車の指定席(s-work指定)が利用できる為空いてました。
名古屋で今回のダイヤ改正で誕生した名古屋始発ののぞみ号に乗り換え。新大阪まで改正前よりも所要時間が15分ほど短くなり7時台に到着することが可能になりました。
新大阪駅の自動券売機で一日乗車券エンジョイエコカード(土日祝日用 620円)を購入します。
7:59発の箕面萱野行きは北大阪急行の車両がきました。この列車で一旦地下鉄の終端となる江坂にて下車します。
北大阪急行に入り、開業した箕面萱野駅へ
自動券売機で北大阪急行内のきっぷを購入して箕面萱野駅へ。乗客の半分くらいは鉄な方たちでしょうか?それでも普段利用として使う人が見られているのも不思議な感じがします。
とりあえずはこれで目的の100%維持が出来ましたので、あとは気ままに乗っていきます。
大阪メトロ一日乗車券
御堂筋線 箕面萱野→なかもず
折り返し列車で終点のなかもずへ。途中に新大阪、梅田、なんば、天王寺といった重要拠点を通るので10両編成の一番後ろの車両に乗っていますが常に混雑しまくりです。
天王寺を出て、長居やあびこでようやく座席が空いてくるような感じでした。
なかもず→天王寺→八尾南
なかもずからは折り返して天王寺に戻り、ここから八尾南まで谷町線に乗車します。
こちらも天王寺で人が降りていきますが、まだ終点まで9つもあるので平野あたりまでは座席がほぼ埋まっている感じでした。
終点直前で地上に出て駅の周りは車両基地になっています。
谷町線 八尾南→大日
そんな何にもない八尾南駅を出て大日まで谷町線の全区間に乗ります。
堺筋線の東を走っているのですが、南森町の手前で西に向かって堺筋線と交差、梅田に寄るように東梅田に停車し、再び東に転じて天神橋筋六丁目で堺筋線と交差すると淀川の東側を北東進していきます。
25駅52分と結構乗りでのある区間でした。
大日→太子橋今市→井高野
大日から2駅戻って太子橋今市で下車、今里筋線に乗り換えて井高野へと向かいます。
東京で言うならば都営大江戸線のようなちょっと小ぶりの電車が走っています。
3駅ほど走って井高野駅に到着。
今里筋線 井高野→今里
今里筋線は今里まで列車で作られたものの、そこから先は今里ライナーと呼ばれるバスに接続をしています。輸送需要が列車でまかなうほどでもないと判断されたのでしょう。
10駅23分で乗り通すことができます。
千日前線 今里→南巽→野田阪神
今里からは千日前線の南巽まで移動します。こちらはピンク色の帯の入った車両が4両編成で走るあまり目立つところがない路線です。鶴橋となんばの間は近鉄線と並行して走る感じです。
折り返しで野田阪神へ移動しますが、13駅27分で全区間乗車可能です。
JR東西線 海老江→大阪天満宮
野田阪神駅からは乗換案内の表示に従っていくとほどなくJR東西線の海老江駅に接続しており、そのまま同志社前行きの列車に乗りこみ、3つ先の大阪天満宮駅で降ります。ここで降りると案内看板に従っていけば地下鉄の南森町駅がすぐ近くにあります。
堺筋線 南森町→天神橋筋六丁目→天下茶屋
堺筋線は阪急線と接しており、千里中央や河原町方面に直通する列車も多いため阪急車両にあたる率も高いです。2駅先の天神橋筋六丁目で降りて、折り返しに乗車して天下茶屋行きに乗り換えます。
9駅13分と路線の中では思った以上に短いですが、阪急との乗り入れがあるので7両8両編成の車両で運用されています。
天下茶屋→日本橋→今里→井高野→蒲生四丁目
天下茶屋から折り返して日本橋に戻り、千日前線で今里に向かい、一旦井高野まで今里線を乗り直します(これは私的事情の為)。再び戻って蒲生四丁目で下車して長堀鶴見緑地線を目指します。
長堀鶴見緑地線 蒲生四丁目→門真南→大正
四両編成の小さな車両に乗り換えて門真南まで移動。もう少し延長して地上のモノレールとかに接続すると利用価値も上がりそうな気がします。これは今里筋線の井高野にも言えることですが。
大正まで全区間16駅32分を乗り通します。京橋・森ノ宮・玉造といった大阪環状線の駅と接続しているので、このあたりから乗り降りも多く混雑しています。意外とドーム前千代崎で降りる人が多いせいか終点まで行く人があまり多くなかったです。
大正→心斎橋→西梅田
大正から折り返しの列車で心斎橋まで移動し、少々長い通路を歩きながら四ツ橋線の四ツ橋駅に移動して、西梅田行きに乗車します。久しぶりに昔ながらの地下鉄っぽい車両に乗りました。
四ツ橋線 西梅田→住之江公園
折り返しで住之江公園までの全区間を乗車します。10駅22分で、半分は御堂筋線と並行するように走っていき、大国町までの各駅で接続があります。南海には岸里玉出駅がありますが、地下鉄は岸里駅と玉出駅の両方が存在するんですね。住之江公園に到着。久しぶりに来た感じがします。
ニュートラム 住之江公園→コスモスクエア
ここから長い上りエスカレーターを登っていきニューシャトルの地上駅に出ます。
列車の間隔は意外と短くて6分間隔で神戸のポートライナーと同時期に出来た自動運転の交通システムになります。ゆりかもめと同様に先頭車両は前面展望が楽しめるようになっていました。もちろん埋まっているので中間車両に乗車します。
地上区間の走行で港沿いを走るので大きな港湾施設の景色を楽しむことができます。
中央線 コスモスクエア→長田
地下駅のコスモスクエアに到着し、中央線へと乗り換えます。13駅28分ほどで地下鉄終点の長田に到着しますが、だいたいの列車は近鉄に乗り入れて生駒や学研奈良登美ヶ丘までいきます。
大阪環状線の丸い線形を串刺しにするように東西を結びます。
近鉄週末フリーパス
ここからは近鉄の週末フリーパスを活用します。
これを使うと近鉄の全路線が3日間乗り放題(特急料金は別払い)になります。
実際は土日を挟んだ3日間利用できるのですが、今回は日程が2日間しかないので1日分は捨てるような展開となります。それでも十分にモトが取れました。
なお、2024年4月1日より従来の4,400円から5,000円に値上がりしています。
あとは前日までの購入が条件となっているので、前の週に名古屋駅で降りた際に近鉄名古屋駅の自動券売機で買っておきました。
けいはんな線 長田→学研奈良登美ヶ丘→生駒
ちなみに近鉄週末フリーパスは自動改札機を通れるのですが、この長田駅に限っては大阪メトロの管轄ということもあってか自動改札は通れませんでした。
学研奈良登美ヶ丘行きの列車に乗り、新石切から生駒の長い県境越えのトンネルを抜けると生駒駅に到着。そこから新しい区間に入って学研奈良登美ヶ丘に到着します。
少し時間があったので、ずっと食事もできていなかったのを補充します。
コスモスクエア行きに乗車して生駒駅で下車。生駒線や奈良線に行くには専用の乗り換え改札を通る必要があります。
生駒線 生駒→王寺
反対側に位置する生駒線のホームには4両編成が発車を待っていました。夕暮れ時でそこそこ混雑しています。単線区間になるので、時折短い行き違いの為の停車をはさみつつ、11駅25分でJR線と合流して王寺駅に到着。列車は西端のホームに停まり、次の新王寺駅発は駅の東側に位置するので猛ダッシュで移動。
おかげで写真が この1枚しかのこせていませんでした。
田原本線 新王子→西田原本
何とかギリギリで駆け込みたい列車に乗ることができました。3両編成で新王寺、西田原本とどちらも他の路線とは接続していません。7駅19分と短い区間で、あまり目立つところもない路線ですが、橿原線の線路とニアミスするくらいになって西田原本に到着します。田原本駅とは目と鼻の先くらいで1分少々で京都方面のホームに移動できます。
橿原線・天理線 田原本→平端→天理→平端→大和西大寺
田原本から普通列車で平端まで移動し、天理線に乗り換えます。少し本線とは離れかけたホームで待っていると天理直通の急行(線内は各停)がやってきました。
天理教総本山を抱える駅なので団体用のホームがあり、その規模の大きさが分かります。
平端行き普通に乗車して、普通列車大和西大寺行きに乗り換えて大和西大寺まで各駅に停まっていきます。
京都線 大和西大寺→京都
大和西大寺から京都行きは各駅停車は4両編成で、夜20時を回ろうとしていることもあってだいぶ乗客は少なくなりました。
途中の新田辺で前に2両連結するなど何回か特急や急行の通過待ちをしていくので、京都まで1時間少々かかります。それもあってか乗る人は各車両に数人くらいです。京都駅に着くと華やかなホームが場違いに思えてしまいました。
京都→大和西大寺→近鉄奈良→新大宮
京都からの折り返しは特急列車を利用します。予定では大和西大寺で1分接続で快速急行に乗る予定でしたが、少し遅れたせいか接続無しで隣のホームから発車していってしまいました。
おかげで15分近く待って普通列車で奈良に向かい、遅い夕食を22時過ぎてから食べることになり、1駅戻って新大宮に到着、近くの宿へと入りました。