02/18 ②留萌本線 バスと列車で

ひとり旅

滝川駅14:26(高速るもい号 1,630円)留萌駅前15:43

札幌駅からの高速るもい号は定刻通りに滝川駅にやってきました。
ここである程度の乗客を降ろすと、残ったのは10名ほどとなります。
ここから留萌までは各地に立ち寄るので一般道経由で走り、北竜町で数人が下車しました。
車内はWiFiもあるので快適です。途中留萌本線の線路と並行する場所もあるのですが、雪の壁がけっこう邪魔をしていて大和田駅の貨車待合室らしきものが確認できた程度でした。

留萌市内に入ると市街にある4つのバス停に停車をしてほとんどの人が留萌駅前までに下車します。
自分と同業者らしき方はこの日はいなかったようです。
留萌バスターミナルに到着。その昔沿岸バスで羽幌方面からきたりしていたので距離感は身体が覚えていますが、風が強く冷たく身体に打ちつけてきます。
それでも0℃を少し上回っているせいか、氷がとけてビシャビシャになったところやツルツルになっているところを避けながら歩くと留萌駅が見えてきます。

留萌駅

前回訪れたのは増毛~留萌が廃止になるとの報道がされた頃なので、7年ほど前になります。
さらに寂れた感のある駅や駅前商店街の中に、列車を待つ人たちだけが妙な熱気を帯びているのが不思議な間隔です。
出発の15分くらい前から改札が始まりますが、北海道&東日本パスなどのフリーパスで来ている人たちばかりのようです。100人以上は並んでいるのが見えたのでハナから座る可能性はゼロでしたから出来るかぎり最後に乗ろうとします。

留萌16:17(留萌本線)深川17:15

列車はキハ54の単行。もうここにくることもないだろうなと思いながら留萌駅が後方に去っていくのをデッキに立ちながら見ていました。
各駅とも撮影をする人や乗り込む人がいて徐々に遅れてきます。
恵比島駅は明日萌駅というほうが馴染みがあるかと思いますが、当時の様子が垣間見える駅舎として廃止をむかえるようです。

残される区間へ

石狩沼田から深川の間は一応2026年3月まで残されますが、手前の真布駅までは名残を惜しむ人たちが多くいて、特に板べりの真布駅は1両分しかホームがないので窮屈そうでした。
所要時間的には留萌本線のほうが速い感じですが、乗り心地とかを考えると圧倒的にバスでしょうし、個人的には時間の問題だったんだろうと思います。

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