鹿児島空港行きのバスはとにかく混む!
鹿児島中央駅から鹿児島空港に行くには、連絡バスで直行すれば1,400円、40分ほどで行くことができます。確かに10分から15分おきにバスが出ていますが、まぁ待ち列もものすごく多くて、少し時間に余裕を持っておかないと積み残しが出るくらい混雑します。
このルートならば、時間は倍以上の1時間半かかるものの、まず間違いなく座れて1,130円ですむというルートを紹介したいと思います。
鹿児島中央6:56(日豊本線)隼人7:45
JRに乗ってまずは国分駅を目指します。
しかし乗るのは隼人行きなので、必然的に乗り換えが1回あります。これだけでもうイヤになる方は恐らく普通の感覚ですので、モノ好きな方専用といえます。
列車は2両で鹿児島を出ると次の竜ヶ水で9分も停車します。
竜ヶ水はそもそも普通列車もよく通過になるような駅で、しかも反対列車の通過待ちでこんなに長く停まるので時間のムダと思いがちですが!恐らくそれが正しい感覚だと思います。
鉄道好きな人こそこのルートの重要性が分かると思います。堂々と駅の探訪が出来たりします。1993年にはこの駅で大規模な土石流が発生して駅が埋まるという大被害が起きていますが、そこから立ち直って駅として活動しているという凄さを感じられます。
竜ヶ水を出ると通勤通学列車として重富、姶良、帖佐、錦江、加治木と停車していき終点隼人に到着します。ここで大半の乗客(主に高校生)が下りていくかと思いきや隣の列車に乗り換えていきます。
隼人7:47(日豊本線)国分7:51
乗り換える列車は隼人始発の国分行きというわずか1駅だけを走る列車です。
想像通りのディーゼルカーが2両で待ち合わせしており、多くの高校生が乗り込んでいきます。
乗り換えが終わるとすぐに発車して、青白い煙を吐きながら日豊本線上を走っていきます。
この列車は普段は肥薩線で使われており、恐らく隼人止まりの列車を使って国分まで走らせ、夕方に同様の国分始発隼人行きがあるので、そこまで待機させるのでしょう。
高校生にとってはそれが当たり前の乗り換えになっているのか、慣れたものでのんびりとホームに降りて改札を出ていきます。
国分駅8:07(鹿児島交通バス:470円)鹿児島空港8:27
空港へは駅前のバス乗り場からのバスに乗車します。これは垂水方面からの連絡バスですが、そこまで乗っている人はいません。ただ15人くらいは国分駅から乗車する人はいました。
路線バスなので途中で乗り降りする人たちにも付き合いながら20分ほどで鹿児島空港に到着します。